清瀬　六朗

@r_kiyose
2017年8月17日に登録

現代ドラマ
エッセイ・ノンフィクション

2021年8月16日
新しい小説ということですが
　清瀬六朗です。　東京在住です。とりあえず涼しいです。　冷房の効きのたいへんよくないところに住んでいるので、嬉しいといえば嬉しいですが。　かの「雨にも負けず」に「寒さの夏」ってあるんですけど。　夏に寒くなるとこうなるんだな、という一端を実感しています。　で、お盆（月遅れのお盆）の昨日、『やまざくら』が完結しました。　5～7月ごろがすごく忙しくてなかなか進めることができませんでしたが、なんとか、この季節に完結させることができました。　で、今日から新しい小説『日本史研究室の午後』の連載を始めます。　https://kakuyomu.jp/works/16816700426701538279/episodes/16816700426701842513 　読んでいただく前に予断を与えてしまうかも知れませんが。　『やまざくら』の続き、というか、サイドストーリーです。　たいした事件が起こる物語ではなく、大学生が授業（や就職活動？）のあいまにだらだらしているだけの物語です。　よろしくお願いします。
2021年8月13日
『やまざくら』第36話を公開しました
　『やまざくら』第36話を公開しました。　 https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816700426621794292 　お盆休みはおうちで「カクヨム」で小説を読んで過ごしましょう。　私も小説書いて過ごしてますよ（東京都在住）。　後輩って、先輩が自分の何を評価しているかというのがなかなかわからないもので。　先輩から見て直してほしいところにぜんぜん気づかなかったり、先輩から見たら気にしなくていいようなところをすごく気にしたりするもんですよね。　……というようなお話でした。
2021年8月7日
お城のこととか
　清瀬です。　ここのところ、忙しかったり、具体的に仕事の予定が詰まっていなくても気ぜわしかったり。　そのぶん、比較的時間があるときにまとめて掲載して予約投稿しているので、新作公開が途切れていなかったりしますけど。　予約投稿なので、いまのところ、毎日午後6時に公開することにしています。　時間ができて、リアルタイムに公開するようになると、かえって時間がばらばらになるんだろうな、と思います。　今日公開したのが『やまざくら』の30話めです。　https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816700426468872153 　高校生の女の子二人で、山のなかの廃城跡で、中世の城攻めについていろいろ考えている、というお話です。　これを書いたころには私には城についての知識はほとんどなかったのですが。　じつはいまもあんまり変わりません。　それで、花梨もですが、先輩もあまり知識がないままにいろいろ想像しているのは、書いている私に知識がないからです。　すみません。　先輩の案については、藁とかを束ねて突撃しても、行動を制約される割には、よほど密集させないと撃たれた矢は貫通するから、あんまりいい策じゃないだろうな、と思います。上から撃たれたりしますしね。それに、逆に火をつけられた自分が危ない。　あと、相手が籠城したばあいに、まわりに「付け城」というのを築いて包囲し、相手の城を無力化するという戦略はありました。攻城櫓とは違うものですけどね。　ま、付け城とかで圧迫しといて、あとは調略かな。　ところで。　先輩のスマートフォンに着信のある場面では、初出のときには、花梨の携帯はマイナーなキャリアなので山のなかでは電波が入らない、という描写があったのですが。　この場所は、山中とは言っても、温泉地に行く沿道から山に入ったところなので、いまなら普通につながるだろうな、と思って、その描写は削りました。
2021年8月4日
『やまざくら』新章に入ります
　『やまざくら』が新しい章「やまざくら」に入ります。　https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816700426354093897 　「新しい章」と言っても、花梨と先輩がバスで移動して、歩いて、廃寺跡に行って、それから、という時間しか経っていませんが。　いやぁ。私も10歳台のころは遺跡巡りとか名所巡りとかやったのですが。　当時、たどったあとを地図とかで見てみると、よく一日でこんなに行ったものだと、信じられない思いだったり。　いまなんか、最寄り駅から職場まで行くだけで疲れ果てていたりします。　ダメですね。　ところで、こんどの運営公式自主企画「ご当地小説大募集」ということなんですけど。　https://kakuyomu.jp/user_events/16816700426217788874 　やっぱり、具体的な実在地名が入っていないと「ご当地小説」にはならないのでしょうね。　『やまざくら』も『ネコ・まこ・ロンド』も、いちおう、ある程度までは実在の街をベースにしています。その実在の街と完全に想像の場所を組み合わせている感じです。　完全に実在の土地を舞台に魅力的な物語を書く方もいらっしゃるんですけど、なかなか私には書けないですね。　今回の運営公式自主企画で何か書いてみたいという思いもありますけど。　できれば書いてみたいですけど……。
2021年7月24日
