みなさま、こんばんは。宮草です。
最近、身体を鍛えようと思って、バランスボールを買いました!
丸くて青いからアースちゃん。
「乗りこなしてみせるぜ!」と言いつつ、アースちゃんではなく床と仲良くしています。
(トレーニングをして、力尽き、床に倒れるの繰り返し……。)
さて、というわけで、せっかくなので(???)。
ちょっと息抜きに『バードボーイウォッチング~鳥男子たちの恩返し~』のキャラたちにも、バランスボールをさせてみました!
人の姿となった鳥たちには、はたしてできるのか……?
4コマ風のショートストーリーです。
↓ ↓ ↓ ↓
【バランスボールに挑戦!】
ここは、トキの部屋。
「なな、前から気になっていたんだが、あれはなんだ?」
と、部屋の隅に転がっているボールを指差すトキ。
「あれは、バランスボールって言うんです。昔、お母さんが使ってた物ですけど、やってみますか?」
「あ、あぁ……」
というわけで、広い畳部屋へ移動して、バランスボールにレッツチャレンジ!
「これを使って、いろんな運動ができるみたいなんですよ」
「ほう……」
「まぁ、わたしもあんまり使ったことないんですけどね」
最初は、お手本にななちゃんがやってみる。
「まずは、ボールの真ん中に座って、ポンポンと跳ね、」
グラッ!?
と、座った瞬間バランスを崩し……。
「きゃぁっ!?」
バタッ! と、お尻から床にぶつかるななちゃん。
「…………」
トキがそっと視線をそらして、見て見ぬ振りをした。
【トキも挑戦!】
「わ、笑わないでください!」
「笑ってはいない……」
「トキだって、やればわかります! バランスとるの結構難しいんですから!」
と、赤面しながら、急かすななちゃん。
というわけで、今度はトキがチャレンジ!
「転んで、怪我とかしないでくださいよ?」
自分で勧めておきながら、ちょっとハラハラする。
「見くびるな。俺は鳥だ。普段は木の上で生活していたのだから、こんなボールの上、」
グラッ!?
「タァッ!?」
ガンッ! と、背中から転がるトキ……。
「くっ……、尾羽さえあれば……」
床に倒れ、痛みにもだえながら呟く。
※鳥の尾羽はバランスを取るのに重宝するそうです。人の姿の時は、残念ながら生えてません。
(足りなかったのは、それなの……?)
ななちゃんが心の中でツッコミをいれた。
【カーくんも挑戦!】
「なんだなんだ? なに遊んでんだ!?」
すると、騒ぎを聞きつけたカーくんがやってきた。
「カーくん、これはバランスボールって言って、」
「ボールじゃねぇか! これ、乗ると楽しいんだよな!」
と、カーくんがバサリとジャンプして、ボールに両足で飛び乗る!?
「あっ!?」
嫌な予感しかしない。
グラッ!?
「うわっ!?」
バランスを崩す、カーくん。
「なっ!?」
傾く先には、トキ。
「「あああああーーーっ!?!?」」
※カーくんは、たまに人の姿になった自分の体積と質量を忘れます。
(鳥(カラス)だったら、上に乗って、遊べるだろうけどね……)
ななちゃんが心の中でツッコミをいれた。
【カワセミくんも挑戦?】
「というわけで、このボールは鳥には危険だから、カワセミくんは乗っちゃダメだよ?」
倒れている2羽を横目に、ななちゃんが注意する。
「えー、ダメなの……?」
せっかく楽しそうでやってきたのに……がっくりなカワセミくん。
でも、目を離した隙にやってみる。
「ななー、できたよー!」
「あっ、だからカワセミくん、危ないって……えっ?」
ななちゃんが見たのは、バランスボールに玉乗りするカワセミくん……?
パタパタパタパタ……。
と、思ったら、翼を羽ばたいてホバリングしながら、ボールの上に足を軽く乗せている。
「カ、カワセミくんすごいっ!」
「俺たちにはできない芸当だな……」
「くっそーっ、ずるいぞ、カワセミ!」
※結論:ホバリングはすごい。
※注意:バランスボールは正しく使いましょう。(玉乗りする物ではないです汗)
あと、私は座っただけで転んだりはしていません。ほ、本当です……。