そんなこんなで近況ノートにて何度かお話しておりました朗読会『金曜奇譚~春の陰~』、無事に終演致しました。
前回公演よりも多くのお客様がご来場下さり、本当にありがたかったです。
気に掛けてくださった皆様のお心もめちゃくちゃ心強くて、たくさん支えていただき感謝しかございません。
今回の公演では短編を4本、長尺モノとして1万8000字前後のものを1本お読みいただいたのですが、これがヒトコワ、ラブコメ、ほんのりBL、ヒューマンドラマとまぁ何というか情緒がおかしくなりそうなラインナップで(笑)。
基本的には演出担当さんの「この作品をやりたい」というところでお選びいただいたのですが、当初は正直なところ「”春”というテーマで串刺しはしてるけど、全くジャンル違う話で喧嘩しないだろうか」という懸念もあったんですよね。
が、結果としてラブコメを入れることでお客様の顔と心が笑いで緩む場面もありましたし、BLという部分で拒否反応を示されるよりも切なさが勝っていたので受け入れてもらえたみたいで、この作品群で大丈夫だったんだなと。私には見えてないものが演出さんには見えていたのだなぁと思うと、キャストさんにも原作者にもない視点という部分で演出という役割は大きいと改めて感じた次第です。
公演の全内容については明日(4月12日)の夜から配信が始まるのですが、その辺りのことについては私のXにとんでいただけましたら諸々ございますのでそちらをご参照いただけましたら幸いです。
当日にお配りした公演プログラムを添えておりますが、私、作らせていただきました。CANVA、ちょっと使わないとすぐ機能を忘れてしまう私の鳥頭っぷりを何とかしたい……!
そんなこんなで朗読会も無事に終了したということで、この会が初出しとなった『春の死』の全文を昨晩公開致しました。
男子高校生の転落死をめぐり、記者が彼のことを知る人々(取材協力者)の話を聞くという作りになっています。
どの取材協力者も基本的に性格が悪いというか常識がズレてるというか、人間の嫌な部分を抉って見せつけてくる人ばっかりで、私の性格の悪さを物語っている……!
ちなみに、朗読会でお読みいただいた取材協力者は4人でしたが、こちらの原作バージョンは5人おります。
一見物凄く良い人、社会人として真っ当に見える人の方が質(タチ)が悪いこともある……ということで、原作をお読みいただいた方だけのお得な章としてお楽しみいただけましたらと思います。
ちなみに、演出担当さんから「次は夏ぐらいにやりたいんよね」みたいなことを以前言われていたのですが、終演後のご挨拶で「次回は夏ごろにやります」と宣言されたので多分3回目あります(笑)。
次はちょっと全体の流れとか趣向を変えたいなーとうっすら思ってます。
とはいえ、あまりやりすぎると芝居のようになってしまうので、その塩梅が難しいところ……。
いずれにしても、お聞きくださった皆様の心に何らかの感情の揺れが生じるような物語をご用意したいと思います。
なかなか量産が出来ない人間ではありますが、続きモノ含め短編も引き続き書きたいものを粛々且つひっそりと綴って参りますので改めてよろしくお願い致します!