『ネコ・まこ・ロンド』完結です
　前回の近況ノートで説明していなかったベートーヴェンの「春」ですが。　ベートーヴェンというと、やっぱりごつごつした曲が多いという印象があるかと思うんですけど、きれいな、流れるような、またはかわいらしい曲もいろいろ書いています。この「春」もそういう曲の一つだと思います。あと、ヴァイオリンソナタを「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」というタイトルで書いていて、ピアノもたんなる「伴奏」以上の重要さを持たせているようなところもあるみたいです。　というわけで。　連載しておりました『ネコ・まこ・ロンド』完結しました。　終わってから言うのもなんですが。　「ネコ・まこ・ロンド」というタイトルはとても不親切なタイトルです。　最初から意味がわかるのは主人公の「まこ（舞子）」だけで、「ネコ」は最後にならないと稲子のあだ名だというのがわからない（有馬稲子さんを「ネコちゃん」と呼んだことをご存じなら……でも相当年配の方のような気が……）。「ロンド」についてはほとんど説明がありません。じつは本として発表したときには「情熱的なロンド」という章タイトルもありませんでしたので、舞子と稲子が聴いて感銘を受けた曲はロンドだった、というのを知っていないと意味がわからない。　いや。さすがに「このタイトル、どうなの？」と自分でも思ったのですけど。　ふと思いついた「ネコ・まこ・ロンド」ということばの語呂の良さに負けました。　すみません。　ロンドというと漢字書きの「輪舞」が印象的ですが、音楽形式的には、最初のメロディーがほかのメロディーをはさんで何度か繰り返される形式の曲を言います。このブラームスのピアノ四重奏曲第一番の最終楽章がそうですし、交響曲などを含めて他にもよく使われます。　あと「謎の……の正体とは！」というのも、10年前によく耳にした、いまとなっては歴史的な表現だなぁ。　それでは。またお目にかかりましょう。
2021年7月23日
『ネコ・まこ・ロンド』の連載をさらに続けています
　22日掲載分（第15話　ブレッド・アンド・バター・プディング　から） https://kakuyomu.jp/works/16816700426037799554/episodes/16816700426117800938 　23日掲載分（第17話　春　から） https://kakuyomu.jp/works/16816700426037799554/episodes/16816700426140721381 　第12話の「（ザ・）ロング・アンド・ワインディング・ロード」The Long And Winding Roadはビートルズの曲です。『ゲット・バック』のためのセッションで録音され、『レット・イット・ビー』に収録されました。その際に実際の作曲者のポール・マッカートニー（名義はジョン・レノン＆ポール・マッカートニー）に無断でオーケストラと女声合唱がダビングされて、ポールが激怒したという事件で有名な曲ですが……そういうのがなくても有名な曲で、私の好きな曲です。　私が最初にきいたのは、そのオーケストレーションをもとにしてアレンジされたらしいカバーヴァージョンでした。イージーリスニングふうのインストゥルメンタルです。そのころラジオで日付が変わる直前の時間帯にやっていた「おやすみ前の音楽」的な番組で聴きました。「おやすみ前」というより、夜が明けるイメージだな、と思ったのを覚えています。その数年後、夜が明ける時間帯が自分の「おやすみ前」になる生活をすることになるとは夢にも思っていなかった……なんて、どうでもいいですね。　いい曲だなー、と思って曲名を覚えていて、あとでビートルズの曲だったと知りました。発売されなかった『ゲット・バック』のセッションをアルバム『レット・イット・ビー』に再編するときに、それを主導したフィル・スペクターが自分流のアレンジにしてしまったのですね。私自身はいわゆる「スペクターサウンド」も好きなので、オーケストレーション版もダメとは思いませんけど、アルバム『レット・イット・ビー』で共通の曲想というのを求めるとしたら、このアレンジはたしかにそこからはずれている感じはします。　よく演奏される曲なので吹奏楽アレンジ版はたぶんあると思いますが、アルトサックス×2、テナーサックス、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット×2、コントラバスという、びみょーにアンコン（吹奏楽の全日本アンサンブルコンテスト。8人以下）に出場できない編成のアレンジというのはたぶん存在しないでしょう。したがって、このメンバーによるオリジナルのアレンジなのだろうと思います。　第14話の「シェーベルクのあれの、ブラームスのあれ」は、舞子の説明にあるように、ブラームスのピアノ四重奏曲（ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ）第一番ト短調です。比較的早い時期の作品ですが、第一楽章がいきなり四分音符が単純に並ぶだけで始まるところなど、後期の「枯淡」な交響曲第四番ホ短調を思わせるようなところもあります。そういう曲を、「十二音技法」を編み出した現代音楽の作曲家が、自分はこの曲が好きだから、とオーケストレーションしているんですね。　ここで弾いているのは最終楽章（第四楽章）の途中からです。ブラームス「編曲」の「ハンガリー舞曲集」とも共通する情熱的な曲想の曲です。　