相羽です。
昨日は、
●「カクヨム創作講座」
https://kakuyomu.jp/info/entry/workshop2020_vol1 に参加しておりました。第1部と第2部の両方を受講です。
何となく、申し込みした時点では個人的に「軽め」の内容を想定していたのですが。
実際に受講してみたところ、射程として神話の時代まで遡って、がーっと近代の(形式としての)小説、最終的には最近のWEB小説あたりまで線を引きながら「物語」や「キャラクター」について深堀していったりする、かなりガチ目な部分も多めの講座だった印象で、これは僕には嬉しかったです。
また講師の新城カズマさんが博覧強記(はくらんきょうき)で、何というか、すごいなと。
開始前にTwitter等では「感想」はオーケーだけど「内容」はあまり書かないで的なアナウンスが運営様からあった講座なので、どこまで書いてよいか迷うところですが、ざっくとしたところとして、
受講者からの質問への回答で1980年代の記号論へ言及したところで、レヴィ=ストロース、キャンベルの神話学、スターウォーズ(ジョージ・ルーカス)から近年のラノベ、なろう系、アニメ等々までの「物語」の流れを新城さんがどのように鳥瞰しているかをポロっと語っておられるところがあって、一番オオッ(この人はすごい人だ!)! っと思いました。
僕は言語学が専門なので、レヴィ=ストロース、というか構造主義にはざっくりとは触れていますが、その視点はなかったなと。
けっこうな気づきがあった講座でありました。
第2部の賀東招二さんとのトーク中に新城さんがめっちゃお薦めしていた本(書名は出してイイのか分からないので書かないでおきますが)があり、たいへん興味深かったので今朝注文しました。まあまあのお値段の本なのですが、自分へのクリスマスプレゼントとか、そんな感じで(笑)
講座後、気持ちを新たにして年末年始は本を読んだりして色々勉強しようと思ったりしたのでした。
僕としては、次の作品を書くのは来年からの予定なので、何かしらレベルアップしてのぞみたいところなのでした。