先輩「え。今日はどうしたん?」
後輩「いえ。なんかまたレビューいただいたってことで呼び出されたっす」
先輩「マジで?」
後輩「それもふたつ」
先輩「ちょ、マジでええ?」
後輩「マジでええっす」
先輩「いやー、参っちゃうなあ。おれっちってば、異世界行く前に有名人になっちゃうじゃーん」
後輩「そっすね」
先輩「え、なに。なにか言いたげじゃね?」
後輩「いや、先輩。なんか普通に褒められてるコメントって、こう、なんていうんすかね」
先輩「え?」
後輩「なんか、先輩らしくねえっていうか」
先輩「おま、それどういう意味だし」
後輩「言ったままっす」
先輩「ちょっと勘弁してよー。おれっちだってたまには優しくされていいじゃーん」
後輩「そういうこと言っちゃう時点でなんかダメっすよね」
先輩「ひどくね? ねえ、ひどくね?」
後輩「ひどくねえっす」
先輩「ていうか、レビュー書いてもらってもうけっこう経つじゃん。なんでいまさら?」
後輩「なんか作者がしばらく見てなかったらしいっすね」
先輩「どしたの? あ、お盆で忙しかった系?」
後輩「なんか夏バテでやる気でなくて放置してたらしいっすね」
先輩「そういうのバラすのやめろし」
後輩「まあ、先輩の話だしこんぐらいのテンションでいいんじゃねえかって言ってます」
先輩「ひどい」
シュボッ。