あと、第15話のブレッド・アンド・バター・プディングはアイルランドのお菓子なのだそうです。ぐるなびにアイルランド大使館さんがじきじきにレシピを公開しておられます。 https://ippin.gnavi.co.jp/article-14915/ 　「ブレッド・アンド・バター」というか、「ロックンロール」とかと同じで「ブレッドンバター」という感じなのでしょうけど（アイルランド大使館の記事は「ブレッド・バタープディング」になっています）。プディングというのはプリンですけど、こういうのも「プディング」と言うんだね、という。ちなみに清瀬はまだいただいたことがありません。　未亜先生はアイルランドで習ってきて舞子に作ってあげたのか、自分で作ったのの試食に舞子を巻き込んだのか。　『ネコ・まこ・ロンド』は24日掲載分で終わります。また『やまざくら』の連載に戻るほか、別作品の掲載も予定しています。　＊7月25日に「ロング・アンド・ワインディング・ロード」の説明を少し書き足しました。
2021年7月22日
『ネコ・まこ・ロンド』の連載を続けています
　『リズと青い鳥』のテレビ放映を見ました。　山田尚子監督が「この作品は劇場で最高のパフォーマンスを発揮する作品だから劇場で見てほしい」とおっしゃっていたのを意識した、というわけでもないのですが、この作品はいままで劇場でしか見たことがなく、テレビの画面で見たのは初めてです。劇場で見たのとはまた違う発見があったりしました。　それで。　『ネコ・まこ・ロンド』の連載を続けています。 19日掲載分（第6話　紅茶とケーキと未亜先生　から） https://kakuyomu.jp/works/16816700426037799554/episodes/16816700426052725078 20日掲載分（第9話　午後の模擬授業　その１　から） https://kakuyomu.jp/works/16816700426037799554/episodes/16816700426075805266 21日掲載分（第11話　稲子が突進する！　から） https://kakuyomu.jp/works/16816700426037799554/episodes/16816700426095361735 　「午後の模擬授業」に、「音の高さを決めるのは体積だ」みたいな話が出てきますが、楽器のばあいあんまり正確でもなくて。弦楽器のばあい、弦の底面積が大きくなれば音が低くなりますが、管楽器の管を太くすると同じ効果が得られるかというとそうでもないようで、しかも管楽器のばあいは管の断面が円筒形か円錐形かで違ったりします。フルートは2倍音（一オクターブ上）が出せるのにクラリネットは2倍音を飛ばして3倍音（一オクターブに「ドとソの音程」がプラスされる）しか出せない理由とか……よくわかりません。さらに、管楽器にしても弦楽器にしても鳴るのは1次元に近い管とか弦とかですが、鳴るものを2次元の膜にすると、ティンパニのような例を除いて、はっきりした音階が出せなくなってしまいます。でも2次元でもスティールドラムや鐘のように硬い素材だと音階が出せたりしますし。　音楽ものを書いてますけど、音の仕組みって、よくわからないです。　「エネルギーを伝えるのが波」というところが、この物理の模擬授業と、舞子のお母さんがやっている実験とがつながってくるところなんですけど……ここにいる登場人物のだれかが気がつくのかな？作者にもよくわかりません。
2021年7月18日
『ネコ・まこ・ロンド』を連載します
　『ネコ・まこ・ロンド』の連載を始めました。　https://kakuyomu.jp/works/16816700426037799554/episodes/16816700426037976735 　この水曜日（21日）に『リズと青い鳥』の放映があるので：　https://www.twellv.co.jp/program/anime/anime-no-natsu/archive-anime-no-natsu/page-liztoaoitori/ それに合わせて短期集中連載です。　前に連載した『愛のあいさつ』も含めて、もともと音楽ものは書いていたのですけど、「音楽部活ものっていいなぁ、書いてみたいな」と改めて思ったのが、劇場でこの『リズと青い鳥』を観たときでした。そのころは『響け！ユーフォニアム』は見ていなかったので、『リズと青い鳥』がこのシリーズで最初に見た作品でした。　「微力ですけど」というのもおかしいかもしれませんが。　この作品を届けてくださった方たちに感謝をこめて掲載します。　『ネコ・まこ・ロンド』は昨年の夏の新刊です。　登場する人物名や組織名は架空のものであり、実在のものではありません。　一部、本の宣伝が入っていたりしますけど。いやぁ。加速器って説明するの難しいです。というより、今回のところだけではどこが音楽ものなのかわかりません。　いつもどおり、女の子と女の子がお友だちになる物語ですけど、「「恋愛もの」かな？」と思ったので、今回は「現代ドラマ」にしてあります。また、本として刊行したときのタイトルは「・」なしの『ネコまこロンド』ですが、ディスプレイ上の「」（半角スペース）の再現が不安だったので無理をせず「・」を入れました。　ところで『やまざくら』の連載も続けています。花梨がだらーっとして電話してますけど。　https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816700426030966533 　よろしくお願いします。
