志々見 九愛（ここあ）

ある姉弟の祝福と惜別の物語。

魔王を討った勇者の息子は、ある夜、父に連れられて城の外に出る。 第五回こむら川朗読小説大賞参加作です。 お題：「男性の一人称」

あさりうどんと腹の中の海とあさりの話。 「第五回こむら川朗読小説大賞」参加作品です。

夏の夜、高校生2人から「人を殺した」と通報があった。しかし彼らは互いに「自分が殺した、悪いのは自分だ」と言い張る。二人ともがそんなことを言うのはありえないのだと、彼らの話の真実を…

幽霊をネットオークションに出品している学生の身に起こった話 ※この物語は、日本国の法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。

ネブラスカの田舎町で、ぼくは毎年春にこの町へとやってくるジェシーを待っている。根無し草のジェシーは、ぼくがいっとう憧れる大人だった。第五回こむら川朗読小説大賞参加作品。

第五回こむら川朗読小説大賞参加作品です。 ワンルームで半泣きの兄貴、呆れているおれ、昨日出来上がったらしい死体。外にいるだろうセミは痛いくらいの日差しで元気をなくしているらしく、…

知人から嫁取りを勧められて否応なく写真花嫁を取ることになった僕の話。 SNSで三題噺のお題を募集しました。【手紙】【ホノルル】【愛】 第五回こむら川朗読小説大賞参加作品。お題【…

第五回こむら川朗読小説大賞参加作です。 夏の午後、サークル室で行き遭った後輩に奇声を投げつけられた挙句、雑談に付き合わされる話です。

　十四歳、中学二年の夏休み。 　俺の姉と、その姉が初めて我が家に連れ込んだ〝彼女〟。 　激しく愛し合う女ふたりは、どうしてか俺を挟んで睦み合うのだった。 【お題】男性視点・一人…

とあるオトコノコのお話。 ※以下、二つの自主企画に寄せて。 『第五回こむら川朗読小説大賞』 《テーマ：「男性の一人称小説」》 （https://kakuyomu.jp/use…

六年に及ぶ外惑星勢力と地球の戦争は終結し、徴兵されていた俺は地球に帰還した。 故郷の駅に俺を迎えに来たのは、幼馴染みのシュウ。 彼は言う。「お前が無事に帰ってきてくれて、ほんとう…

ネットニュースの記者に採用されたコンキチ。しかし彼の記事は駄文で閲覧数も稼げていない。そんな何者にもなにかの爆心地にすらなれない中、吸血鬼の下へ取材に行けと編集長から指示が下る。…

もうじきいなくなる二人の話です。

行きたくもない肝試しに連れて行かれ、心霊スポットで置き去りにされた鬼塚アキラは、お礼参りと称して肝試しを主催した同級生たちを襲撃し次々に殴り倒していく。だが鬼塚アキラの災難は、心…

初参加です！！ 第五回こむら川朗読小説大賞に参加させていただきました。 わたしはこういう話が好きだなあというのを書いたので、好きだなあという人がいたら嬉しいです。よろしくお願いし…

ダンスチーム「Soulectrics」が誘拐された。犯人はどうやら金目的ではないようだ。 犯人はむしろ金を渡して頼み込んできた。 「村で神楽を踊ってほしい」 武道館のショーケース…

作中では描写されていませんがヒロインはおっぱいがデカいです

ちょっとあなた、ねえ、あなた、おーい！ そこのあなた！　ねぇ！　あなたってば！

微かなパラレルワールドで生きるあの人と、そこから帰って来たアイツと、なんでもない俺の話。 或いは、100％の純愛小説。

朝ごはんにアレが食べたい。 猛烈な食欲に突き動かされた男は朝食をとるために朝の冒険に向かう。

いつもの言葉遊びを入れてあります。 企画感謝ですこれからも頑張ってください。 短編ですがお楽しみくださいませ。 読んでからの苦情は受け付けません。

文字通りです

患者の病気が完治して、 何かしらの障害が残ることもなく、 無事に退院できる病院の話ですから、 何かが恐ろしいということは当然あり得ないわけです。

学芸員の俺のもとに転がり込んできたのは、一振りの刀と炎の髪を持つ妖だった。

「恢复 ᴚ̴̡̛͉̫͎͓͎̬̯̯͓̎̃̅̒̇̍̈́̄̉̚̕̕͝͝Ǝ̵̢͍̣̫͎̈́́̉́͛͠Ɔ̴̖̯̝̙͖̭̞̙̼͚͓͆̾̈́̅̄͆̾́O̸̧̢̱̲͔̝͂͑̈͂͑̈́͛̕͝Λ̴̺…

