姫「む。なんだここは! 狭くて暑くてむさくるしいぞ!」
オ「ここはバックヤードっす」
姫「なんだ。うちのコンビニとちょっと違うぞ」
オ「なんか、これまでいた男の人たちがクビになったとかで急に呼び出されたっす」
姫「ほほう。おっと。張り紙だ。なになに。ここでレビューを書いてくれたひとたちに礼を述べろというのか」
オ「そういうことっす」
姫「ハハハ。馬鹿め。姫たるわたしがそうやすやすと頭を下げるなど……」
オ「えー。まずレビューを書いてくださった、
サキョウさま
竜聖さま
天乃さま」
姫「おい、ちょっと……」
オ「そして☆をつけてくださったみなさま、読んでくださったみなさま」
姫「待て、こっちの話を……」
オ「どうもありがとうございました。感激っす」
姫「だから……」
オ「これからもおもしろい話をつくれるように頑張りますので、どうか温かい目で見守ってやってくださいっす」
姫「ひとの話を聞け――――!」
オ「なんすか。まだいたんすか」
姫「いるに決まってるだろうが!」
オ「ほら。もう用済みらしいから帰るっすよ」
姫「ちょ、待っ! て、手を、いきなり手をつなぐな。は、は、離せ――――!」
オ「はいはい。はやくしないとこの空間が閉じちゃうらしいっすから。それともおぶって運ぶっすか」
姫「く、屈辱だ! で、でもどうしてもやるというならやられてやらんことも……」
オ「冗談っす。先に行ってますんで」
姫「ま、待て! 置いてくな!」
オ「というか……」
姫「な、なんだ?」
オ「あんだけレビューもらったあとの投稿がこの話って作者さん舐めてんすかね」
姫「たまたま今日書こうとしてたのがあの話だったらしい。察してやれ」
オ「うっす」
みなさまありがとうございました!