2021年7月11日
『やまざくら』第14話を公開しました
　『やまざくら』の第14話を公開しました。 https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816452221508834662 　前の更新から間があいてしまいました。　そのあいだに何があったかというと。　ＰＣが壊れました。　しかも、何かよくわからない壊れかたで。　半年ほど前からだったか、いろんなところに不具合が少しずつ出てきて、まあなんとかなるだろうと思って「だましだまし」乗り切っていたら、ある朝、忽然と動かなくなりました。　前日スリープさせるまでは普通に動いてたんだよ。　世の無常を感じるとはまさにこのこと。　いやＰＣが壊れるときってそんなものか。　その仙台のＰＣをセットアップしたのは、仙台にあったコワーキングスペースmagさんでした。「東北ずん子」運動の拠点のようなところです。いまはもうなくなってしまいましたが。　それも懐かしい思い出となってしまいました。
2021年6月30日
『やまざくら』第13話を公開しました
　『やまざくら』第13話を公開しました。https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816452221285135132 　いやぁ、昔は籠城戦とかあったわけですが。　現在、公園になっていて、みんながお花見に押し寄せたらゴミが山積みになってしまうような場所に、住民みんなが長期間立てこもって戦って、って、だいじょうぶだったのかな、というか、だいじょうぶじゃなかっただろうな、という素朴な疑問が、今回の章には出て来ます。　……あんまり女の子小説らしくないですね。
2021年6月24日
『やまざくら』第12話を公開しました
　『やまざくら』第12話を公開しました。https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816452221143842794 　「一生の不覚」の章が終わって、今回から「乙女の決意」です。　やってることはあんまり変わりませんが…。　花梨が答えるよう言われた物理の問題、水平方向に一定速度に運動していた物体が、そのまま空間に放出されて落下するとしたら、それまでの水平方向の動きは「保存」されるかどうか、というものなのだと思いますが。　「崖の上から大砲を撃ったら、その水平方向の勢いは続くから、落ちながら遠くまで届く」と理解していた花梨は、やっぱり問いに対してきちんと正解を言っている、ということになるんじゃないだろうか？　いや、私にとっては、高校時代の物理は、苦手科目だったし、退屈な科目で。　で、いま、天文学とか素粒子物理学とかに興味を持つようになって、基礎ができていないというので後悔していたりします。　投げ上げたボールは、地球の中心から遠いときには遅く、地球の中心に近いときには速く運動する。それは、惑星（彗星や小惑星）が、太陽に近いところでは速く運動し、太陽から遠ざかると遅く運動するのと同じだよ。ふしぎでしょ、とか教えてもらっていたらなぁ、とか思ったりもするのですが。　それで高校生のころの自分がそれをおもしろいと思ったかな、というと、どうだろう、とも思います。　この物語はこのあと物理系の話に行くことはないと思いますけどね。
2021年6月20日
『愛のあいさつ』連載終わりました
　ありがとうございました。　今日が「『音楽』を題材にした作品募集」の最終日なので、今日で完結まで行きました。　書いたのは2015年です。当時の小学校一年生が中学校一年生になる時間が流れました。　私は、この『愛のあいさつ』を書いたときは、いま以上に音楽についての知識がなくて、フルートの構えかたも知らなかったのです。もう、主管を身体の右に構えるか左に構えるかもわかってなくて。写真を見て、自分で構えるふりをして鏡に映してみると、「あれ？違う！」とか、まぬけなことをいろいろやりました（鏡は鏡像対象になるのであたりまえです）。　千花名のフルートは真鍮（ブラス）製ということになっていますが、真鍮製フルートってあんまり見たことがありません。というより、そもそも楽器を実見した機会が少ない。　総銀製は見せてもらったことがあって、千花名は入門者だから総銀製はもってないよなぁ、じゃあ何だろう、金管と同じ真鍮かな、と思ってこういう設定にしました。ほんとうはどんなのだろう、と確かめようと思っていて、いまだに確かめていない状態です。　また、今回掲載分で、多祢子先生が「リタルダンド」（「しだいにゆっくりと」）を「リタルダント」と言っています。　正確には「リタルダンド」なんですけど、私はずっと「リタルダント」だと思っていて、初版のときもそう書きました。小学校のときにまちがえて覚えると、なんか、ずっとそのままになってしまいますね。その言いかたに愛着もあって、今回は、地の文は「リタルダンド」に直しましたが、先生のほうはまちがった言いかたのままにしてあります。　あるところで、「普通の家のような、何の飾り気もない（キリスト教の）教会」というのを見かけたことがあって、「ああ、こんな教会があるんだ」ということが印象に残ったことがあります。なかに入ってはいませんが、そのときの印象でこの物語の舞台になっている教会を描いています。　ところで、千花名たちが通っている正令女子学園という学校は、『シエスタ』の裕美が、親から受験するように言われている、と言っている学校です。　また、千花名‐菜穂組にとって明珠女学館第一高校室内楽部が強敵ということになっています。「新テーマ発掘」の期間は終わってしまいますが、次はこの明珠女一高の物語を掲載したいと思います。ただし、そこに出てくる子たちが千花名と菜穂の直接のライバルかというと、どうかよくわかりませんが。　なお、この物語はフィクションであり、登場する事件・人物などは実在しません。もちろんエルガーの「愛のあいさつ」という曲は実在しますけどね。
