SNS系『 カルテル 』なるグループをご存じでしょうか?
ツイッターとも連動し、特定の作品に、大量のアクセスやポイントを入れる主旨のものです。

主宰者と、その取り巻き・メンバーたちが存在し、アクセス・ポイントが欲しい新参者は、ただひたすら主催者や取り巻きたちの作品にアクセスし、ポイントを入れます。
そのうち、主宰者から『 許可 』が出ると、メンバーたちが、こぞって新参者の作品にアクセスをし、ポイントを入れます。

考えてもみて下さい。
名も知らないアマチュアの創作作品に、毎日、100も200も新アクセスがあると思いますか?
Web上で、それなりの名が通っている者ならば、ツイッターなどの拡散で、数百くらいはあるかもしれません。
でも、毎日・数日間隔で、200以上のコンスタントなアクセスがあるのは、どう考えても異常です。

ネット小説を15年ほど書いていますが、当初は、発表出来るサイトが少なかった為、私も、1日500以上のアクセスを頂いていた時期がありました。
しかし、現在では、数あるサイトに読者は散ってしまい、数百超えのアクセスは、まず無理でしょう。
本当に、その作品に興味を持ってアクセスした数は、1日100人くらいが正当かと。

最近は、中・高校生の参入が増え、クラスメイトたちを介して、SNS以外の『 学校カルテル 』も増えました。
これは、作品の評価ではなく、ただ単に、作者の応援に過ぎません。
毎日、日課のように、友達作者の作品をチェック。 学校で歓談しているように、『 読者 』としてコメントを入れます。

これらが、正当な、作品評価・アクセス・ポイントと言えるでしょうか?

見極めは、かなり難しいと思います。
しかし、読んでみれば一目同然。 アクセス・ポイントの多さに比例した作品の文学的水準は、どこの一文を読んでみても、見つける事は出来ません。
更に言うならば、毎日数百のアクセスがあるのにも関わらず、『 お気に入り 』や『 フォロー 』・『 レビュー 』と言った項目にチュックが入らないのは、どう考えても不自然です。

最近は、自分のサイトや作品に、毎日、自動的に数百のアクセスをするアプリも登場しています。
毎日、同じようなアクセス数があるのも、不自然だと思いませんか? 同じ章を、何度も何度も読み返す人は、確かにいるかもしれませんが、数百単位では無いはず。
それは、アプリによる『 機械的 』なアクセスだからです。

これら『 不正作品 』に埋もれている良作は、実に、数多く存在します。
そして、その多くの作者たちは失望し、サイトを去って行く・・・

アクセス数・ポイント・コメントの多さを、評価基準に入れないで欲しい、と切実に願うばかりです。

コンテストの場合、1次選考時の作品選出基準を、アクセス・ポイント数で決定している感があります。
アクセスやポイントが少なくても大丈夫、なるコメントも見受けられますが、1次選考を通過した作品は、揃いも揃ってアクセス・ポイントの多い作品ばかり。
そもそも、アクセス・ポイントの多い作品 = 人気がある作品、と言う判断・図式が、全く持ってナンセンスで、軽薄です。

『 ある程度、売れそうな作品 』・・・
アクセスポイントが多い作品を、コンテストによって書籍化する背景には、そんな意図・図式が見え隠れする気がしてなりません。
膨大な手間と時間が掛かりますが、是非とも、実際に作品を読んで判断して頂きたいものです。

6件のコメント

  •  運営もかなり対策しているようですが、イタチごっこのようですね。
     そのあおりからなのか、家族がこっそり応援しているようなささやかなルール違反で運営からアカウントを消されたりすることもあるようです。

     このシステムで、サクラの効用が大きいのは間違いありません。多くの読者はポイントを読むときの参考にします。スタートダッシュでのポイントがなければほとんど読まれないということです。
     これだけ作品数が多いと、★100個の作品はそれだけで目を引きます。たった34人のサクラを準備すれば達成できるポイントです。そう考えれば、不正ポイントがなくならないのは、むしろ当然でしょうね。

  • >油布 浩明 様
    近況ノートまでお越し頂き、ありがとうございます。

    私は、原作を『 カタチ 』として残しておきたいので創作をしています。
    従って、ポイントはあまり重要とは思っていないのですが、作家を目指している方たちにとって、ポイントの多さは評価=書籍化につながり、死活問題でしょうね。
    まあ、創作をする以上、私も、多くの方に作品を読んで頂きたいし、評価なるポイントも欲しいところではあります。
    参考までに、★の多い作品を読んではみましたが・・・

    失望しました。

    書籍化したものも読んでみましたが、更に落胆・・・
    書籍化する意味が、全く見当たらないほどの酷い内容。

    カクヨムも、遂に、ここまで堕ちてしまったか・・・
    そんな感想です。

  • こんにちは、近況ノートへコメントありがとうございます!

    お礼にお伺いしましたら、なかなか重いテーマですね。
    素敵だなって思うのに一見すると全然読まれていない作品ってたくさんもありますもんね。

    Twitterはやっていないので、カルテルは想像もしたことがありませんでした。。
    私はカクヨムは一種のSNSだと思って使っておりましが
    その一方で自分の作品に正当な価値を見出せず悲しまれている方も沢山いるんでしょうね。

  • >松生 小春 様

    コメント、ありがとうございます。
    このサイトが出来た当初、角川主宰だから、さぞや崇高なレベルでの創作サイトになるだろうな、との想いがありました。 大いなる、期待です。

    ・・しかし、その期待は裏切られ、数年も待たずして他のサイトと変わり無い、ファンタジーてんこ盛りのサイトとなり果てました。

    別に、ファンタジーがいけないと言う訳では無いのですが、『 異世界モノ 』を始めとする、『 自由奔放主義 』創作が幅を利かせ、小説とは到底、認識出来ない( 認識したくない )モノがサイト上を闊歩しているのが、どうにも・・・
    ただ、多くの作品を置いている為、悶々としたキモチのまま、登録を続けている状態です。

    作品を、一般に公開するカタチで残しておきたい為、このサイトにいるので、ポイント等はあまり気にはしていませんが、正当に評価されていないと言う点では少々、考えるところがあります。
    PV数や、★の数の多さを自慢して、いい気になっている輩には、ハッキリ言って閉口です。 その評価に値する作品を書いているのか? と問いたい。

    近日、それら『 異世界モノ 』についての評論を投稿する予定です。
    宜しければ、ご覧頂きたく、ご案内申し上げます・・・

    末尾になってしまいましたが、松生 様の『 命 』におけるテーマの作品、非常に印象に残っております。 これからも、意欲的な創作、期待しております。

  • 「祖母の家」は私の実体験がベースです。
    あまり関心が持たれていないと思っていたので、とても嬉しいです。ありがとうございます!

    悲しいとき、心の拠り所がないとき、気持ちの整理棚として、これからも少しずつ書き留めたいと思っています。意欲が湧きました。感謝しきりです。

  • >松生 小春 様
    創作意欲の向上に貢献出来て、幸いです。(笑)

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