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続きを書けよ!

こんばんは、武蔵野純平です。

今日は他の人の小説を読んで『もったいないなあ~!』と心底思いました。

いや、ケチをつけるコメントをしてきた人がいたのですよ。
すかさずブロック。
小説をかいていらっしゃるので、拝見。

一話しか書いてないのだけれど、これが面白い!

■良い点
・主人公の設定がキツクて良い
⇒日本でマイナス人生だけれど、かなりキツ目。
異世界転生物なので、キツ目⇒転生で羽ばたく、みたいな感じに出来れば、面白い。

・主人公の回想がリアル(共感できた)
⇒私と同じ学校の過ごし方をしている主人公で、「ハッ……!」と学校を思い出してしまった。
こういう読み手の記憶を呼び起こすようなシュチュエーションを描ける視点は素晴らしい才能。大事にして欲しい。

・異世界の設定が面白い
⇒普通の異世界設定と逆設定で、えっ?っと思った。
ちょっと12モンキーズっぽいのが良い。
起点となるアイデアを思いつけるのは才能。
私にはない。大事にして欲しい。

・場面転換が上手い
⇒異世界転生物の1話は意外に書くのが難しいのだけれど、場面転換のタイミングが良い。読み手が飽きないタイミングで場面を変えている。
これはセンスだろう。

・主人公視点でちゃんと書けている
⇒初心者はちゃんと書けない。たぶん、沢山小説を読んだ人なのだと思う。蓄積を感じる。

・情報提示のバランスが良い
⇒1話で読者に教える所、伏せておく所のバランスが良い。
次の話が読みたいと思わせる。

■悪いところ
・冒頭の主人公の立ち位置と設定の差異
⇒ひょっとしたら二話で解決させるのかもしれない。それなら問題なし。

・(個人的にはどうでも良いけど)文章作法
⇒意外と気にする人が多いので、早い段階で直した方がお得。(それだけで読者離れを防げる)

文頭の一文字空け、「、」の打ち忘れ、改行位置、「?」の後ろ一文字空け。

特殊なカッコの使い方は、作家それぞれだけれどカッコの種類によって見た目のインパクトが変わるから、いくつか試すと良いと思う。

・二話以降を書いていない。
⇒頭の中で面白くても、どんな名作でも書いていなければ、評価されない。

他人の作品にケチつけるヒマがあったら、自分の作品を一文字でも多く書け!
と思う。

本当にもったいない人だった。

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