2021年6月13日
「『音楽』を題材にした作品」！
　昨日（一昨日？金曜日の夜から続く、土曜の朝に寝る前）、「突発的な別企画も進行中です」と書いたのですが。　進行中も何も、そのときに思いついたんじゃん……。　「【カクヨム新テーマ発掘委員会】『音楽』を題材にした作品募集」という記事　https://kakuyomu.jp/user_events/16816452220669270036 　https://kakuyomu.jp/info/entry/2021/06/01/121753 を見て、ふと、応募してみよう、という気を起こしまして。　『愛のあいさつ』の連載を始めました。　https://kakuyomu.jp/works/16816452220931077762 　過去（2015年）の作品です。また、字数が2万字を大幅に超えているので、選考の対象にはならないと思いますが。　でも、企画内容にある「音楽のテーマをもっともっと盛り上げたい！」という思いには絶対に賛同するので、居ても立ってもいられず、応募しました。　ところで、「居ても立ってもいられず」って。　「居る」というのは座ることだから、座っても立ってもいられないということは。　寝てたんですね…？　いやいや。寝る前にちゃんと思いついてますよ。　そんなのはどうでもよくて！　自主企画に応募するのは初めてなので、ぜひお手柔らかに願います。　締め切り日には完結するように、短期集中で掲載したいと思います。　厳格に音楽が題材とかテーマとかと言えるのかはわかりませんが、私の書くものには音楽系部活の少女とか音楽を習っている少女とかがよく出て来ます。　私自身は音楽系の部活はやってはいたのですが。　まあ、自分の才能のなさを確認したというか、そんな結果でした。　私の音楽的能力のなさはけっこう徹底していて、二つ続く音のどちらが高いか、かなり考えないとわからない。いや、かなり考えてもまちがう、という程度です。　でも、音楽そのものは好きなのです。聴いているだけで幸せになれます。聴く環境になければ、口ずさむだけで、頭のなかで響かせるだけで、幸せになれたり、前向きになれたり、いろいろします。　そういう状態で、女の子たちが音楽を演奏する話を書いているので、まちがっているところもいろいろあると思いますが。　私の書くものはともかく。　音楽が題材だったり、テーマだったり、また単純に「音楽の出てくる作品」がもっと盛り上がればいいな、と思っています。
2021年6月12日
『やまざくら』第9話を公開しました
　『やまざくら』第9話を公開しました。　https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816452220890490053 　「更新が滞っています」と書いた昨日の今日です。　24時を過ぎてるから「昨日」・「今日」をどこで区切るかにもよりますが……でもやっぱり昨日の今日だな。　そこで書いた仕事のほうは、それは仕事にも「最悪」を考えればいくらでも「最悪」はあるのですが、想定していたうちで「最悪」に近い展開を迎えました。しかも、それがまったく別のところに波及してまたろくでもないことを引き起こし……と、ひどい一日でした。それはもう、帰宅する途中で体力と気力が尽き果て、電車に乗るのも「できればやめたい」という気もちで。しかし電車に乗って家に帰らないと体を休めることもできない、と、なんとか気を奮い立たせて帰ってきて、家に着いて扉を閉めたらそこにへたり込むのでは、というような状態でした。　ところが。　ここに掲載するために原稿の直しを始めると、思っていたより順調で、寝落ちもせず、けっきょく今回分が短かったこともあって、掲載まで漕ぎ着けることができました。　ま、これぐらい、自分の好きなことをしておかないと眠るに眠れない、という気もちもありましたけど。　今回のところは、花梨が夢だとか夢でないとか幻だとか言っている部分が、以前に発表した文章ではよくわからなかったので、書き足しています。　あと、ここまでもちょっとだけ出て来ていましたが、今回から委員長が登場します（出てくるのは今回もちょっとだけですけど）。　子どものころに私が住んでいた地域には女子制服がセーラー服の学校がありませんでした。だから、セーラー服というのは、身のまわりの同年代の女子が着るものではなく、ドラマとかのフィクションでしか見かけない「想像上の制服」だったのです。それで、「セーラー服の委員長」というのは、私にとっては、実在しないあこがれの存在でした。　そういう「あこがれ感」がどこまで生きているかわかりませんが。　次は比較的早く更新できると思います……とか書いたらまた停滞してしまうかも知れないですけど。なんかそういうのが多いですけど。　がんばります。　それと、突発的な別企画も進行中です。これも、実現すれば……というところです。つまり、実現すれば嬉しい、ということですけど、それは「実現しなければ悲しい」ということなので、嬉しくなれるようにがんばりたいと思います。
