小河です。
連載中であります「なんでもないぼくと戦士のオルガ(略してぼくオル)」、水曜日に「第二話 十三(第13節)①」、昨日「第二話 十三、(第13節)②」を更新しましたので、どうぞご覧ください。
ちょうど今の時期(ゴールデンウィーク明け)というのは、本作の現時点での時系列と近しいんですよね。本作の舞台であり、作者の暮らしている北海道(札幌圏)では、本作と同様、桜が散って、花びらが風に舞ったり道端に溜まったりしているところです。そういう光景に出くわすと、「ゴールデンウィーク終わっちゃったんだな~」とさみしくなるところまでが、毎年の恒例になっています。
ということで、今回は桜に絡めた「ぼくオル」の雑なメインキャラ紹介をしてみます:
○ぼく(ノノ)……この小説の一人称。ひと嫌いでひとりでいるのが好き。桜が好きかと言われれば、まあ好き。淡くて嫌味もなく、自己主張が控えめなところに親近感を抱いている。ただ、花見という行事は勘弁して欲しい。なにが楽しくて屋外、それも桜の木の下に集ってわいわいがやがや宴に興じるのか、全くもって理解できない。桜が可哀想である。
○オルガ……この小説のヒロイン(英雄的な意味で)。今日も元気だご飯がうまい。花が嫌いというわけではないが、近くに置いたり育てたりしたいというほどの愛着はない。元いた世界では実にいろいろな土地を旅したので、桜はその道中で見た数多の花のひとつに過ぎず、「きれい」だと感動する気持ちはあるが、花は大体きれいなものだと思っていて、桜だからどうこうというものはない。花より団子を地で行くタイプ。
それでは、また。