気づけば4回目(5作目)の応募になります。
今年も無事に仕上げられてよかったー
たくさんの方にお楽しみいただけたら嬉しいです!
『ぜったいキミはお野菜騎士!』
https://kakuyomu.jp/works/16818622176954632125騎士と書いてナイトと読みます。
オヤサイナイト。
つばさ文庫応募作ということで
小学生向けの作品になっています。
去年のはがっちり恋愛ものでしたが
今年は恋愛要素は匂わせ程度に。
現ドラです。
もう最近は恋愛にしろ青春にしろ
現ドラひとすじの小桃です。
流行なんてしらんわ状態で我が道を進んでます
バトルでも冒険でも恋愛でもないから
どう評価されるのか、というところで。
受け入れてもらえればいいんですが。
51000文字、全41話
月-金更新でいきます。朝7時7分に公開
8月末に完結予定
お付き合いどうぞよろしくお願いいたしますー!
◇
ここらで
小桃のつばさ文庫応募歴について少し。
第11回
『なめんな☆ヴァンドゥーズ!』2次選考通過
第12回
『あまからMIX!』1次選考落ち
『ミセス・マジョンヌ』1次選考落ち
第13回
『お抹茶王子にキョーミないですっ!』2次選考通過
一年目(三年前/第11回)、レーベルをぜんぜん知らないまま軽い気持ちで出しました。18歳主人公のお仕事小説(!) これが意外にも2次まで残していただけて私の物書き人生がつばさ文庫に支配され始めます(笑)。
二年目(第12回)。ようやく数作読んで「こういうのなのか!」と理解しつつ応募(2作品) ところが2作どちらも1次すら通らず。原因は明確で、既刊作との題材かぶりでした(それも超人気作)。完全なる勉強不足でした。
三年目(昨年/第13回)。既刊作や受賞作をかなり読み込んで、この辺りから勉強は研究に変化しました。(笑)
研究の甲斐あって文体は安定してきたものの、お話の展開の一部が既刊作と酷似してしまっていた点があり(もちろん書いた時点では存じ上げていませんでした)、それが落選の一因になったかなと。題材かぶりだけじゃなくてそのあたりも知っておかないといけなかったわけですねぇ。でもこちらは2次まで残ったのでお話自体はわるくなかったはず。
というわけで今年です。
研究を進めた現在の小桃はもはや「ただのつばさファン」になっちまっています。( ˊᵕˋ ;)
あれこれ読み漁って今は親子で『いみちぇん!』に夢中。あさばみゆき先生、たしかカクヨム甲子園の今年の選考委員でいらっしゃいますよね。
あさば先生の魅力は作品内容はもちろんなのですが、注目したいのは「あとがき」。最初のころは「テンション高めだなぁ」程度にしか思ってなかったんですが(すみません)、巻を重ねるごとにあさば先生のことが大好きになる。
あとがきでそれを思わせるっていうのはやはり人としての魅力がすごくあるお方なんだろうな、と思います。
他者を尊敬する、という行為に関していえば。
今回からつばさ文庫の選考委員になられたあさのあつこ先生。作品『バッテリー』の主人公くんは一切他者を尊敬したりしない人です。
ただおのが道を突き進む。その姿が至高というか、かっこいい。
で、なんでそれを「かっこいい」と思うか、っていうと、「彼ならばそうだろう」と思わせるようにキャラクターが作り込まれているからなのかな、と。
作中で彼の深いところを知らない周りの人たちは彼のことを「生意気」と言うんです。たしかに生意気ではある。めちゃんこ生意気だと思う。でも読者が彼を憎めず「かっこいい」と思うのは、主人公として彼の深い部分までちゃんと見えているからなんだろうな、と。
キャラクターを描く。ほんとうにいる人として描く。非常に難解で、不自由で、だけど発見に溢れていて。これだから小説を書く行為っておもしろいわけですよ。
……長くなってきましたが
最後に実際の小学生の話を少し。
夢はなんだ、なにになりたいか、そんなことを大人たちは聞きたがるんですが(実際そういう授業も多いですが)、実際の小学生たちってまだそこまで未来が見えていない子がほとんどで。
大好きなことが将来の仕事に繋がればそれはそれでいいんですが、彼らの主な原動力は「今やりたい」それに尽きるな、と我が家の娘らを見ていて思います。
べつに将来どうなりたいとかじゃない。ただやりたいからやってる。
そんな心理を今作にも落とし込んであります。
彼らの夢ってまだ曖昧で不明瞭で
母の肩を揉んで「マッサージ師になれるわ」と言われ本気でマッサージ師になろうかと思っちゃうくらいに(私のことです)、小学生たちの心って簡単に移るし柔軟なんですよね。
あとがきみたいになってしまった(笑)
先に読むあとがき、ということですみません。
では今年もはりきってゆきましょう!
応募同志さま、ぜひ絡みましょう〜
なるべく読み返しに参上いたします。
1次選考結果は例年通りならば11月半ばです
今からたのしみに待ちまーす
では!