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志草ねな様より『耳卵』にレビューコメントをいただきました。

きょう知人から面白い乙女ゲーが開発中と聞きまして。

『なら☆こい』というタイトルなのですが、『私立「平城京学園」を舞台に、歴史上の人物をモチーフとしたキャラクターたちと交流する学園恋愛ゲーム。登場人物たちは教科書に載っていた“肖像そのまま”のビジュアルでキャラクター化』(引用:電ファミニコゲーマーより)という、もう既に面白そうな気配が凄い(笑)。
設定もこれまためちゃくちゃ心惹かれるもので……!

⇓(引用:電ファミニコゲーマーより)
『主人公は1年生の「小野妹子」。隋への海外留学に憧れる女子高生という設定で、攻略可能キャラクターは聖徳太子、中臣鎌足、大伴家持、行基の4人が予定されている。

聖徳太子は平城京学園に突如転校してきた謎多きイケメン。頭脳明晰だが、歳の割に若干耳が遠いという。中臣鎌足は蹴鞠(サッカー)部主将で、生徒会長の蘇我入鹿に不満を抱き、次期生徒会長選挙への出馬を目指している。

大伴家持は駅前で“路上ライブ(短歌)”を行うシンガーソングライターで、奈良武道館ライブが将来の夢。行基は心優しい仏教美術部部長で、文化祭で展示予定の“大仏”建立に取り組んでいる』

この、史実をちょいちょい織り交ぜてくるところが絶妙!

知人と誰を攻略したいかという話になった際、私は家持をチョイス。
家持の歌に対するアンサーソング(返歌)作りたいなと……!
引用元の電ファミニコゲーマーのページには家持の言葉に対する選択肢が表示されている製作画面があるのですが、その選択肢が「いとをかし」「いとわろし」「あはれなり」「字余りじゃない?」というのもまたある意味勉強になって良き……。
配信されたらやりたいなとちょっと思う今日この頃です。

そんな訳で、レビューコメントへのお礼が大変遅くなっておりまして申し訳ありません!
近況ノートの場を使いまして、お礼を綴らせていただきます。


☆志草ねな様
https://kakuyomu.jp/users/sigusanena

『耳の中に『耳卵』ができることがある世界。耳卵からは人間に似た『似人』が産まれ、どんどん大きくなって知能も高くなる。
だが、似人に人権は認められていない。

主人公は、当初は決められた通りに、孵った似人を全て引き渡すことに抵抗はなかった。
しかし、何気ない行動によって聞こえた「音」をきっかけに、似人の扱いに疑問を持っていく……。

似人の正体が何であるのか、はっきりとはしない。
人間に似た、人間に都合のいい存在なのだろうか。
だが人間に、似人の全てを奪う権限などあるのだろうか。

不思議な生き物と、それをどうするべきか悩む主人公。
「二人」がどうなるのかは……あなたが確かめてほしい』

読まれた全ての方へ問い掛けるような素敵なレビューコメント、ありがとうございます!

似人の正体が何なのかという点については、ただもう『似人』であるとしか言えなくて。
でも、人間に似ているけれど人間ではない存在というのが実在したら、人間はどう受け止めるかなと想像してみたんです。

人間にそっくりなアンドロイドというかヒューマノイドというか、そういうモノは既にありますが、あれはあくまで100%機械であって、その点ではどこまでいっても人間ではないと思うのです。
ボディを構成する機械と人間の割合が変われば「それは人間といえるのか?」みたいな、「人間を人間たらしめる要素とは何か?」みたいな別の方向になっていくのでここではそれは置いといて……。

見た目も身体の構造自体も人間とさほど変わらないのに、産まれ方は人間とは大きく異なる生き物。

最初は気持ち悪いとか気味が悪いとかで迫害されると思うんですよね。
でも、世の中を動かすとか、今の体制を維持するために背に腹は代えられないみたいな部分がどこかにあって、言い訳というか理屈を組み立てられさえすれば自分たちの生活を回していくことが出来ると考えるようになるんじゃないかと。
人権派みたいな人々にも建前上それなりに配慮するとは思いますが、人というのは一度知ってしまった便利さには抗えない面もある。
現行の法律に照らし合わせたらどうかという点においても、器物損壊罪の対象は「他人が所有している物」に限られるので、国が管理しているという意味では他人の所有物に該当するのかもしれませんが、似人がいたぶられることに対して国が否定も肯定もしないグレーな判断を続けている内は器物損壊は適用されない気がします。

なんかもうこう考えていくと、「人の心ないんか」みたいなことになっていきますね……。

基本的に私は人間というのはどこまでも残酷なことが出来る生き物だと思っているので、物語を作る時もそういう視点で書くことが多いです。

とはいえ、その時の気分次第で少し救いのある終わり方にしたいと考えることもあります(人の心、あった笑)。
そんなタイミングで作ったのがこの『耳卵』というお話だったのかもしれません。
主人公と似人のふたりがこれから先どのような生き方をしていくのか。
自分の良心に恥じないよう、歩いてもらいたいなと作り手ながら思っています。

さて、レビューコメントをお寄せくださった志草さまは、いつもきっちり話をオトしてくれるのか流石だなと思ってまして!
一人だけ村民ではない者が紛れ込んでいる中で行われた仁朗村(じんろうむら)会議のやりとりを綴った『人狼村会議録』は、6000字程の字数の中に細かな仕掛けが散りばめられていて、面白がっているうちにあっという間に読み終わってしまうんですよね。
登場人物の名前にも注目いただきながらお読みいただくことをお勧め致します!

改めてこの度はレビューコメントをいただきまして、ありがとうございました!

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