きょうの17時、『瞬夏終冬』の最後のお話を公開致します。
投稿を始めたのはいつだったかと遡ったら、ちょうど2カ月前の6月27日でした。
夏の間、他の話を思い付いたりしつつも、短編ひとつをさっくりアップした以外はずっとこの話にかかりきりで過ごしていたんだなぁと思うと、作品の中の季節感と同じものを体感していたようなものだったな……なんて考えたり。
最後の締めの一行を打った瞬間、「あぁ、もうこのふたりのことを書くことはないんだなぁ」と改めて感じると同時に、このお話を作ったからこそ出会えた方々もいて、その方が書く物語を読ませていただいてそこでまた色々な刺激を受けたりと、ただただありがたかったです。
歌詞のようなものを作ってみたり、地の文一切なしでやりとりのみで展開させてみたり、ちょっと私の中で実験的なことをやったりなんかして、改めて文字だけで表現することの楽しさを知ることが出来たのも大きかったなと。
別に誰かに頼まれた訳でもないし、仕事でもない。
自分の中に書きたいものがあるから書く。
欲があるとするならそれぐらいで。
そういう意味では『瞬夏終冬』は私の中の「書きたい」という気持ちにとても忠実に書いたお話でした。
私の欲にお付き合いくださった皆様、ありがとうございました!
それにしても、次はどうしましょう(笑)。
とりあえず脳内にあるものをだだだっとアウトプットしていこうかな。
夏が完全に終わる前にホラーを書いてしまわないとと思いつつ、まずは読みたいと思いつつ読みにいけなかったたくさんのお話を読ませていただこう、ぐふふ。