種族名称:『‘‘震撼する’’欺天の嘯弄《アグレウス》』
位階:１０
キャラクターレベル:93
基準能力値
筋力:45 耐久:90 敏捷:60
器用:45 知力:65 判断:65
感知:50 精神:60 魅力:65
命運:6
特殊能力
毒耐性
毒に対する耐性を持つ
精神効果耐性
精神ステータスを参照する状態異常に対する耐性を持つ
魔法知覚
五感に寄らず周囲を認識できる。遮蔽、暗所に対応
巨体特性
身体が大きいことを表す能力、急所への攻撃に不利を与える、部位破壊により急所への攻撃に有利を与える。
祈誓願司《パラディン》適正持ち
祈誓願司としての呪文行使が可能
飛行能力
飛行可能、飛行時に地上ユニットに対して攻撃有利を得、地上ユニットの攻撃に不利を与える
二回行動
一度の手番に主動作を二回行える
眷属召喚
自身に紐づけられた存在を召喚可能
多部位存在
急所、或いは意識を持って行動できる部位が複数存在し、また、それらが独自に行動できることを表すスキル。
このキャラクターの場合はヒト型の部位と鳥型の部位が該当する。なお、鳥型部位の攻撃は遠距離攻撃となる。
『異界の正気』
このキャラクターが常識とは異なった習わしに生きることを表すスキル。一部の状態異常を無効化、逆にこのキャラクターを強化する。
このキャラクターを直視した対象は精神ステータスを参照したセーヴ判定を行い、失敗すれば発狂する。度合いは達成値への不足に応じて悪化する。
『次元震』
召喚された際、若しくはシナリオ中最初に姿を表した段階で自動発動。周囲一帯を衝撃波で攻撃、固定ダメージを与える。建造物には与ダメージが倍加する。
『鷹揚』
上位存在としての在り方。自身はHPが一定値を下回るまで常に行動順が最後になり、呪文の行使にペナルティを受ける。また、その間は受けるダメージが常に減少する。
『見えざる手』
自身の行う通常攻撃は常に不可視かつ射程無限となる。(攻撃対象がこのスキルを知らない場合、自身の攻撃は常に不意打ちとなる)
『瘴気の惑乱』
自身に対して近接攻撃を行った対象は、攻撃ごとに精神ステータスを参照したセーヴ判定を行い、失敗したら即座に手番が終了する。
『権能：地震』
地を揺るがす災害の化身。
主動作で使用した場合、周囲１０㎞範囲内の全てに固定ダメージを与える。建造物には適用ダメージが二倍になり、空中に居るキャラクターも対象となる。
補助動作で使用した場合、自身を中心に半径１０ｍ内の地上にいる全てのキャラクターを対象とした攻撃を行う。対象となった者は耐久ステータスを参照したセーヴ判定を行い、失敗したら転倒＋ダメージ。成功時はダメージ半減のみ。
『アポトーシス』
自身の死亡時、周囲５０ｍ以内の全ての対象に精神ステータスを参照した判定を行わせ、失敗時即座に対象を死亡させる。
『辿移の理』
この世ならざる存在であることを示すスキル。時間経過(５ターン毎)に応じてステータスの上昇や判定値への補正を獲得する。また毎ターンＨＰを一定値ずつ回復する。
『形態変化』
ＨＰが一定値を下回ると戦闘形態に変化、以後戦闘終了までスキル『鷹揚』の効果が解除され、自身の全ステータスに＋１５される。また、下記のスキルが使用可能になる。
『魔神撃』
自身の呪文行使能力値分の補正を近接攻撃の命中値に加える。また、与ダメージに呪文の追加ダメージ分の補正を加える。
『轟音の鬨』
周囲５０ｍ以内の自身の配下以外の対象全てに攻撃を行う。対象は耐久ステータスを参照したセーヴ判定に失敗した場合、ダメージと転倒、朦朧の状態異常を受ける。配下の魔神には対象の攻撃点の上昇と防護点の上昇効果を与える。
『肥大する自己意識』
自身の行う攻撃は常に、範囲を対象とした攻撃となる。
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魔神王の誇る古今無双の怪物達、その一柱。
地獄の大侯爵を任ぜられており、普段は三十一の軍団を率いて地獄内の綱紀粛正を正している他、魔界からの侵攻を防ぐ防人としての役割も担っている。
正真正銘の怪物。位階にして十に達するその力が振るわれたならば、大半の英雄は物語の中の存在へと貶められる事となるだろう。
その性質上たとえ召喚されたとしても、顕現するのは分霊程度が関の山。本体の召喚や或いは現世での討伐は不可能である。彼の者らに常しえの滅びを与えたくば、彼らの住まう地獄へと赴く他術はない。
その容姿は鰐に跨った老人の様な姿をしている。なお、周囲には肉塊で模られた鷹が遊弋し、その他の部位も正視に堪えぬ痛ましさではあるのだが。
データ的には正にイカれた代物と言える。耐久９０は生半の攻撃を跳ね返し、更には位階差によるダメージ減少も鑑みれば、攻撃を通すこと自体が無理難題の類になる。
また攻撃面に関しても、敏捷６０、精神６０とどちらも高水準で物魔共に命中率も高い。なお、筋力値は４５と他のステータスと比較して低い方ではあるので火力自体はそこまで高くはない、あくまでも同水準のデータと比べれば、の話だが。
インコム的な鳥型の攻撃は逆に器用４５の敏捷６０で命中率が低い分、期待値は高めに出るようにはなっているのだが、スキルとの咬み合わせが悪く最終的な火力は低めになっている。
こう書くとスペック的には高めに見えるがスキルの咬み合わせが悪く、更にはマイナススキルも存在するため相対的には弱い方になる。
なお、敏捷６０に命中させ耐久９０＋αの守りを抜けるだけのスペック持ちはそうは居ないのも事実ではある。
いくらキャンペーンの集大成であったとしても、出さざるべき物は多々存在する。あくまでもデータとしての指標、或いは上限値と割り切って、自作のデータに生かす方向性で使っていただきたい。