私が現代ファンタジーばっかり書くのは、『この世はつまらない』なんて絶望してる人に、「いやいや、現実だって面白いんですよ!」と言いたいからなのです。

確かに現代の日本には神はいない。奇跡もなかなか起きない、妖怪なんて現れてくれない。

でも、昔は本当にみんな妖怪や幽霊を信じていたし、今も残る習慣やお祭りにはその名残がしっかり受け継がれています。そういうのを知れば知るほど、この世はつまらないなんて口が裂けても言えなくなる。

人間はずっと、神を信じ、妖怪を信じ、神秘や禍に敬意を払って存続してきました。それはただ、科学を知らなかっただけ、という問題でもないと思うのです。

だから身近な民間信仰を題材にカミツキ姫を書いたわけですが……。
なんか、暗黒面ばかり書いてしまった気がする。

気を取り直して明るい感じで、今度は神様系で運の就き! を書きました。だがなぜだ、神は願いを叶えないとか言っちゃってる。めちゃめちゃ神秘を否定してる!?

おかしいですね。
こんなはずではなかったのですが……。全部私の作風がダーク系なのが悪いんですよ。コメディに徹しきれないから駄目なんですよぉ……。だから作風を『絶望の多重奏』とか言われるんです。

しかし! ダークファンタジーでも現代ファンタジーは現代ファンタジー。私はこれからも現実の無限さを描き続けるのですよ。

……そういう自分が一番現実を嫌ってるのはあれです。厭世家の人間嫌いが人情ドラマ書くとかそういうやつです。信じてないからこそ、物語の中でだけでも現実にしたい。あわよくば、自分の作品を読んだ誰かが、ほんの一瞬、気まぐれでもいいから誰かへの優しさを発揮してくれたら……。

それだけで、何十万字も小説を書いた意味があるのでしょう。




というわけで、たまに近況ノート更新しないと活動辞めたと思われかねないので。無い話題を絞ってみましたでございます。

14件のコメント

  • >まじりモコ様

    こんばんは。岩井喬です。
    現在執筆中の『神滅のベテルギウス』が書き終わり次第、『代わりに書いて!』シリーズの何某かに取りかかろうと思っております。

    主軸となるのは、元主人公Nと、現在主人公の元脇役のお話。ただ、異世界にはいかずに現代ファンタジーになる公算が大です。

    「目立ちたがりの俺を差し置いて、地球の危機を救いやがって! 俺が目立たないじゃねえか!」と怒る主人公ですが、その地球を救ったヒロインはとってもいい子。主人公は軍人家系だったこともあり、それを認めたくはないのだけれど、だんだんヒロインの人柄に惹かれていく……的な。

    そうすると、殺したい彼女と妹さんのお話が、ストーリーの流れとして絡んでくる可能性が高いです(実際には姉の存在はなく、妹さんを図らずも主人公が応援してしまうという流れ)。

    ということは、恋敵も出てくるわけですね。

    魔王ポジションを倒したヒロイン。注目を浴びそこなった主人公。そして二人の間に割って入る、主人公の相棒兼恋敵。そんな三人が、魔王の側近たちをぶっ倒していく、という話になるものと想定されます。

    まあ、『地球の危機』という題目をでっちあげるなら、ガンダムばりのロボット要素を入れてもいいわけですが(笑)

    偶然、まじりモコさんが提供なさっていたネタだけでここまで考えてみたのですが、いかがなものでしょうか(^^;

  • 岩井さん、コメントありがとうございます。

    そうですね。想定文字数やテーマ、終着点が分からないのでまだ何とも言えません。しかしこの原石を輝かせることができるのは岩井さんだけでしょう。

    ここからは、あくまでここでお伝え頂いた情報からのみ考えた意見です。

    まず、現代に舞台を移すなら、魔王等の存在がいるそれ相応の理由がいる、という点です。ファンタジー世界ならそのへん違和感ありませんが、現代にいるなら話は変わります。なぜ魔王がいて、警察や軍隊が動かないのか。なぜ女性が単体で魔王の討伐という危険な任務を成し遂げたのか。そして魔王が倒され世界が救われてなぜ、主人公が「目立つ」機会を奪われた程度で女性に向かって憤慨するのか。そこを考えなくては、主人公はただの嫌な奴で終わります。何か彼なりの理由、もしくは読者が感情移入(同情)できる設定を早めに示さねばなりません。

