こんにちは、名月明です!
今日は関ケ原の戦いがあった日。そして、私の17歳の誕生日です(^^♪
誰が何と言っても私は17歳♪ 毎年17歳♪(←現実逃避)
……でも、まあ誕生日だからといって何か特別なことがあるわけではないですしね。ただ惰性のごとく年を重ねているだけで(白目)
誕生日とはぜんぜん関係ないのですが、この間の近況ノートで「最近読んだおススメの小説を紹介したい」と発言したので、紹介してみたいと思います。今年の高校生の課題図書に選ばれていた児童小説なのですが、
「わたしがいどんだ戦い 1939年」
(著者:キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー 翻訳:大作道子 出版:評論社)
という海外作品です。
冒頭のあらすじは、以下の通り。
物語の舞台は、1939年のイギリス。生まれつき内反足だった少女エイダは、母親から「足が醜い!」と蔑まれ、虐待され、家から一歩も外に出してもらえなかった。
そんな中、第二次世界大戦の影響でロンドンの子供たちは田舎へ疎開することになる。エイダの弟ジェイミーは疎開することになったが、エイダは「お前は疎開する必要なんてない」と母親に言われてしまう。
弟と一緒に疎開がしたかったエイダは必死に歩く練習をして、何とか母親のいるロンドンの家から脱出することに成功する。そして、疎開先でエイダ姉弟を引き取ってくれるスーザンという女性と出会う。
幼い頃から母親に虐待されてきたエイダはすっかり心を閉ざしていて、物語の前半では新しい保護者であるスーザンの優しさを素直に受け入れることができないんですよね。「愛されかた」がぜんぜん分からない。
「お前の足は醜いから外に出るな!」という母親の罵詈雑言が耳にこびりつき、他人に愛を注がれると「私にそんな価値あるの?」と困惑する。ずっと感情を押し殺してきたため、自分がいま抱いている気持ちの正体すら分からない時があります。
エイダが葛藤する様子が痛々しく、悲しかったです。作者が虐待を受けた経験があるらしいので、虐待を受けた人間の心の傷はここまで深く拭いがたいものなのだなと……。
でも、そんなエイダもスーザンや田舎の人々と触れ合い、ポニーの世話をするなどして、少しずつ成長していきます。自立心が芽生え、母親との「戦争」に立ち向かう勇気を手に入れます。その少女の成長の過程が第二次世界大戦という時代背景とともに描かれていくのがとても俊逸。
作者は歴史小説家だそうで、史上有名なダンケルク撤退作戦にエイダの疎開先の村が巻きこまれる(撤退したイギリス兵たちがイギリス南部へ逃げてきた)くだりなどは、かなりハラハラさせられました。
高校生の課題図書ですが、大人が読んでも深く考えさせられる内容なので、みなさんもぜひご覧あれ。アメリカでは続編が去年の秋に出版されているらしいので、続編が日本でも翻訳されてくれると嬉しいですね……。
以上、アキラの読書感想文(?)でした!!(*^^*)
うわぁ~……。何か近況報告するつもりが、本の感想ばかりになっちゃった(笑)
本当は、これからどういう小説を書いていきたいか……とかも書く予定だったんだけれど、とりあえず今日はここらでよかろうかい?(西郷どん!ナレーション風)
とにかくですね、エイダちゃんは姉キャラ(しかもたった一人の味方の弟ジェイミーにかなり執着している)なので、姉キャラ好きの人にも強くおススメですよ!!(^ω^)(←お前のことだろうが)
以上、ピチピチの17歳JKでDカップのアキラちゃんでした!!!
(虚言癖)