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ハーバード分類

 『ファイン・ガール』連載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16816700429067286906/episodes/16816700429246434794
 いやあ。ペルセウス座流星群がピークを迎えるころといえば、8月12日から13日にかけてなんですけど、そんなころに漫画を描いているひとが前夜に徹夜して朝早くから東京に行かなければいけない何かがあるんですかねぇ?
 ……とかいう話なんですけど。
 今冬はコミックマーケットが開催される運びになってほんとにほんとによかったと思っています。

 ところで、ここで暁美とセリとグミ先輩が話している「星の温度の型」は「スペクトル型」と言います。ハーバード分類という種類の分類によります。
 ただし、グミ先輩が後ろのほうで言っているとおり、現在は、星の表面温度による型はO-B-A-F-G-K-Mまでとするのが普通です。
 O型は青白く、G型は黄色く、M型に近づくと赤くなります。太陽はG型です。「Girl」にあたりますね。
 これは、温度が高いものは青白く光り、温度が低いものは赤く光る、という理由によります。
 青白いほうが涼やかで、赤いほうが温度が高い、という、私たちの感覚とは違っていますね。
 ちなみに、「赤く光る」の下は「(目に見える光では)光らない」なので、私たちのまわりのものの温度ではたいていのものが「光らない」なのです。私たちのまわりでは「赤く光る」だけで十分に熱い。そして、そこからさらに温度が上がると青白いほうへと近づいて行くわけです。

 R型、N型、S型はいずれも赤い色の星なのですが、特殊な特徴のある星です。R型とN型は現在は「C型」としてまとめられていて、RとNは「サブタイプ」(下位分類)扱いとなっています。

 L型、T型、Y型は、赤い色の星よりもさらに暗い「褐色矮星」などの分類です。Y型になると太陽系の木星とかまで近づいて来る感じです。
 グミ先輩はLast Timeと言ってますが、Kiss Me Long Time, Yeah!とかがいいんじゃないですか? 「ずーっとキスしててね、イェーイ!」みたいな。

 ところで Oh, Be A Fine Girl, Kiss Me Right Now, Sweet! という覚えかたについて、最後を「Sweet」ではなく「Smack」とすることがあります。
 Smackは「衝撃」を表す擬音語だそうで、「いますぐキスして」と言われて派手にキスした音という解釈と、アホなことを言ったので女の子にほっぺを殴られた音という解釈があるそうです。
 私は最初からSweetで覚えましたけど。
 また、Fine Girlとすると女の子へと声をかけていることになりますが、ここをFine Guyとすると男の子に声をかけていることになります。

 『荒磯の姫君』では謎の作業続行中です。
https://kakuyomu.jp/works/16816700428592930275/episodes/16816700429020331589
https://kakuyomu.jp/works/16816700428592930275/episodes/16816700429246924206
 ……いやあ。海の生物はワイルドですが、アメフラシをいじめたり、ウニを踏んで大騒ぎしたりと海の女(海女)の女の子たちもすごいと思います。ウニでもガンガゼとかは毒があるので踏むとたいへんなことになります。アメフラシをいじめると雨が降る、と言われているそうですけど。

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