    魔王ファンタジー系ではなくロボットものにするなら、その辺りはまだ緩和されます。そもそもロボットを製作、運用、管理するのに大勢が必要になるからです。雑事はモブに任せ、主人公たちは存分に、自分の内面にだけ感情を向けられます。
    この場合問題点は一つ。話の規模が大きくなりがちという点です。ロボットが数十人規模の組織によってしか運用されないためです。現代社会で考えるなら最低数百人規模でしょうか。組織には管理者がいますが、前線に出るのは戦闘員です。
    ヒロインがたった一人で活躍したのに、軍人である主人公が活躍できなかった。つまり、彼ら以外の人間の思惑も絡んでくるでしょう。複数の組織戦になれば、物語の進行に必要な人数はもっと多くなります。

    次に殺したい彼女と妹の話ですが、あれは『姉』という存在だけが唯一ちょっとしたファクターです。それがなければ、ありふれたラブストーリーの典型となります。ですので無理に今回のストーリーには絡めない、もしくは別物として考えるほうがシンプルになるのではないでしょうか。


    と、私の意見はいまのところこういう感じです。情報が少ないので修整方向の提案くらいしか出せませんね……。あまりお力になれず申し訳ない。
    ただ魔王の側近をたった三人で倒していくのなら、そのままファンタジー世界を舞台にしたほうが楽だと思います。

    対するご意見、話の構想などありましたらどれだけでも付き合いますので、どうぞご思案ください。

  • >まじりモコ様

    強力な応援体制を敷いてくださり、ありがとうございます!

    まず魔王というのは、実在する人間、または人型ロボット(暴走でも可)に置き換えようかと思っています。AIの暴走やら何やら、きっかけは作りやすいと思いまして。

    また、戦闘がテレビ中継されており、『超がんばった=主人公』よりも『たまたまとどめを刺しちゃった=ヒロイン』の方が、プロパガンダ的に利用された、ということも考えています。

    「世の中は俺の頑張りを踏みにじったんだ! 軍属の家系なのに!」ということで主人公がキレるけれども、(姉妹のお話はさておき)だんだんヒロインに惹かれていくことで、感情移入が為されていく、みたいな。

    それまでの間をもたせるためにも、書き出しはスピーディに、主人公の置かれた立場を描いていく必要がありますね。

    それに、ロボットものでも、例えばの話ですが▼

    〇敵を仕留めるべく狙撃態勢に入る主人公
    〇味方間で通信が上手くいかない
    〇たまたま隙を見出したヒロインが魔王(にあたる敵ロボット兵器)撃破
    〇ヒロインが主人公をさておき注目の的に!

    また、これは単なる好みの問題ですが、僕が今書いているのが異世界ファンタジーなので、今回のお話は現代ファンタジーかSFにしておきたいという思惑があります。

    以上が、まじりモコさんからご指摘いただき、まとめてみた概要になります。
    ご質問や、「やっぱりお前には任せられん!」という場合はどうぞなんなりと<(_ _)>

  • 岩井さん、お返事ありがとうございます。

    なるほど理解できました。ストーリーの筋が分かりやすくて良いですね。

    TV中継されていてプロパガンダに活用というのであれば、敵は生身の人間よりもロボット等がいいと思います。戦争中でも、流血を伴う直接的な映像は規制されるのが普通です。立てこもり犯を狙撃しようとした時も、TVが来てるせいで撃てなかったという事例があります。もしその映像が流れるなら、
    ①『殺す』ではなく『倒して捕まえる』場合。
    ②人が死ぬ映像が日常的に流れるほど世間が殺伐と狂乱している。
    ③殴っても血が出てても、絶対相手が死なない世界観(ジャンプ作品みたいな)。
    の場合のどれかでしょう。

    そしてもし、その放送が最初からプロパガンダを目的とした物なら、敵の倒し方も英雄的であるほうが説得力が出るのではないでしょうか。
    本来は敵を主人公が倒すはずだったのなら、狙撃よりも直接的な対決がいいでしょう。そして一騎打ちに持ち込んだその時、周囲のトラブルや主人公の武器の不調でできたその一瞬の遅れなどで、作戦を良く説明されていなかったヒロインが敵を派手に倒してしまうとか。画面が派手な方が描写も派手になって読者は入りやすいです。

