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ここの話

近況ノート。
この場に言葉を紡ぐことが私は好きだ。

逆にTwitterやInstagramに綴るのは、あんまり好きではない。

誰かに聞いて欲しいわけでもない、私の呟き。
話のまとまっていない、起承転結もない、私の話。

愛くるしい女の子であれば、そうゆう話を好きな人とするのだろう。
電話をかけて、どちらかが眠るまで他愛ない話をするのだろう。

でも私は、好きな人もいなければ、
誰かに無意味に話を聞いてもらうことが好きじゃあない。
私の話に、同意も返事もいらない。
しいて言うなら、適当な相槌と少しのぬくもりが欲しい。
理想を言うならば、
相手が本を読んでいるその腕の中で、意味もない話をしていたい。
上の空で適当に相槌を返しながら、
「何の話していたっけ」と。
そう問われるような、そんな時間であれば、過ごしてみたい。

私に父親が、いないからなのかもしれない。
存在はするけど、いない、父親の面影を、探しているのかもしれない。

学校から帰って、誰もいない家に対して、
寂しいという感情は、もうあまり感じなくなった。
だけどたまに、ふつりと切れたように泣く日もある。
そうして、均衡を保っているのだと、思う。

好きな人を作ることに積極的ではないのは、
そういう部分があるからだと思う。
誰かに縋ってしまいそうな気がして。怖い。
替えの利く誰かになりたい。代替品でいい。
一緒に居たい。けど、私に興味を持たないで欲しい。
でも、嫌いになってほしくない。
私の我儘。

手が冷たい。久々の夜中。
部屋の掃除をしないとなあ。

一貫性のない、そんな話。

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