2021年6月11日
更新が停滞しています
　すみません。更新が停滞しています。　「忙しい」ってあんまり言いたくないんですけど……でも、つまるところ、仕事が忙しくて、作業している時間が取れません。　具体的なことは書けませんけど……マネジメントというのはほんとに重要で、そこのレベルで失敗すると、複数の人間にとって、時間はかかるし仕事は進まないし、つまりは効率がめちゃくちゃ下がる、という影響が出る、ということをいま身をもって感じています。こういう経験も何か書くときの素材になることと信じていますけど。　私の住んでいる東京地方はまだ梅雨入りしていなくて、雨の降らない夏至近くってこんな日射しだったのか、とか、いまの時期って空が明るくなるのがこんなに早いのか、とか、いろいろと実感しています。早起きというわけではないんですけどね。その時間に目が覚めてもそのまま起きるということはないので。　参加する予定だった北海道COMITIA14が中止になってしまいました。じつはお持ちする新刊は一冊もなかったのですけど。　それにしても、現在、今後の即売会参加予定は、北海道COMITIA14から振り替えをお願いしている北海道COMITIA15（11月7日）を除いてまったく白紙の状態です。次の即売会参加は早くて9月です。　今回は愚痴っぽい近況報告になってしまいました。できれば次の週末には『やまざくら』の更新をしたいと思います。よろしくお願いします。
2021年5月31日
『やまざくら』第7～8話を公開しました
　『やまざくら』の第7話を公開しました。　https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816452220638447926 　第8話も公開しました。　https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816452220639006591 　前の公開から2週間のあいだが開いてしまいました。　その間に、予想外の展開をしたものがありまして。　それは何かというと……。　仕事。　……ぜんぜん嬉しくない……。　いや、まったく予想してなかったわけではなかったのですが、まあ、「あることが、まだ実際に起こっていないときにはとても軽く考えてしまう」ということがよくわかった、というところです。　仕事というのは相手があることなので、自分が思ったとおりには進まないのはもちろん、ほんとに想定外のほうに展開することがありますね。それで、小説書きに使うために押さえておいた時間をぜんぶ仕事文書作りに使わなければいけなくなったり。ほんとはそういうのを考えに入れて予定を立てないといけないのだろうけど。　さて、今回の花梨と先輩との会話は長いので2話に分けました。　ぎゃふんとさせられたときに「ぎゃふん！」と表現するのは私の癖だなぁ。ほかのお話にもでてきます。『こどものおもちゃ』（TVアニメ）で印象が強かったからですね。　あと「大人だったら正確なことっていうのを言わないといけない」って先輩は言ってますけど……いけないかも知れないけど。　自分が大人になってみると、なかなかそうはいかないですよね。　次の公開は今週末になると思います。それまでみなさまお健やかにお過ごしください。　私も気をつけて過ごします。
2021年5月16日
『やまざくら』第6話を公開しました
　『やまざくら』の第6話を公開しました。 https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816452220331132888 　私が住んでいる関東地方の隣の東海まで梅雨入り発表があったということです。湿度の高い季節がやって来ます。蒸し暑いのか、梅雨寒になるのかはよくわかりませんが。　「教師のえこひいきに怒って職員室に文句を言いに行く女子」、「教師も言い返して大声でやり取りが続く」というのが私の書いたものにはときどき出て来ます。いや、別にそういう体験があるわけではないのですが……私の「気の強い女子はこういうことをするもの」という思いこみの一つですね。　あと「オム野菜」というのは、そういう名まえだったかどうか覚えていませんが、ある、わりと庶民的な雰囲気の食堂のメニューにあって、おいしかったのを覚えています。野菜炒めをオムライスのようにたまごで包んだものだったかな。野菜だからヘルシーだという思いこみでけっきょくいっぱい食べてしまったんじゃなかったかと。　「別腹」なんて存在するわけないんだけど……。　それでは、また。
2021年5月13日
『やまざくら』第5話を公開しました
『やまざくら』第5話を公開しました。 https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816452220253969606 今回はお城の話とかがあって。お城は詳しいひとが多そうだなぁ。私はあんまり詳しくありません……(汗)。でも、守山先輩がまじめなので、この後もいろいろとお城の話が出て来ます。そして、まあ、予備知識がほとんどない状態で「これ資料だから、読んで適当にまとめといて」と資料を渡され、予備知識がないものだから何を書いていいかわからず、というより、自分が「何を書いていいかわかっていない」ことすらわからず、自分のわかるところだけまとめて「なんだかんたんじゃないか」と思って提出して、あとで冷や汗をかくとか。ありますよねぇ？今回は、なんか、そういうお話です。
