『劇場版チェンソーマン』を見に行く前に、OPとEDを聴いて心をメタメタにされております……。
宇多田さんについては、エヴァの『桜流し』を作った時のことについて、”「映画の展開には沿わず、今宇多田さんが思うこと、感じていることを歌にしてほしい」というのが庵野監督の希望だったのでストーリーをほぼ知らないまま「桜流し」を作りました”とご自身のXで呟いてるのを知って驚愕したし、何なら今でも聴く度に「凄いな」と思ってたんですが、自分じゃない人が作った曲でもこんなに刺してくるのかと。
改めてコミックス読み返しましたよね。
で、レゼの最後の言葉が確かに切なさの呪いみたいにじわじわ広がった状態でまたED聴いて……というのをしばらくやってました。
なんという説得力のある声。
適切なたとえではなさそうな気がしますが、昔の中国の拷問に水滴を額にただただ落としていくことで精神を崩壊させていくというのがあったんですけど、そんな感じで身体の中にレゼという呪いを染み込ませていくようなイメージで。
はよ映画を観に行かなくては……!
そんなこんなで、ありがたくもいただいたレビューコメントへのお礼を綴らせてくださいませ!
いただいてからかなりお時間が経ってしまい、申し訳ありません……!
☆鳴宮琥珀さま
https://kakuyomu.jp/users/narumiya-kohaku『人を好きになる、そして相手も同じ気持ちを自分に向けてくれるって、すごいことですよね。それがどれほど特別で尊いことか、この作品は教えてくれます。
葉さんと周くんは、血の繋がりのない叔父と甥という、言葉にしがたい関係性です。ですが、その距離感がむしろ心地よく、交わされる二人の会話がすごく好きです。絶妙な距離感の中で繰り広げられる二人の関係に、思わず引き込まれます。
うじうじ悩む葉さんと、高校生ながら少し達観した周くん、さまざまな感情が交錯して、たまらない気持ちにさせられます。
常識とは何か————葉さんの葛藤はもっともなんですが、それすら超えるものが確かに存在すると感じさせてくれる、素敵な作品です。
そしてタイトルの漢字。その意味は、最後まで読み進めたときにきっと心に響くはずです!』
タイトルについて触れてくださり、ありがとうございます!
こちらのお話はほんのりBL作品でして、以前にもお話したかもしれませんが完全にタイトル先行で作りました。
こういう言葉遊び的なの、やりがちなんですよね……。
ひとつ漢字が違うだけで急に意味が深くなったり、不穏になったりして、日本語の面白いところのひとつだなと感じます。
ちなみにCPに関しては『執着わんこDK×結婚没った三十路ノンケ男』とか『意地っ張りDK×無自覚世話焼き幼馴染DD』とか、あとふたつぐらい案があって、実はそれぞれについて冒頭2頁分ぐらい書いてたんですよね。
でも、どの組みあわせも書きながらピンと来ないなと思ってた時に何となく『達観不登校DKの甥×詞を作れない失恋作詞家の叔父(血の繋がりはナシ)』という組み合わせでキャラ設定を作ってみたら「あ、なんかいけそうな気がする」と思って高校生の周(あまね)と叔父の葉(よう)による物語が出来た……という経緯がありました。
詩と歌詞はまた書き方が違ったりするなぁというのもこの話を書いていて改めて感じましたし、30話超えの話を書いたのがこれが初めてで、自分にとっても色々勉強になったなぁと思います。
『常識とは何か』という点については、どの話を書く時にもいつも思います。
常識って、その社会で当たり前とされる物事というだけであって、社会が変われば異なるんですよね、当然ながら。
校則だったり会社の規則だったり、地域社会だったりといった中範囲~広範囲だけでなく、人が二人以上集まればそこにはそこの”常識”が作られていくし、ひとりだけでも自分に課したお約束みたいなものがあったりします。
(「〇〇ちゃんと喋らないのって、このグループの常識だよ」みたいなのは反吐が出る常識ですけどね……)
常識に関するスタンスが違う相手とのやりとりは疲れるので出来るだけそうならないよう用心したりするんですが、忘れたころに「やられた……」となることも。
働き始めた頃は自分の中の常識と違う常識を持ったヒト(例:ミスしたことを武勇伝かのように得意気に語る、自分のミスを別の誰かが謝罪しているのに放置するなど)と遭遇しては「こっちがおかしいのか? この社会ではこれが常識なのか?」と思うこともありましたが、「んな訳ないだろ」と秒で思い直したりして。
今も自分が「常識はずれでありませんように」と思いながら日々生きていますが、知らないところで「あいつ、常識知らんよな」と言われているかもしれません……。
そんな訳で、この作品に登場する葉というキャラも自分の中の『常識』と葛藤したりしています。
難しいですよね、常識。
ふたりがいいなら、ふたりの周囲がそれでいいというなら、彼らのことを知らない他人から「常識はずれ」と罵られても構わないと思うけど、そこに至るまでの道のりはとても遠いと思います。
でもそれは男女の中でも同じな訳で、未婚者同士でも釣り合ってないとか色々言われたりすることだってある。
万人の常識には沿わない関係かもしれませんが、葉と周には穏やかに歌を紡いでいくような関係を続けて欲しいなと思います……。
レビューコメントをお書きくださった鳴宮さまは恋愛ジャンルのお話をたくさんお書きになっていて、私は今『境界の彼方で君と』という天使が登場するBL作品を拝読しているのですが、鳴宮さまは「それやられたら心臓『ギュン!』てなるんですけど?!」という描写をしのばせるのが本当にお上手で!
キャラクターたちのやりとりを想像してはときめいております……(照)。
いつも心に滋養のあるものを供給くださり、感謝です!
改めて、この度は嬉しいレビューコメントをありがとうございました!