2/24②
遅ればせながら第4話の追加説明を……
※フレーム説明
森へと飛ばされたキミとアイツ。
キミたちはたき火を囲み、思い出を語り合う。
翌朝、キミたちは村を捜して川を下る。
だが見つけ出した村は戦場の跡だった。
そこに生き残りの子供が一人。
なんとその子供はあの【クロス】だった……
※補足
想いの具現化の結果として違う場所、違う時間に飛んでいる。
この世界では怪物と神が400年にわたり不毛な戦いを続けている。
キミの救世主としての最終的な役割りはこの戦いをとめること。
子供のクロスのいる時代に現れるのが、一つの可能性になる。
(子供のクロスを倒せばあの戦場は生まれない)
※次回展開予定
怪物である「あいつ」、神の子「クロス」、人の「キミ」。
あいつとクロスは反目しあうが、キミの仲介でひとまず仲間に。
戦場の村を離れ、反目しつつも旅立つことに。
世界を見るために旅をさせるつもりだが目的地はまだ未定
※まだ迷っている展開
①あいつは実は怪物軍の大将で、戦場の均衡を破るためにキミを召喚
⇒だとすると、伏線を仕込むべきかも
②あいつが怪物になっている理由をダークな感じにする
⇒展開が厳しくなる冒険者の方がでるかも?
ちなみに……
お題ストーリーに沿わなくなってきたら、フレームだけ参考に独自に進んでくださいね!
お題ストーリーはいわゆる『原作』的なものではありません。ご自分のストリー進行に沿う方が大事だと思います!参考程度に使ってください。
2/24
眠い。サイコガーデンもやっと投稿。ちょっと荒いかも……
は、さておき第四話です。ちょっと長いけど最後にびっくり展開を。
ご意見、ご要望はいつでもどうぞ!
第4話【キミのイセカイとカイコウ】
キミと『あいつ』は言葉少なに、二人並んで夜の森を歩いてゆく。
先ほどまでの戦場の喧騒は遠く離れ、今は漆黒ともいえる闇の中にいる。
もちろん夜の森とて安全ではない。この暗闇では方向も分からないし、夜にうごめく獣もいる。
だがあの戦場に比べればこの森は平穏そのものだ。
やがてキミたちは流れる水音を聞きつけ、月明かりを頼りに小さな川へとたどり着く。
川辺にはそこには小さな洞もあった。
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「今日はここでキャンプにしようか」
『あいつ』は慣れた様子で石を積み上げ、枯れ葉を集めて火をつける。
そこに倒木をくべてゆくと、しばらくして立派なたき火が出来上がる。
「疲れたろ? 少し火に当たって休んでてくれ」
『あいつ』はいとも簡単に川魚を調達し、手早く枝に刺して焼き始める。
しばらくするといい匂いがして、キミたち二人はしばらく無言で魚を食べた。
キミたちはたき火に枝をくべながら、月を見上げる。
なんだか心の中が透き通ってくるような不思議な気持ちだ。
「迷惑だったろ? いきなりこんなところに呼び出されてさ」
オレンジ色の炎に揺らめく『あいつ』の横顔。
それはキミの覚えているあいつの顔ではないが、時折炎の揺らめきの中にかつての面影が浮かぶ気がする。
「……それでも、私は嬉しかった。こうしてまたキミに出会うことが出来て」
目が合うと向けられる、柔らかな微笑み。それはかつての『あいつ』と同じものだ。
キミたちはたき火を眺めながら、少し昔の思い出を語り合った……
✄
翌朝、日の出とともにキミは目覚める。たき火はまだ燃えていた。
「……少しは眠れたかい?」
あいつの言葉にキミは微笑み、感謝の言葉を口にする。ずっと火の番をしてくれていたらしい。
キミはこれからどうするのか、どうすればいいのかをあいつに尋ねた。
「……実はここがどこなのか分からないんだ。ただこの空気、この森、キミのいう『異世界』である事は変わりない」
キミはあいつの言葉に少し微笑む。
キミはホッとしたのだろうか?それとも残念だったろうか?
