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「最終話『石に刻むように』」をあげました。

「A love carved in stone.」完結になります。

青さ際立つ若い恋心、ほろ苦大人の恋心。
この2つを味わいながら、きゅんを感じるものを!
という試みでしたがお楽しみ頂けましたでしょうか?



※以下「あとがき」的なもの。
ネタバレ、無駄に長いぼやきを含みます!

「ママ活」から、思いっきり飛躍したラスト。
海外ロマンスだと大抵エピローグがあって、◯年後の日常が綴られているので、海外ロマンスフリークの私は、ワンパターンと思いつつ、その影響で毎回やっちゃうんですよね💦 短編でも^^;

さて、瑞季くんの、ラストのお勤め先は「国際連合食糧農業機関(FAO)」という設定でした。
きっと、将来夢を叶えて、ノーベル平和賞を取る男! 
夢を叶える道は一本道じゃない! 
そんなイメージで書いたエンディングです。

漫画原作コンテスト参加作品なので、このくらい夢があってもいいかなぁって。


そしてこの物語は、知華さんの心情にはあえてあまり触れない、瑞季くんの一人称で書いたお話でした。

なので読み手によって、知華さんはお節介なお姉さんかもしれないし、小悪魔でズルい女性かもしれないし、瑞季くんが思っているより大人じゃない未熟な恋する乙女なのかも知れません。

この話の対になるような、知華さん視点での物語を書くのも面白いと思ったけれど、なんとなくそこは野暮に感じたのでやめました。

なので、あなたが思い描く知華さんがヒロインです。

ただ、個人的には名前しか出なかった速水博士にはとても興味があって💧
この物語を彼の視点で見ると全然違ったストーリーが浮き上がってきて…… 博士視点のラブコメも面白そう(コメディかいっ⁉︎) なんても思いましたが、私の筆力も経験値も足りないので延期です(笑)いつか書いてみたいです♪

そんな訳で、「夫にナイショ」要素は見える所には殆ど無かったですが、物語の余白を楽しむ話は書けたかな〜と思います(小説の在り方としてそれが正しいかは分からないけれど💦)。


それと、今作では昆虫食や食料不足問題に少しだけ触れました。

私は単純なので、世界大戦や大量破壊兵器による危機は20世紀のもので、これからは地球温暖化などによる環境問題、食料不足が危機だとばかり思っていました。
これが上手くいかないと、食料を生産する地域を巡って紛争や戦争が起きる可能性もあるけれど、21世紀にそんな中世みたいなことは起こらないでしょ。なんて。

でも現実は……。
何もしなくても、危機はあるのに、それを解決する手段が傷つけ合う事だけで…… 当事者以外も自分の利益を最優先にして動いて……複雑な問題を単純化して煽って。
そんなこんなしているうちに世界では食糧の価格がじわじわあがって……うおぉ、なんだかなぁ。
色々やりきれない、ど素人のぼやきのカケラが入り込んでの設定だったりしました💦 


相変わらずのジャンル迷子っぷりな上、趣味と思い先行の拙いお話でした。
お付き合い頂いた方々には本当に感謝です。
ありがとうございました(ᴗ͈ˬᴗ͈)




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