願う望みをと
そして
希
希な望み
願う事が叶うようにと望む思い
希なる願いとも読めるこの文字の意味は
いつかは叶えられるようにと願う気持ちが
祈りになる
明日が良い日でありますようにと願う心は
希な事でもない
海外の神話
パンドラの箱
未来が分かってしまう不幸
その名の前兆へ
最後に残った希望が抗う
希望
絶望を目前にしてさえも抗う力
晴れた日に天を見上げ
雨の日に恩恵の大地を見つめ
曇り空を吹き飛ばす風
心はいつも晴れの日の太陽を目指し
雨の日に考え
鬱を吹き飛ばす風のように
私はその風となり
考える事もやめて
感覚だけで大地を渡り
虹を登れば雲の上の青い空
目指すべきものは天空の闇の中で光る星かと
導かれるままに天空を彷徨う風になる。
いつの日か
この希望だけを題材にした何かを描きたいと思っております
こんな私にできるのでしょうか?
それでも希望という文字が
心の片隅で
諦めるなと囁くのです。