「まずはこの川を下って、誰かいる場所を捜そう。森はとにかく危険だからね」
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キミたちは丸一日をかけて川を下る。
川や森に関しては、キミの知る世界と大して違いはない。
そこには魚がいて、奇妙な虫がいて、森にはけた違いの大きさの大木が林立し、キミの胴ほどもある蔦が絡まり、見たことのない美しい花々がある。
やがて夕暮れが迫るころ、キミたちは集落を見つける。
川べりに木と巨大な葉で作られた質素な家々が並んでいる。
だが様子がおかしかった……
近付いてみるとその理由はすぐに明らかになった。
そこは無人だった。
地面は血が染み込んだような、奇妙な色合いをしていた。
家々は破壊されたり、焼かれたり、奇妙な氷柱が刺さっていた。
ただそこには死体だけがなかった。
「どうやら、この村は襲われたみたいだな」
キミはゆっくりとうなづく。確かにここには破壊の痕跡しか残っていない。
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「この世界ではもう四百年以上もこんなことが繰り返されているんだ」
あいつは村の中に足を踏み入れ、この世界のことを語りだす。
「怪物と神々、どちらかが滅びるまでこの戦いが終わることはない」
キミはこの言葉の続きを理解している。
そしてどちらも滅びることはない。だから戦いは未来永劫続いてゆく。
――ガサッ――
不意に物音がした。
物音のした方を振り向くと、焼けた家の一つに一人の子供が座っていた。
年齢は10歳くらいだろうか? 金色の神、青い瞳、色白の肌、天使のような美しい容姿だった。
ただ着ている服は粗末で、血錆びのついた剣にもたれかかっている。
「生き残りがいたのか……」
あいつはその子供の所に向かう。
敵意がないのを示すために大きな手を手を広げている。
「……キミ、大丈夫かい? 言葉は話せる? 何があったんだい?」
そう矢継ぎ早に質問してからあいつはちょっと頭を掻いた。子供は反応もなくジッとあいつを見るだけだ。
「そうだね、急ぎすぎだね。言葉は分かるかな? キミの名前は?」
「……【クロス】」
少年は小さな声でそう言った。
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ここまで
補足とかはまた明日かく予定
2/21
はい。水曜日です。
第三話を投稿しました。
特にリクエストもなかったので、ほぼそのまま投稿です。
ちなみに冒険者の方の募集も何人かの方に打診中です。
皆様もお知り合いの方で、どなたか興味ありそうな方、ただ参加してほしい方おりましたら、誘ってくださいね!
あとタイトルというかコピーをインフォメーションに載せてますが、まだの方、私が忘れている場合などは遠慮なく言ってくださいね。
あとはなにか楽しむ工夫があればそれもまたお願いします!
とにかくこの物語を連載中は、書くことが楽しいというのをメインにした企画にしたいと思っております。
あまり関係ありませんが、これを書くようになってから、私もモノノ怪クリニックの第三話が不思議と進みだしました。
2/19
参加者の皆様には書く方を楽しんでいただけているようで、ちょっと安心しております。ちなみにプロローグ、本日時点で268人もの方々が読みに来てくださっておりました。書く人を引いても結構な人数に読んでいただけているのでは、と嬉しく思っております。
こちらでは引き続き地味に、あまり目出たないように、楽しんでいきたいですね(笑)
ということで、投稿分をご自分の作品として発表するのはオッケーです。ここと違い、応援コメントのやりとりも出来ますので!
あとバックアップも兼ねられますからね。
2/18
冒険者の皆様から集まったお話、どれもすごく面白いです。ええ。もちろん全部追っかけてます。
たぶん皆様も同じ思いかと。本当は全ての話にコメント返信したいのをグッとこらえております。
いや、なんかこの形式はあまりに反応がうかがえなくて、さびしく思っているのではと心配になりまして。
なんかこの辺も考えたいですね!
