文フリも終わった解放感からか、書きたかったものを色々書いております。
ということで、最近公開したお話について軽くご紹介をば。
先日の朗読会のメイン作品としてお読みいただいた『金曜奇譚』というお話は、第1話を公開したのが去年の4月でして、そこから毎週金曜日の19時に1話ずつ公開していき、全10話で完結というホラージャンルの物語でした。
イベント会社を立ち上げた大学の先輩・N氏と、その下で働く「僕」の2人がメインキャラクターでして、お話としては ”違和感”をテーマにした企画を立ち上げるにあたり、【ちょっと不思議で違和感のあるエピソード】を持つ人たちを探すことになった「僕」と先輩が会社のオフィスで隔週金曜日の午後7時に会議をするというのを縦軸にして、合間に「僕」が集めたというエピソードを差し挟んでいくという構成でした。
この『金曜奇譚』という作品をメインにするにあたり、朗読会というイベントそのものが「僕」が作った企画によって生まれたホラー系イベントのひとつであるという設定にしてはどうか……みたいなことを提案させていただいて大枠をそんな感じにしたのですが、先日アーカイブ動画の配信視聴期間も終了したため、書き手として何か御礼がしたいなとなりまして……。
何と言うか、ぶっちゃけ今回の朗読会の作業として、シナリオにしてくださったものの確認&加筆修正ぐらいが原作担当としてはやることがなかったというのが大変申し訳なかったという感じだったんです。
シナリオが出来てしまえば、物語を作るという意味では私のやることはほぼないので、キャストさんがめっちゃ練習してくださったり演出担当さんが音のこととか宣伝動画とか作ってくださってるのを見ていて、私、何してるんだろうと。
そんな訳で、関わってくださったキャストさんや演出担当者さん、会場にお越しいただいた方や配信をご覧いただいた方、イベントそのものを気に掛けてくださった方などに原作書いた人間が出来ることは『書くこと』だ――ということで、完結状態だった『金曜奇譚』に後日譚を付け加えました。
後日譚の後日がいつのことかというと、「僕」が作った企画書によって生まれた朗読会が終わったその夜のことを指しています。
朗読会というイベントは現実世界で実際にあったものだけど、後日譚をつけることによって創作の一部かのような感覚になってくれたらいいなと思いまして……。
後日譚の公開で改めて物語全体に目を通して下さった方もいらっしゃったりと、とてもありがたい数日を過ごしております。
私の中で色々な考え方に出会うきっかけを作ってくれた物語だったなと改めて思いました。
で。
この『金曜奇譚』に登場しているキャラのひとりに綿墨慶一というジャーナリストがおりまして。
この男は作中、オイシイとこだけ持って行くような出方をしているのですが、このキャラがまぁなかなか動かしやすいということもあり、『鳶目✖兎耳』というお話にも出してます。
『鳶目✖兎耳』自体が『聞き耳屋』という物語のスピンオフという位置づけのため、これで3つの作品がリンクする形になったなぁ、これ楽しいの書いてる本人だけだからただの自己満足だよなぁ、読んでくださっている方すみません……と説明しながら申し訳ない気持ちに陥った状態で今、この近況ノートを書いています……。
そんな『鳶目✖兎耳』について、朗読会と文フリの準備で先月中旬ぐらいから連載の更新をストップしていましたが、昨晩最新話となる第50話をやっとこさ公開致しました。
美少年銃使いの聞き耳屋・山本くんのエピソードとなります。
私に絵心があればこの近況ノートに画像を貼りたかったぐらいの美少年が、私の脳内で拳銃ぶっ放してます。
かわいい顔してバチクソ強いとか、大好物です。えへへ。
長らく中断してしまい、すみませんでした……!
またマイペースで更新していけたらと思いますので、改めてよろしくお願い致します!