プロットがない状態では小説は書けない、そう思っていたのですが、プロットを考えながら書く、という状態が成立したので考えを改めます。
プロットがない代わりに、仔細で膨大な設定資料があると、意外と物語は進むのだな、とも。
長編で新作を書く時に、毎回なにか実験しないと気が済まない私は、もしかするとどこにも着地できないタイプかもしれません。
が、それでもいいです、書いて読んでみて楽しいのなら。
以前のノートにも書きましたが、作者がまず楽しくない作品は、誰が読んでもおそらく楽しくないかと思います。
とてもわがままかつ自己中心的な考えですが、少なからず承認欲求はあるので、今回は、読者が楽しめる、を最優先にして、次は自分が楽しい、と優先順位を変えてみました。
プロットがないので着地が見えない、ように思えたのですが、今回はラブコメとして仕上げるつもりなので、主に漫画ですが、ラブコメを参考に書いてみてます。
仕上がりがいつになるかは未定ですが、きちんと最後まで挫折せずに書けたら、きっとベタなラブコメ展開の作品になると思います。
ラブコメ初心者なのでベタでいいんです。
注意点はいつもの癖で登場人物をやたらと増やす、というところ。
何せ設定中の人物が膨大かつ、登場させてみたい欲が働くもので。
ともかく今回は群像劇だけは避けたいと思っています。
……思うだけなら自由ですので。