• 創作論・評論
  • 現代ドラマ

消されたコメントに対してのご返事

時々に請けている探偵の仕事で、よりによって沖縄までの出張に出掛けておりまして、返信がおくれました。
で、本日、4日振りにPCを開けると… 頂いていたコメントが削除されていました。
頂くコメント・レビューは、全てスマホに転送しております。 つまり、ドコにいても、リアルタイムで有難く読ませて頂いています。
しかしながら、仕事の都合で数日間、スマホでさえご返信出来ない状況が、多々あり、ご返信が遅れる事をご承知下さいね。

今回は、『 異世界あるある 』に関して、エルフに言及していないのは何故か? と頂いておりました。
以下、ご用意しておいた、私ながらの意見を掲載させて頂く事に致します。


『 エルフ 』ですか……
北ヨーロッパの、ゲルマン神話ですね。
トールキンの『 指輪物語 』に登場して以来、『 トールキン風エルフ 』は、現代ファンタジーの定番となっているようですが、『 美女 』としてだけの設定が先走りし、男性筆者の嗜好的感覚に寄っている現状には、閉口している次第です。

しかし、私が、本編で議論展開させて頂いたのは、ファンタジーコンテンツの在り方についてであり、キャラクター設定云々については、基本、個人の自由だと考えています。
まあ、少々、偏った設定については、注進させては頂きましたが……

『 エルフ 』は、本来、北欧神話の中では『 賢者 』・『 神族 』の意味合いを持ち、自然を司る『 小神族 』です。
「 時にして若々しく、美しい外見を持つ 」・「 森や泉に住み、不老不死 」・「 魔法の力を持っている 」と言う言い伝えが、現代エルフ創作の基礎になっていると思われますが、あの、長く尖った耳は『 指輪物語 』の設定中では、尖ってはいるものの、異常な程の長さはありません。 おそらく、『 ロードス島戦記 』に登場するディードリットが、その後のエルフ容姿に影響しているのでしょう。

ただ単に、お気に入りの作品の中に登場するキャラクターを『 二次制作 』するのではなく、歴史的背景や起源など、自分なりに調べてから、自身の作品に登場させるべきかと存じます。

2件のコメント

  • 感想をいただきました大和大和と申します。

    まずは数々の指摘、ありがとうございました!

    一応自作の内容には何回か目を通してはいるんですけど、やはり他人からの指摘があると自分でも気づかなかった部分を確認することができて、批評の重要さを改めて認識しています。(笑

    確かに、その時の気分によって文体と言いますか、表現のしかたが変わってしまうのは気を付けた方が良さそう……。

    ハリー・ポッターとか、ナルニア王国等といったガチガチの文章を意識しているわけではない、と弁明はさせていただきますけど、その作品の世界観に合わせた表現ができてなきゃダメですね。

    何だか拙いコメントになっているような感じがして申し訳ないですけど、目から鱗な辛口評価、ありがとうございました!

    本当に気が向いた時でいいので、またお読みいただければ嬉しく存じます。
  • >大和大和 様

    早速のご返信、ありがとうございます!

    随分と、言いたい放題をさせて頂きましたが、正直、感心したから、敢えて辛口献上させて頂きました。

    極論的に申し上げれば、創作は自由でなければなりません。 表現法・描写法・文章構成 etc… 全くに、自由であるべきです。
    しかし、ヒトに読んでもらう趣旨のモノである以上、『 常識的見地 』は存在致します。 私が提議させて頂いている核心は、ソコにあるのです。

    願わくば、大和 様が創作の道を、益々に、進んで行かれます事を願っております。
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