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SB亭moya様より『赤い糸』にレビューコメントをいただきました。

年末の大掃除にて、棚から高校の時に現国か何かの授業で書いたエッセイというか随筆というか、そういうものが発掘されまして。
クラス全員分を先生がワープロ的なもので入力してまとめてくれたもので、年月の経過とともにわら半紙の色もかなり変色していたのですが、文字は問題なく読める状態でした。

「過去のサルベージの意味でカクヨムさんに保存しておこうかなぁ」と思いながらパラパラと用紙をめくって自分のを読んだんですが、数回読み返して思いましたね。

「これはあかんヤツ」と。

今まで過去作に関していくつかサルベージの意味でカクヨムさんにて保存、公開してきましたが、その際にはちょこちょこ手直しをした状態でアップしてきた訳です。
が、エッセイとなるとフィクションじゃないので修正をかけるのはちょっと違うなと思ったのと、そもそも修正掛けようものなら出だしからして直さなあかんレベルで自意識の過剰な発露が凄い(笑)。

どういう内容なのかというと、タイトルは「私が『目』を合わせない理由」というものでして。
高校生活後半、私はヒトに限らず『目』というものが苦手だった時期があり、器に盛られた大量のちりめんじゃこに備わった集団の目もイヤで食べられなくなったこともあったんですが(勿論今は平気で食べます。むしろ旨い、ちりめん最高に好き)、なぜ『目』がダメなのかということが綴られています。
で、このエッセイの出だしがコレです。

「『現実』は水溜まりだ、と常々思う。ウソと真実が心の溝に入り込み、隙間を埋めてゆく」

いやいや待って、全然分からへん(笑)。
まさか、タイトルと全く関係なさそうに見える冒頭にすることで「どういうこと?」と疑問を抱かせて読み進めさせようとしてるのかもしれへんけど、読み手、ついてこられへんて、コレは。
脳内完結、著しい。
小難しく表現することを良しとしていたんだろうなぁ、この頃の私。
わぁ、恥ずかしい。

もし今、自分が同じテーマで書くなら、もっと分かりやすい言葉で始めるだろうなぁ。個人的にですが、エッセイって共感してもらうことが結構大事な要素じゃないかと思っていて、その中にいかに自分の視点というか表現を散らすかがテクニックなんだろうなと……。
そういう意味で共感という部分が完全に置いてけぼりになってる文章だなぁと感じて、「これはあかんヤツ」となりました。

とりあえずこのエッセイは反省の意味を込めて燃やさずに手元に置いておこうと思います……!

そんなこんなでありがたくも頂戴しているレビューコメントへのお礼を綴らせていただきます!
お礼の言葉が遅くなりまして申し訳ありません!


☆SB亭moya様
https://kakuyomu.jp/users/SBTmoya

『こんな『縁』は嫌だ。

主人公は、あるとき、小指の先から赤い糸が見えるようになりました。
それは母親の小指からも伸びており、父親と繋がっているので、

ああこれが運命の赤い糸なのか。

と、思い、
気になる男性数名を思い浮かべながらウキウキと赤い糸の先を想像していた……

……

……

……

のが間違いだったという話です。

この話の教訓は、『先入観を捨てろ』ですね。
確かに小指から伸びていて、赤い糸だよ。そんなもの、あれしかないだろう。と思うのはわかります。

そうじゃないケースもある! ということだけは肝に銘じておかなければならないのかもしれません。

赤い色が少し怖くなるかもしれないこの経験。
ご一読を』


『先入観を捨てろ』、良き教訓をありがとうございます!
確かにそうですよねぇ、主人公も先入観のせいで大変な目に遭っていることを思ったら、この教訓、めちゃ染みると思います。

ちなみに、私の大好きな漫画家・伊藤潤二さんも赤い糸にまつわる短編のホラー作品を描いてらっしゃるのですが、これがまぁなかなかシュールでして。『富江』でデビューされた3年後ぐらいに発表された初期作品なんですが、「赤い糸で結ばれていた男女が別れたらどうなるか」みたいなことを描いた漫画になっています。
本来結ばれていたはずの赤い糸が切られた時、その糸はどうするのかというのが書かれているのですが、まさに漫画だからこそ出来る描かれ方をしているので、未読でしたらぜひ読んでいただきたい!
ホラーとギャグとシュールのバランスがもう絶妙!

ちなみに、見えないものが見える様になると、大抵不幸なことしか起きない気がするの、私だけでしょうか。

これもまた小さい頃に読んだ漫画なのですが、菊川近子さんという方が描いたホラー漫画に『いのちの火が見える』というものがありまして。
主人公はある出来事をきっかけに他人の頭に青白い炎が見えるようになるのですが、その大小がその人の寿命を表していて、もうじき死ぬのが自分には分かるのに何も出来ない……というのがざっくりしたあらすじです。
そこに霊やら何やらが関係してくるのですが、分かっているのに何も力になれないというのは歯がゆいし、無力さを覚えるだろうなぁ……。

姉が高階良子さんや篠原千絵さんといった少女漫画家さんが描くホラー漫画が好きだったみたいで、家にあった本を色々姉から借りて読んでましたが、『いのちの火が見える』は自分にしか見ることが出来ないというちょっとした能力みたいなものをいいなと思っていたせいもあり、今でも作品タイトルを覚えてるんですよね。
まぁ、今は「見えない方がいいこともあるし、知らない方がいいこともある」と思っているので、今読んだらまた印象が変わるかもしれません。

さてさて、レビューコメントを頂戴したSB亭moya様はいつも精力的に色々な作品をお書きになってらっしゃって凄いなぁと私は尊敬しているのですが、先日拝読した『範田さんの右手』というホラー短編は、奇妙な空気感が終始漂う不思議なテイストのお話です。伊藤潤二さんの世界観が好きな方とか、ハマるのではないかと!
右手だけが異様に大きい範田さんという女の子と交際し、結婚した男の末路をぜひお楽しみくださいませ!

改めてこの度は、レビューコメントをお寄せくださりありがとうございました!

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