2021年5月9日
『やまざくら』第4話公開しました
　『やまざくら』第4話を公開しました。 https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816452220171812264 　今回は「明治・大正・昭和・平成」と元号を並べているところがあります。最初に発表したときには「現在の元号」が平成だったので問題はなかったのですが、今回は「令和」をつけ加えるかどうかで迷いました。それで、あえてつけ加えませんでした。「ずっと昔」ということなので、令和はまだ「ずっと昔」ではなかろう、という判断からです。　この作を最初に発表したのは2012年なので平成24年でした。花梨がこの年で高校生だったとしたら、平成の始まりは生まれる前ということになり、平成創立のお店でも「ずっと昔」と感じてもいいだろう、と、最初に書いたときには「平成」まで入れたのですが。　もちろん、令和20年ごろになれば、また、高校生にとっての「昔」感覚は変化しているでしょうけど、そのころにはこの物語の前提になっている社会はだいぶ変わっているだろうと思います。たぶん、いままでの20年より、これからの20年のほうが変化は大きいでしょう。　何が「変わらないもの」で、何が「変わるから創作も追随しなければいけないもの」で、何が「変わるけど追随しなくてもいいもの」か、一義的には判断できないな、と思っています。
2021年5月3日
『やまざくら』第3話公開しました
　『やまざくら』の第3話を公開しました。 https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816452220036419704 　第3話は、お話のまとまりの都合で、これまでより短いです。　2010年代の社会の進化というのは、やっぱり速くて。　2012年に書いたときには、もともと花梨たちが持っているのもスマホではなかったのですよね。　また、このエピソードで、花梨がノブを回して部屋に入る場面がありますが、ノブというのは握力とねじる動きができることが必要で「ユニバーサル」でないということから、どんどん姿を消しつつあります。あと、インテリアとしてあんまりおしゃれじゃない、ということもあるのかな？それはよくわかりませんが。　現在は、この物語をいまに近い時期のお話（ただし新型コロナウイルス感染症は存在しないことになっています）として書いているので、直せるところは直していますが、ノブはそのままになっています。　何とぞよろしくお願いします。　なお、次のエピソードの掲載は早くて今週の土曜日になります。
2021年4月29日
『やまざくら』第2話公開しました
　あ、ここにurlを貼りつけるって方法があったのか……！　ぜんぜん認識してませんでした。　というわけで、『やまざくら』の第2話を公開しました。　第1話では、花梨（かりん；近況ノートでは「《》」の記法が効かないのだね…）に何が起こったのかわかってなかったのですが、その全貌がちょっと明らかに……というエピソードです。　桜より先に咲く花には梅も椿もあるのですが、寒い季節が終わって次の季節に移るところでいっせいに花開くということで、私は春の花としてはやっぱり桜がいちばん印象的だと思っています。　天気の変わりやすい季節で、咲き始めのころに雨が降ってもどんどん咲いていくのに、散り始めると雨が降ると盛んに散ってしまう、そして散りながら新緑に場所を譲っていく。花が散るところが昔から惜しまれてきた花だと思いますけど、そのあと「葉桜」になって行くという移り変わりはとても鮮やかで力強く、私はその移り変わりが好きです。　『やまざくら』はそこそこ長いので、終わるころにはだいぶ季節が進んでいると思いますが、できるだけ定期的に掲載していきたいと思います。　私の住んでいる地域（東京都）は3回めの緊急事態宣言の対象になりました。いまのところ、生活に差し支えるような不便は起こっていないかわりに、仕事も基本的にふだん通りです。感染にも、感染症がもたらす心理的ないろいろにも気を配りながら、なんとか乗り切って行きたいと思っています。 https://kakuyomu.jp/works/16816452219877883167/episodes/16816452219953067981
2021年4月25日
『やまざくら』公開を開始しました
　私が住んでいる地域を対象とする緊急事態宣言が初日を迎えた朝になりました。いまは薄日が射していますが、午後から雷雨だそうです。　そんな朝に、『やまざくら』の公開を始めました。　根はまじめなのに、なぜか笑いを取ってクラスを和ませる役割を担当してしまう女子が、さらにまじめで厳しい先輩と二人だけで組まされることになって、泣いたり、みょーな妄想をしてぽーっとなったり、がんばったりするお話です。　よろしくお願いします。　この物語を最初にコピー本で刊行したのは2012年です。もう9年前です。2012年5月5日、熱気につつまれたコミティア100の会場で頒布したのを覚えています。　今回は改訂してお送りします。　紙の書籍でも刊行（改訂、再刊）する準備もしています。　ここで悩ましいのが「―」（長いハイフン）問題です。　現在、縦書きで「―」を書くと、「テキストファイル→版組み→PDF化」の各段階でこれが縦になったり横になったりします。しかも、組んでみると横になったので90度回転をかけたらやっぱり横になったり、ヴァージョンアップすると表示が変わったり。現状では、どう再現されるかが読めないので、いま書いている作では「―」を使わないようにしています。　なので、この物語も、本にするときには「―」を消し、表現を変えているところがあります。しかし、ここでは、もともと横組みなので、もとどおりの「―」ありで掲載しています。　こういうシステム的な何かで表現が制約されるというのも、なんかなぁ、と思いますけど。　いろいろと同人活動には厳しい状況が続いていますが、乗り切った後に、こうなる前以上に楽しくて明るい日々が来ることを願い、活動を続けていこうと思っています。
