時々に請けている探偵の仕事で、よりによって沖縄までの出張に出掛けておりまして、返信がおくれました。
で、本日、4日振りにPCを開けると… 頂いていたコメントが削除されていました。
頂くコメント・レビューは、全てスマホに転送しております。 つまり、ドコにいても、リアルタイムで有難く読ませて頂いています。
しかしながら、仕事の都合で数日間、スマホでさえご返信出来ない状況が、多々あり、ご返信が遅れる事をご承知下さいね。
今回は、『 異世界あるある 』に関して、エルフに言及していないのは何故か? と頂いておりました。
以下、ご用意しておいた、私ながらの意見を掲載させて頂く事に致します。
『 エルフ 』ですか……
北ヨーロッパの、ゲルマン神話ですね。
トールキンの『 指輪物語 』に登場して以来、『 トールキン風エルフ 』は、現代ファンタジーの定番となっているようですが、『 美女 』としてだけの設定が先走りし、男性筆者の嗜好的感覚に寄っている現状には、閉口している次第です。
しかし、私が、本編で議論展開させて頂いたのは、ファンタジーコンテンツの在り方についてであり、キャラクター設定云々については、基本、個人の自由だと考えています。
まあ、少々、偏った設定については、注進させては頂きましたが……
『 エルフ 』は、本来、北欧神話の中では『 賢者 』・『 神族 』の意味合いを持ち、自然を司る『 小神族 』です。
「 時にして若々しく、美しい外見を持つ 」・「 森や泉に住み、不老不死 」・「 魔法の力を持っている 」と言う言い伝えが、現代エルフ創作の基礎になっていると思われますが、あの、長く尖った耳は『 指輪物語 』の設定中では、尖ってはいるものの、異常な程の長さはありません。 おそらく、『 ロードス島戦記 』に登場するディードリットが、その後のエルフ容姿に影響しているのでしょう。
ただ単に、お気に入りの作品の中に登場するキャラクターを『 二次制作 』するのではなく、歴史的背景や起源など、自分なりに調べてから、自身の作品に登場させるべきかと存じます。