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多少は自信も揺らごうというもの……


 先日、批評させて頂いた七生(なお)。さまの作品『🚪玄関あけたら2秒でダンジョン‼~体操服ヒロインと袋ラーメンでレベルUPを目指します‼~』と、金剛ハヤトさまの作品『アフター・C=ジャスティティア────炎魔と呼ばれた男はジャスティティアに神を求む』の2作品なのですが、作者さまよりコメントを頂きました。

 それでですね……★0とした『アフター・C=ジャスティティア────炎魔と呼ばれた男はジャスティティアに神を求む』はカドカワBOOKSファンタジー長編コンテストの中間選考を突破した作品です。

 そして更に恐ろしい事に……★1と評価した『🚪玄関あけたら2秒でダンジョン‼~体操服ヒロインと袋ラーメンでレベルUPを目指します‼~』の作者である七生(なお)。さまのコメントには「現在は、別作品書籍化作業のため」とありました。
 なんと、書籍化作家さまですっ!

 中間突破作品には「雑音」と言い、書籍化作家さまの作品には「説明が下手」などと言ってしまいました。

 ちなみに御2人とも批評に対しては否定する事もなく、気持ちの良いお返事を下さいました。
 寛大なお心に感謝します。


 ただね……やっぱり少し自信が揺らいでしまうんですよ。
 「ホントに自分は正しい批評を書けているのか?」と。

 ★の評価はいいんです。ここはあくまで目安としただけであり、そもそも面白いかどうかは読者の主観でしか計れませんから。
 でも批評内容の方が見当違いだった場合はシャレでは済みません。

 批評内容がデタラメだった場合、そもそも私の書く批評に意味と価値が無くなってしまいます。
 何より、今まで批評させて頂いた作品と作者さま方に申し訳が立ちません。


 そこで厚かましいとは思いながら、本記事を御覧の皆様にお願いがございます。
 上記2作品を御覧になった方がいらっしゃいましたら、私の書いた批評の解釈に誤りがあるかどうかを教えて下さらないでしょうか?

 もちろん、その為にわざわざ作品を読んで下さらなくても構いません。既に読んでいた方だけで結構です。
 そして誤りがあった場合は、手厳しく指摘をお願いしたく思います。

 私の批評に大きな誤りがあった場合、どうしていくかはまだ決めかねておりますが、何かしら手を打たねばならないと感じております。
 身勝手なお願いですが、どうかお願いします。

12件のコメント

  • 三鞘ボルコム様の「素人の書く、超☆激辛批評」は、あくまで

    ボルコム様から見た冒頭5話のお話で、目についた問題点や、ボルコム様が続けて読みたいかを問うエッセイだと思っています。

    なので書籍化やコンテストなどに拾われる作品、つまり出版会社が「売れる」と判断したり、コンテストで人気を博する作品をピックアップする場では無いと思っています。

    ボルコム様の批評に間違いがあったなどとは思えませんし、またここで厳しい批評をされても、それが必ずしも駄目な小説ではないという事の証明にもなるでしょう。
    人の好みなんてそれぞれ違うのですから。

    批評をされる人間がブレるのは良いですが、する人間はブレちゃいけません。
    自身のモノサシをしっかりと握って、代わらぬスタイルで作品を批評していく。
    今、順番待ちの皆様も、きっとそうして欲しいと思っている事でしょう。
  • 素通り寺(ストーリーテラー)旧三流F職人さま、コメントありがとうございます。
    本当にありがたいです。

    ただ「感想」ではなく「批評」と銘打っている以上、「私がこう感じたんだから、こうなんだ!」と、開き直りたくはないんです。
    完全には不可能でも、出来得る限り客観的に述べたいと思っています。

    確かに「人気のある作品」をピックアップしている訳でも、「コンテストに入選する方法」を教えている訳でもありませんが、「面白くする為の方法」は提示したいと思っています。(実際に行っているのは主に「問題点の指摘」ですが)
    その為には「明らかな間違い」はあってはならないと感じております。(逆の「絶対の正解」は無いと思いますが)