2020年12月31日
『シエスタ』全文公開しました＆よいお年をお迎えください
　年末の候、いかがお過ごしでしょうか？あと4時間足らずで新年ですけど。　今年の年末は想定していなかった展開が次々に起こり、現在進行形でそれに振り回されている感じです。もっとも年末だけじゃないですけどね。　それで、いろいろな行事が中止になったので、例年と較べてもう少し時間ができるかな、と思っていたら、そうもいかず、いつもとあまり変わらない忙しさの歳末になっています。　今回の年越しは「ステイホーム」ということなので：　年末年始はおうちでアトリエそねっとの小説を読んで過ごそうということで（なんじゃそりゃ？）、『シエスタ』の全文を公開しました。　もともとみちのくコミティアに合わせて「お試し版」という公開していたのですが、今回、最後まで公開しました（タイトルは「お試し版」のままになっていますが）。　この寒波襲来の折に、めちゃくちゃ蒸し暑い海辺の大都市の夏、二人の中学生女子がただだらだらする物語です。　よろしければ、お読みいただければとても幸いです。　今年は、年の初めにはまったく考えていなかった展開の一年となりました。　みなさま、よいお年をお迎えください。
2020年11月25日
『シエスタ（お試し版）』「3」公開しました
　みちのくコミティアからまただいぶ時間が経ってしまいました（「ダイブ時間」って何じゃ？）。　『シエスタ』を書いたときも暑かったのですが、その後、拙宅の空調がさらに効かなくなってしまって、夏の昼間はこのお話の家と同じようになってしまいました。「フィクションが現実を先取りする」という例がここにも……うう……。　というわけで、『シエスタ』の続きを公開しました。「お試し版」のままですが、最後まで掲載することにしています。　アトリエそねっとは、2020年12月～2020年1月は同人誌即売会へのサークル参加はありません。2月ごろからまた即売会での活動を再開しようと思っています。　よろしくお願いします。
2020年8月8日
みちのくCOMITIA6に参加します
　たいへんご無沙汰し、申しわけありませんでした。　アトリエそねっとは、8月16日に福島県郡山で開催される「みちのくCOMITIA6」に参加します。　8月16日　13～17時　ビッグパレットふくしま展示ホールB　での開催、参加者は「接触確認アプリCOCOA」をインストールしてください、ということです。　https://www.adv-kikaku.com/comitia 　お持ちする（委託する）のはすべて旧刊で、新刊はありません。確定したらお知らせします。　委託参加なので、私自身は会場にはいません。今回のみちのくCOMITIAは、サークル参加はすべて委託参加で行うということです。じつは「委託参加」は今回が初めてです（知り合いのサークルさんに委託を出してお世話になったことはあります）。新型コロナウイルス感染症が収まらないなか、仕事もいろいろ様変わりしましたが、こちらでも「初めてのオンライン入稿」・「初めての委託参加」などいろいろ新しい経験をしています。　今年は、いまごろ開かれていたはずの大規模なスポーツ大会の予定があったために4月以降の予定が確定せず、即売会当日に仕事が休みになるかどうか確実でなかったため、もともと即売会申込が滞っていました。そして、新型コロナウイルス感染症の流行で多くのイベントが中止になり、現在、ほぼ半年、即売会にサークル参加していない状況です。　このみちのくCOMITIAも、新型コロナウイルス感染症の流行がなければ、規模を拡大しての初めての2ホール開催という予定でした。　今後は、イベントが開催されるか不確定であっても、ともかく募集を開始したイベントで参加したいものがあれば、積極的に申し込んでいくつもりです。　よろしくお願いします。
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2019年7月15日
はじめまして
初めまして。清瀬六朗です。「アトリエそねっと」というサークル（現在は清瀬の個人サークルです）で活動しています。いや、IDは前から持っていたのですが……。今回、最初の小説として『おもい』を掲載しました。2000字の短編です。今年の春のText-Revolutions（テキレボ）で配布した無料ペーパーに掲載していたお話を少しだけ改訂しました。大人に近づくときに感じる、自分でもよくわからない「おもい」を描こうとしてみたつもりです…。まだほんとに「右も左もわからない」状態（小説を載せるだけであっちこっちのページに飛んで右往左往…だいじょうぶか？）ですので、何とぞよろしくお願いします。
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