• 異世界ファンタジー
  • 歴史・時代・伝奇

波長が合う二人、書いてる?

ヤスぽろさんの新作
【Under the Same Sky ― 圭と蓉 ―】



本尾さんの新作
【中二病ヒーロー 外伝1「白山ダンジョン ―風に導かれた出会いと花咲く約束―」】

に奇しくも共通点があって、

波長の合う男女二人が出て来ることだと思うのです。

よく言うじゃないですか「そんな簡単に理想の相手と出会うなんて難しい。有り得ない」と。


私実はそうでもないと思うのですよ。

というのも、自分自身の実感も籠っています。

確かに何もない所から、無差別に理想の相手と一瞬で出会うのはなかなかの確率ですが、

もしそこに、

「同じ趣味」「同じ好み」「同じ場所が好き」

などという、拘るものが共通しているという要素が入ったら?


思えば前に読んだ

橘 瑞樹さんの
【土曜日の図書館、サファイアの午後】
もそうかもしれません。

彼らはあの聖堂のような図書館を好む感性が似ているのです。

ヤスぽろさんの新作もこれからどうなるかは分からないとはいえ、
惹かれ合う様子が、話し方のテンポや、誰かに対して優しい喋り方をしたり、時間をいたずらに急かしたりしなかったり、思いやりのないガツガツ来るような人でないところから男女が惹かれ合ってるように感じるので、

やはり穏やかな波長が合っているのです。

本尾さんの新作の二人は
山登りという、共通の心が集中出来る場所、のような拠り所があることによって、
そこで出会い、一緒に山を登りながらお互いの状況の違いや、逆に分かり合える部分などを確かめ合って絆を深めています。


私も多彩な趣味を持つ人間ですが、
同じ趣味を持つ人と、別の話などをした時に、「○○選手好きなんですか! 分かります~!✨」などと、出発点が同じ趣味からだから、手探りで訳分からんところから謎の人を選んでそこから会うかどうかを確かめてるわけじゃないんですよね。

ジグソーパズルは我慢強さを求められる競技(?)ですので、
例えばそういう人がスポーツ好きだった場合、ちょっと傾向が分かるのです。
金で補強補強!!補強しまくって勝ちまくってるクラブとか選手とかは、ジグソーパズル好きって多分そんな好みではないはずなのですよ。
地道に努力して、生え抜きの選手なども大事にする、どちらかというと堅実なクラブや選手を愛し、我慢しなければならないようなスポーツの展開の時でも、じっとジグソーパズルしながら忍耐できるような環境を好む人が多いのです。


要するに、

愛すべき土台が共通してたり、
波長が合うならば、

その土台の上でとても惹かれるような人に出会うことは、実はそんなに難しくないのです。


カクヨムもたくさん恋愛話ありますが。

まあ何かがあって、恋愛をするというのも素敵ではありますが、
こういう「なんかこの人といると落ち着くなあ」みたいなのから始まる恋愛も私はすごく穏やかで、微笑ましくて、素敵だなあと思うから好きです🥰 いいよね✨

【波長】とか意識した恋愛書かれてるの結構好みなのです


この人といると安心するなあ みたいなの現実でもありますけど、

あれは一体何を感じ取っているんですかねえ……。

まあ雰囲気なんだろうけどね。

私も自分がかなりカリカリするタイプなので大らかな人に弱いんですわ。
自分の隣におっとりした人とかいてくれると私も影響受けておっとりした気分になれるので安心するんですよね。

雰囲気?
波動?
空気?

人間ってやっぱり、隣の人がイライラしてるのとかも察知したりすることあるから、目に見えないものとかも捉えてることあるんだよなあ。


波長が合う二人っていいよね

書くのも読むのも好きです🥰

2件のコメント

  • こんばんは、七海ポルカ様。
    読んでくださる中で “ふたりの波長” を感じ取っていただけて、本当に励みになります。

    圭と蓉は、派手な恋ではなく、
    言葉のテンポや、ちょっとした間合い、やさしさの置きどころ
    そういった“静かなところ”で惹かれ合っていくふたりとして描いています。

    急がず、押しつけず、でも確かに相手を思っている——
    そんな大人の恋の空気を受け取っていただけて、とても嬉しいです。

    これからも、ふたりの穏やかな旅路を見守っていただけたら幸いです。
  • ↑ヤスぽろさんこんばんは! こちらこそ、12月に入るまでヤスぽろさんの新作どんなのかな……!✨って楽しみにしていたんですが、第二作目にしてすでに おわ~~~ヤスぽろさんの文章だよ~~~!✨っていうのを感じていて、一作目とは扱うテーマは全然違いますが、やはり根本にあるもの、ヤスぽろさんが好ましく思うこと、もの、そういうものを真摯に書き出すってその部分は全く揺らいでなくてなんかとても嬉しいです。

    「波長が合う二人」というのが、男女でも、男女でなくても、恋愛でも、恋愛でなくとも、私は読むのも書くのも本当大好きなのです。

    だから読んでる時圭さんと蓉さんを見てる時に「波長が合う二人だ」とそこを一番に感じ取ったのかもしれないです。

    雰囲気がとても素敵な話、また続き読みに行かせてください✨
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する