    「批評する人間のモノサシがブレてはいけない」、本当にその通りだと思います。
    ですが「間違いがあれば、それを認め修正しよう」というのも、絶対にブレてはいけない私の信念です。
    これがブレた時、私はタダの頑固ジジイになるでしょう。(今でも十分、頑固者ですが)

    「自分の批評に間違いがあるかも知れない。それが何かは分からないが」という気持ちでは、それこそモノサシがブレてしまいます。

    もし認めざるを得ない間違いがあった時の対処は未定ですが、これは「自分のモノサシを真っ直ぐにする為」の、ある意味「儀式」だと思っております。

    批評のスタイルを変えるつもりはありません。
    でも間違った解釈があれば、そこは変えたいと思っております。

    多くの励ましと叱責のお言葉、本当に嬉しく思います。
    今しばらく、未熟な私を見守って頂ければ幸いです
  • やはり実績を遺された方は、心に余裕がありますね。
    時おり実績という名のプライドを振りかざす方もおられますが。そうした方とのトラブルを避けるため、私の企画では「すでに実績を挙げた作品はNG」としております。

    七生さまは主に「なろう」で活動されておられる方ですね。早期にツイッターをフォローしてくださったので、よくツイートを眺めていたのですが、かなりの実績を挙げておられるようでした。また、人あたりも良く物腰が柔らかなところも好印象ですね。

    やはり書籍化に至るためには、プロモーション力と尖った個性が最重要であると考えられますね。それに加えて人格の良さと文章力の高さも加われば、申し分なしといったところです。

    深い意味はないのですが――。三鞘さまのご批評そのものに間違いはないのだと思われます。もちろん、私がいだく感想と異なる可能性は高いですが、「どちらも正解」であると思いますからね。これまでのご批評を拝読しても、どれも「ここは確かに」と感じる部分がありました。だからこそ、御作の愛読させていただいております。

    今回の二作品、特に七生さまの作品はいずれ読ませていただく予定ですので、その際には「感想にならない程度の感想」をお伝えさせていただきます。その前に、三鞘さまのご批評や解釈に「誤り」は無いのだということだけをお伝えしたく、コメントさせていただきました。

    今後とも応援しております。
  • 私も『素通り寺(ストーリーテラー)旧三流F職人』様と同意見です。三鞘ボルコム様の好みが感想に出るのは必然だと思っていますし、どういう点が刺されば評価が高まるのかというのも楽しみで読んでいます。
  • 幸崎 亮さま、コメントありがとうございます。
    作者は皆、どこかしらにプライドはあると思いますね。「自分の作品は面白い」と信じて執筆なさっておられるのでしょうから。(私もそうです)
    ただ仰る通り、実績を残された方の中には自尊心が高い方が多いと感じるのも事実ですね。

    七生(なお)。さまについては、恥ずかしながら存じ上げませんでした。(あまり作者には注目しないものでして……)
    人格については、私などとは比べられませんねぇ……。私は褒められた人格ではないですから。

    「ここは確かに」と仰って頂けた事、本当に励みになります。
    そこが決定的にズレていた場合、本当に私の批評に意味は無くなってしまいますから。

    幸崎 亮さまもご自分の企画で大変でしょうに、お手を煩わせて申し訳ありません。
    ですがぜひ、該当2作をお読みいただいた後に簡単でも構いませんので感想を頂ければと思います。

    私も幸崎 亮さまを応援しております。
  • 大田康湖さま、コメントありがとうございます。
    皆様に励まされて、本当に本当に嬉しく思います。

    ですが、こうして皆様に励まされて安心してしまうと「あなたは間違ってませんよ」と言って欲しかっただけなのではないかと思ってしまいます。
    本当に浅ましい男です。おまけに面倒くさい男ですね。

    皆様の励ましを素直に受け取り、その上で慢心しないようになりたいと、そう思います。
  • 個人的には非常に正確かつ素晴らしい批評を頂けたと思っていますよ✨
    先ほど改稿作業が一旦完了したのですが、かなり見やすく読みやすくなりましたので!
    まぁ私に関しては粗が多すぎて何言っても的を射た批評になっている可能性があるかもですが笑
    とにかく、私としては改善出来る点を明確に提示していただけただけで値千金の価値があると思っております。
    気にするな、なんてことは言いませんが、気にし過ぎることも無いと思います……!
  • 金剛ハヤトさま、コメントありがとうございます。
    気を遣わせてしまいまして申し訳ありません。

