これ、誤字指摘を受けて本当に困りました。
指摘を下さった方は、
↓
『可愛そう』と書いてあるけれど、
『可哀想』の表記が正しいよ。
最近は、気の毒に思う場合は『可哀想』と書きますよ。
とのご指摘でした。
へーそうなんだ!
と思って調べてみたのですが……。
うーん……。
結論から言うと『可愛そう』も『可哀想』も当て字でした。
もともとひらがなで『かわいそう』と書かれていた言葉に、漢字をあてたのだそうです。
かわいそう
↓
可愛そう
↓
可哀想
と、当て字をしていった歴史があるそうです。
(ネット上の辞書に載っていました)
漢字は、どちらを使っても間違いではないようです。
ひらがな表記の方が良いのかもしれません。
(ビジネス文章では、ひらがな表記にする場合もあるよ、とのネット記事を見かけました)
また、気の毒な場合は、『可哀想』と書く方が現代では一般的ですとのネット記事は一つ見かけました。
ただ、ここからが難しいのですが……。
『このネット記事って、どこまで信用出来るの?』
と言うことです。
これが、辞書(ネット上でも公開されています)の情報であれば、信頼できる情報、確定情報ですから、修正対応出来るのです。
けど、読者さんからの指摘の裏付けが、ネット記事だけですと、それが一般的な日本語の用法なのかどうか判断がつきません。
もしも、ご指摘のように『可哀想』に修正し、違う読者から『可愛そう』が正しいよと指摘をされたら、修正が行ったり来たりしてしまいます。
また、『現在は可哀想と書くのが一般的ですよ』と返信コメントしても、日本語の用法として定まっていないと(例えば文科省が決めた用法、ルールであるとか)、反論されてもめる原因になります。
これがプロ校正の方からの指摘でしたら、調べないで修正できるのですが、読み専の方はご職業を書いてない方が多いので、指摘をそのまま受け入れることは難しいのです。
なので、今回修正対応は見送らせて頂きました。
ご理解をいただければ幸いです。
■お願い イマイチ自信がなければ、ご確認を!
それで、今回、誤字指摘を頂いてからの対応プロセスを紹介させて頂いた訳ですが、結構時間がかかります。
(^^;
(事実もう20時半ですし、これから風呂入って一話書かなきゃならない……)
検索しても一発で答えが出ないので、いくつかのネット記事を見て
『この記事には書いてない……』
『この記事にも書いてない……』
『他の辞書には……書いてない……』
と、やるわけです。
正直、負担です。
ご自身の思い込みの場合もあると思います。
ですので、『確か、こうだったと思う』という場合は、一度ご自分で調べてみてから、ご指摘をいただければ助かります。
今後もこういった指摘が続くと困るので、申し訳ないのですが、当該ユーザーはブロックユーザーに指定させて頂きました。
ご理解の程よろしくお願いいたします。