5章終了しました!


マジックストーリー第5章 『晴れのち曇り、そして雨。でもまたきっと…』が遂に最終話を迎えました。
タイトルと同じくらい長かった……(;´∀`) 全19話でした……ひえぇぇ~。

これまであまり触れてこなかった、爽太の心情や、葛藤……いかがでしたでしょうか?

4章までの爽太は、中学生の男の子としてはとても大人びていて、強さと優しさを兼ね備えた、完璧を意識させるような子として表現していましたが、実は人に弱さを見せるのを嫌い、自分に厳しく、強がりで不器用な子だったと、今回の章で明かす事になりました。


「自分をもっと大切にして欲しい」
「無理に笑わなくていい」

爽太が以前、亜梨明にかけた言葉は、爽太自身にもいえることで、このセリフを爽太に言わせてる時は、「あぁ、矛盾してるよなぁ~」なんて、思いながら執筆しておりました。


爽太にとって、亜梨明は『同病相憐れむ』存在ですが、一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど、それだけではない関係になってきましたね。

『自分が大人になる姿って想像できない』と言っていた亜梨明が、爽太の言葉や行動のおかげでどんどん考え方が変わり、病に打ち勝ち、成人して医者になった爽太を見たいと告げたのは、爽太のこれまで辛く苦しいことが多かった人生が、ひとつ報われた場面でもありました。

自分のキャラクターに一言声を掛けれるのだとしたら、爽太にまず「お疲れ様、たくさん頑張ったね」と言ってあげたい気持ちです。



さて、一学期が終了し、7月も終わり、6章からは月が替わって8月…。
晶子の別荘に行くお話がスタートします!

晶子はもちろん、緑依風と風麻のもう一人の幼馴染、利久。
晶子の家族など、新キャラクターも登場します!

ちょっぴり贅沢な夏休みを、みんながどうすごすのか、是非読んでいただけたら幸いです!

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