• に登録
  • 現代ファンタジー
  • 創作論・評論

死を管理する核兵器の式典

日本の政治勢力を破壊するのに最も効率的な方法は自民党内部に宗教団体を作って、それを内政介入の御用機関としつついざという時にはそれを政治的に攻撃することで内政機能を奪い、同時に人材の総入れ替えを行うことでいつでも自民党という看板を下ろせる準備をしつつ、それを国際団体の意のまま動く「日本人の政府」という言説として流通させ、それを自由主義の腐敗として公開することにほかならない。そうすれば国葬がすでにその性格を天皇の忠誠の神格化ではなく単なる英米統治の占領にとって不都合な霊魂収容機関になっていることを無視して、政治的腐敗の代替物として片付けることができるからである。そしてそれと同時に平和憲法に象徴される人類の犠牲の前にひざまずく各国代表という構図で国葬の棄却を推し進め、天皇の忠誠の神格化という犠牲を国内の戦争被害者と一体化させることで、金融操作の支配的言説に好都合な政策的ヘゲモニーを外交関係の実践として安全保障を継続させることができる。それゆえ私が提案するのは国葬の意味を変えることだ。国葬を「歴性的な歪曲と差別の汚染を放射能の影響でもたらした国の犠牲に対する宗教的な祭政一致の終焉」として霊魂の解放を実行することを要求する。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する