不良をハンパにやめてハンパに就職したやつが、相棒に再会して青春を取り戻す感じです。 彼にとって相棒よりも素晴らしい人間なんて存在しないんでしょう。 生まれて始めてＢＬなるものを…

地球史上最大にして最初で最期の天体ショー、ウルトラ・エクストリーム・マキシマム・シャイニング・グラビティ・サチュレイテッド・スーパー・ムーンがフォール・アウト・アット・トゥナイト

第五回こむら川小説大賞出品作どす

本作品には直接の描写はありませんが、スカトロを想起させる描写がございます。 百合に挟まれる男性概念について、許容できない方による摂取はおすすめできません。 本作はエロやグロを世に…

街角の講談師が語る江湖の物語、それは愛欲に振り回された男たちの悲哀だった。 【登場人物】 ・北辰玄／貪狼剣王（ほくしん　げん／どんろうけんおう） 天下一の剣客。十八で剣の奥義を…

とある山奥に住んでいる蛇神様の元へ、供物になるために育てられた少女がやってきたお話。 供物ちゃんはどうしても神様に食べられたいし、神様は人間の肉を食べたくない。 立場差、種族差、…

演劇部に青春を賭けている先輩達に圧倒されてしまう後輩の話。

第五回こむら川朗読小説大賞参加作です。 実家を出て一人暮らしを始めた兄のもとを訪れ、酒を飲みがてら近況報告や思い出の幽霊屋敷を懐かしみしつつ、お願いごとをされる話です。

第五回こむら川朗読小説大賞参加作です 男→男巨大感情要素を含みます

神喰なんてのは、ほんとは良くねえ名前なんですよお。 犬でもひとでも神でも食い殺す、罰当たりでおっかねえで奴らだって、あっちかし人間に言われとるです。 けんど、ほんとに神喰家の男は…

これは夢だ。 僕は現実を忘れていた。 だから僕はきっと現実に未練のない人間なのだろう。 ※第五回こむら川朗読小説大賞参加作品

昔々の物語。ある晩のこと、俺の兄は美しい女を連れてきた。第五回こむら川小説朗読大賞参加作。

　横暴な上司に疲れ果てて、愛宕山に登った“私”は、山中の小さな社の前で一人の子どもに出会う。 　よほど疲れた顔をしていたのだろう。 　子どもは私に話を聞かせてくれとせがんできた。…

ヲタクよ。推す気持ちは恋ではなくもはや愛である。 自分のしていることが不毛だと思う時はありますか？ そんなあなたをこの小説で勇気づけられないかな。推し目線であなたの愛がどう見え…

オチを考えてから書いたんじゃ。 小説を書くのはほぼ初めてなんじゃ。 難しいんじゃのう。

【第五回こむら川朗読小説大賞参加作品】 天文学者を夢見る幼馴染の直哉と共に、正樹は学校の裏山へ流星群を眺めに行く。 降り注ぐ星々に混ざって浮かぶ"それ"は、大きな事件を引き起こし…

第五回こむら川朗読小説大賞参加作品、太平洋戦争ぐらいの昭和のBLです。 同題異話7月号にもお邪魔しています。よろしくお願いします！

第５回こむら川朗読小説大賞の参加作品です。

魂に残った未練を消す仕事をする〈悔恨屋〉の主人公。ある日の依頼は、恋がしてみたいというものであった。

妹は、妹であるべくして妹なのだなあというお話です。 第五回こむら川朗読小説大賞参加作

俺の高校には七不思議がある。どれもありきたりであんまり怖くないのだが、七つ目がちょっと奇妙だ。 「食堂でたくあんを残すと、食堂のおばちゃんによってひどい目に遭わされる」

　池に沈んでいた頭蓋骨を拾った僕は、女の幽霊に取り憑かれた。 幽霊池中さんと、僕、佐々木が過ごすちょっとホラーな日々。

#第五回こむら川朗読小説大賞 に参加させていただきます。初参加です。新参者ゆえ、作法のわからぬ部分はありますが、お手柔らかにお願いします。今回は『男性の一人称小説』がお題という…