ああ、空いてしまった……
校正は7章に突入。台湾篇です。
「戦争代理人」各話ではもっとも作りがいがあった、と思うパートです。
ご飯の話とか、調べていくと面白いのよね。
で、結構、現実の問題にも近くなる話でもあります。
この話では実在する国のこと、名指しでは可能な限り書かないように気をつけています。
是非とかどこが正しいとか触れませんが、それでも調べてると「え~っ」と退きたくなる話も出て来るのです。
かつて存在したある国の戦争犯罪が、あまりにも規模が大きい上に酷すぎるとか(フィクションでもここまで酷いこと書くのは大変だと思う)。
そういう現実の問題について、書き手が私見をある程度述べていいのが、作品なのではと思っていますから今後、触れるかも知れません。
もちろん、名指しでは書きませんけれど。
しかし、ここ数日思うのは、「もう武力による戦争は成り立たない」のかも、と。
今はメディアだけでなく、国家から個人まで、世界に情報発信が出来るため、世論形成が思ったようにはいかなかったり、国際的な「村八分」で国家運営が困難になるからです。
だから……怖い話をすると、次にどこぞの国が侵略をする時は、ネットを壊してからはじめるんじゃないか、と思っています。
もちろん、現実にはなりませんように!