    作者さまご本人にそのように言って貰えますと、揺らいだ自信も立ち直る気分です。
    ですが決して過信とならぬよう、気だけは引き締めたく思います。

    早速、改稿を行われたのですか。
    【追記】を書く際にも、再度拝読させて頂きます。(【追記】で改稿分に触れる事が出来るかは分かりませんが)
  • まだ批評もされたこともない、あまり関係性のない自分がでしゃばるのは気持ち悪いかもしれないですが、あなた様の批評は割と真っ当だと思います。例えば該当する一作目の作品に対する「違いの分かる男」云々の流れはうんうんと頷くぐらいそうであると思いましたし、二作目の「意味を理解しようとすると難しい文章」というのはまさにファンタジー作品をちゃんと読もうとしていた上で読むのが難しかったという正直な感想である証左であると思います。(ただ乗りして批判してるみたいで二作品の作者様すみません)
    それ以外にも私の作品を今後読んでもらう上で信用できるのかあなた様の他の批評を何度か読ませてもらいましたが、普通に読み物として説得力があり楽しかったです。この感じなら私も酷評されてもそのまま言葉を受け取れると思いました。
    思うに、「ライトノベル」と「批評」の相性が悪いが故、悩んでおられるのだと思います。ライトノベルは面白ければそれでいいですから多少説得力がなかろうが、文章が読みにくかろうがそれは些末な問題であるのだと思います。
    だからこそ、細かいところも批評してくれるあなた様に批評をしてほしいと考えています。ですので、少なくとも私の作品の批評をするまではこの企画をやってほしいです。(なんなら早く私の作品を批評してほしいのですが、優遇してもらうことは可能でしょうかw)
  • カクヨム内で行われているコンテストの中間選考=読者選考は基本的にガバガバです。作家同士の相互評価をモリモリすれば内容がクソでも普通に突破できます。
    本当の意味でちゃんと読者選考してるのはカクヨムコンだけではないでしょうか。運営が対策をしていて、相互ポイント冷遇措置が取られているので。

    書籍化は誰にでも出来ることではありません。ですが、web小説なんてピンキリです。戦闘描写を「キンキンキンキン――」と書いても書籍化できてしまうのがweb小説です。

    読者選考突破も書籍化も素晴らしいことですが、その言葉に惑わされることなく、ご自身の感覚を信じてください。上記2作品についても、読者視点に立った批評がキチンと成されていると私は思いますよ(^^)
  • 時本さま、コメントありがとうございます。
    いえいえ、批評には参加されていらっしゃらない方もおられますし、気にする必要は全くありませんよ。

    具体例を出してのご説明、痛み入ります。
    私などにはもったいない評価ですが「信用できる」と仰って下さって、こんなに嬉しい事はありませんね。
    私の事を信用して頂けなければ、何を言っても作者さまに伝わる事はないでしょうから。

    もちろん、批評をやめるつもりはありません。
    やめるとしても、目次にある作品だけは批評を終えてからだと考えています。

    そして優遇の件ですが、「何か理由」があれば優先的に批評をさせて頂きますよ。(過去に「コンテストが近いから」という理由で優先した作品もあります)
    他の作者さま方も待たせてしまっておりますので、さすがに「ただ早く批評が欲しいから」だけでは優先する訳には参りませんが。
  • 兎のしっぽ🐇様、コメントありがとうございますっ。
    ですがソレは言葉にするのは憚れますよっ!

    それはそうと「キンキンキンキン」、有名ですよねぇ……。タイトルは全く覚えていないのですがw。
    あとは「包囲殲滅陣」も有名ですねw。これもタイトルは覚えてませんw。

    そうですね。結局、私は自分の感性を信じて書くしか出来ませんものね。
    「読者視点に立つ」なんて言ってしまうと「読者の代表気取り」みたいなのでとても言えませんが「1読者の立場」としてなら、これまでと変わりなく批評を書いていけますね。

    感想企画から私の拙作への酷評も頂いて目標も出来ましたし、立ち止まってるヒマなんてありませんねっ!(ホントにヒマがありません……)
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