2/17
プロトタイプが出来ましたので投稿します。
変えてほしいところなどありましたらお気軽に。
そして本文投稿前にちょっとだけ。
今回のパッチワーク~、異世界転生モノとして書いてますが、ご存知のように私もまたこのジャンルは初めてです。現代ファンタジーは書いてもバリバリのファンタジーは書いてません。それにあまり読んでないと思うんですよ、今さらですが。
なので、修正点ありましたら、ホントお気軽に言ってください。
あと以下で、この世界で出会った人を『あいつ』と呼称していますが、なんかしっくりきません。キミに対してなんと呼ばせればいいものやら。誰か教えてください。
ということで次週のお題です。
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第2話【キミのタタカイとハイタイ】
(あんな化け物みたいなやつをどうやって倒せって……)
キミはクロスを見て絶望を感じる。かなりの距離があるというのに、クロスの存在感はずば抜けている。
三メートルを超す堂々とした体躯と、鋼のような筋肉、まばゆいプラチナに輝く鎧、さまざまな魔法が絡まった美しい大剣。
彼は群がる怪物たちに容赦なく大剣をふるい、その一撃のたびに無数の怪物が血の糸を引いて打ち上げられる。
同時にクロスの周囲では巨大な氷柱が立ち上がり、竜巻が怪物たちを次々に切断し、球体の炎が戦場を焼き尽くし、さらに上空からは雷が容赦なく降り注ぐ。
その光景はまさに神話の戦い【ハルマゲドン】を思わせる。
(こんな戦いに加わるなんて……)
と、不意にクロスが顔を上げた。
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これだけの距離があるというのに目が合ったのが分かった。
「あ、やば!」
そう言ったのは、キミではない。キミは声を出すことも忘れていた。
クロスはゆっくりとした動作でキミに向き直り、届くはずのない大剣を振り下ろした。
その剣から破壊の固まりが放たれた。
空間をまでも切り裂く風、すべてを焼き尽くす炎、動きを封じ込める氷雪、回避不能の雷。
それらが混ざり合い、禍々しい銀色の竜巻となってキミに襲い掛かる。
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まだここに来たばかりだというのに……
まだここのことを何も知らないのに……
まだここでなにも成し遂げていないのに……
キミは迫りくる破壊の固まりをみつめる。
身近に迫る死を見つめる。
その破壊の固まりはあの『トラック』のようだ。
キミがこの瞬間感じるのはどんな【想い】だろう?
だがその【想い】がどのようなものであれ、それはもはや回避不能だ。
キミはその光景を締め出すように、目を閉じようとする。
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「……ちゃんと、目をあけてろ……」
怪物と化した『あいつ』がキミの前に立っていた。
キミの前に立ち、大地を踏みしめ、両の手を広げていた。
それはまるで破壊の固まりを一人で受け止めようとしているようだった。それはまるでキミを全てから守ろうとしているようだった。
「……ちゃんと、見てろよな、キミを守るところをさ……」
キミは混乱する。
なぜ? なんだってそんなことを? 自分なんかのために……
『あいつ』は最後に少しだけ振り向いて、なんとも壮絶で静かな笑顔を浮かべた。
「……キミは救世主だ、絶対に死なせたりしない……」
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キミの胸に【想い】があふれた。
それがどんな思いだったのかはキミだけが知ることだ。
そして破壊の固まりが『あいつ』と『キミ』を包み込んだ瞬間、キミのその【想い】は確かに【具現化】した。
次の瞬間……
キミは夜の森に立ち、その傍らには『あいつ』が倒れていた。
※フレーム説明
クロスの攻撃を受けるキミ
その一撃が放たれた時、『あいつ』が立ちふさがる。
その攻撃が決まると思った瞬間『想い』が具現化して、
キミは戦場から夜の森へと一瞬で移動する。
その傍らには『あいつ』がいた。
※補足
初戦は敗退。ここではクロスの圧倒的戦力が示される。
そして【想い】の【具現化】の能力の一部が披露される。
簡単に言うと感情の強弱が、能力の強弱的な感じかと。
それは怒りでもよろこびでも、なんでもいいと思います。
しかしここ『想い』を統一しておくと、物語に背骨が入れやすいかと。
その『想い』はここで披露しても良し、伏線としても良しかと。
※次回展開予定
次回は森の中からスタート
出会った『あいつ』とこの世界を旅することに。
この世界を知ることで、キミの想いが確固としたものになっていく
と言う展開予定
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こんな感じでいかがでしょう?
2/14
なんか楽しいですね。このレスポンスの速さ。
ホント皆さんのおかげで楽しませていただいております。
なんとなく連絡網があるような感じで(笑)
さて、また微調整を入れて第二章のフレームを投稿しました。
毎度こんな感じていいのかな? と思いつつ書いております。
今後も土曜日に投稿する予定ですので、ここは書きにくい、とか、こんな展開にしてほしい、など遠慮なくご提案くださいね。破綻しない程度に取り入れる予定です。
夜宮さんみたいにご自分の所で作品をまとめておくのも、楽しい試みだと思いました。感想も遠慮なく書けますし。良かったら遊びに行ってみてくださいね。
それと誰かもう一人加入したら、冒険者から戦士に書き換えようと思っております。ということで『求む冒険者!』ですね。興味ありそうな方いましたら、ぜひどうぞ。敷居はとにかく低いです!
ちなみに戦士の英語は一般的に何でしょう? ソルジャー?
戦士の集まる酒場はパブでいいのでしょうか?
このままだと次はパブ・オブ・ソルジャーになりそうだけどゴロが悪そうで……