皆さんは長期連載のクライマックス、楽しんで書けていますか。物語が終盤に近付くにつれ、主人公を襲う試練は大きくなり、主人公が側が強くなっていても最後の展開はとてもハードなものになりがちですよね。

 バトル系の話はモロそれですし、ミステリーにしても最大の謎が待っている訳です。最後のイベントはその物語の中でも一番派手で一番困難でなければいけません。それを乗り越えてエンディングに行くからこそ最大限のカタルシスを得られるのですよね。最終回がしょぼい作品はあんまり印象に残らない気がします。

 だからこそ、長期連載の最終回あたりは書くのがしんどくなるんです。だって、並の展開では最終回っぽくないでしょう。最大の壁が待っていないと。苦戦に苦戦を重ねて首の皮一枚で敵に勝利って流れにしなくちゃでしょ。うん、これはしんどい。そう言う展開を無理矢理にでも思いつかないとしんどい。ぐあああ~。

 実際、自作の『闇神様』では、スケールが大きくなり過ぎなほどに大きくなってしまいました。あの規模にまでしないと話が収まらなかったんですよ。この次元の宇宙を守るって言う展開にするしか。

 今エタってる作品の中にも最終回間際で止まっているものがあって、何故止まっているのかと言えば、ものすごい展開を描けそうにないってのが一番の理由だったりするのですよね。ぐぬぬ……。何とかない頭を絞り出さなくては。

 ちなみにクライマックスでもスケールを大きくしなくていいジャンルに恋愛があります。恋愛は最終的にくっつくか別れるかすりゃーいいんですからね。ある意味クライマックスシンドロームに悩まされずに済むジャンルと言えるでしょう。恋愛には恋愛のしんどさがきっとあるのでしょうけど……。