    いかに主人公のフラストレーションが正当であるかは読者の感情移入的に重要です。
    ならばいっそ、ヒロインは本当は戦闘におけるただのお飾りくらいに下の身分。さらに今まで自分を推していた連中が、ヒロインの見た目が良くて宣伝に効果的だからくらいの理由であっさり主人公を切り捨てる。くらいやってしまっていいのではないでしょうか。
    ヒロインが善人で、行動に悪意がなかったなら、主人公の主張を成り立たせるための悪役を外に作ったほうが効果的です。積もり積もった怒りが最終的に元凶であるヒロインに向いてしまった、くらいに。

    TVでプロパガンダということは、国そのものが戦争中みたいな感じかと推察いたします。敵を他国とするか、はたまた宇宙からの侵略者(だったらプロパガンダとかする必要もないでしょうが)かはわかりません。
    ヒロインが祭り上げられるとするなら、まだその戦闘行為は続くと想定していらっしゃるはず。祭り上げられたヒロインは最前線に出続ける他なく、主人公も仕事だから、不服ながら彼女と共に出るしかない……あっ、なるほど。その中で二人は惹かれ合うんですね。二人が共にいるための必然性は完璧ですね。すごいです。負の感情で始め対立するキャラをどう関わらせるかって、けっこう難しいのですが、岩井さんの案だとそこ自然ですね。

    戦闘が続くなら、あとは後半の盛り上がりをどう派手にやるかですね。文字数が小説一本分で終わるか、アニメワンクールくらい続くのかでも変わってきますが。

    私が頭を必死に回転させて出てきた案は今のところこれくらいです。すでに考えていらっしゃる部分もあるでしょうし、想定している展開とそぐわない案もあるでしょう。参考にするも、だったらこういう案はと足がかりにするも岩井さん次第です。むしろヒロインのほうが主人公よりガチで強い! とかでも別の味わいになるやもしれません。

    構成力次第でいい作品になると思います。頑張ってください。


  • >まじりモコ様

    貴重なご意見及びご指導をくださり、誠に有難うございます!
    あまり『代わりに書いて!』からネタを抽出できなかったのでは、と半ば反省していたのですが、いずれにせよ最善を尽くす所存です。

    書き始めるのはおそらく来月中旬くらいからになるかと。
    もし気にかけていただけるくらいの面白さ(なんじゃそりゃ)でしたら、よろしくお願いいたします<(_ _)>

  • >まじりモコ様

    連投失礼致します。ネタが違うので、敢えて分けさせていただきました。

    まじりモコさんの創作にかけるお気持ち、すなわち『この世は不思議に満ちている』というお考えには、大きく賛同致します。
    僕は精神的に脆弱なので(安定剤がないと一日ともちません)、最近はニュース番組すらまともに観ていない状態です。
    空想世界(妄想ともいう)でフラフラしていた方がよほど楽しい。少なくともマシ。

    どうせ人間、死ぬときは死ぬんだし、楽しいことに目を向けていた方がいいじゃないか。むしろ楽しいことだけ(法に触れない範囲で)やって何が悪い――それが、極論であり持論でもあります。

    まあ、親を泣かせない程度に、という条件もまた考えねばなりませんので、せいぜいパート出勤しているのですが。

    我ながらどうなることやら、とため息をつきつきパソコンに向かう毎日です。

  • 岩井さん

    ありがとうございます。
    作品楽しみにお待ちしております!

  • >まじりモコ様

    こんにちは(^^)/
    ちょっとしたお知らせに参りました。僕がまじりモコさんのネタからインスピレーションを得て一本(10万文字)書くにあたり、以下のような言葉を含めることになりました(僕の近況ノートに飛びます)。よろしければご覧ください。

    https://kakuyomu.jp/users/i1g37310/news/1177354054890916929

    既にこの時点で、まじりモコさんのみならず多くの方のご助力を賜っています。
    乞うご期待!(かな?

  • >まじりモコ様

    こんばんは(^^)
    突然で恐縮ですが、まじりモコさんの原案をお借りした『星屑のジェラシー』、執筆を開始いたしました。

    https://kakuyomu.jp/works/1177354054891033839

    まだ人物関係を明確にできていないのですが、導入としてはまあまあかなと。

    この作品紹介について、『まじりモコさん原案』ということは書き加えた方がよろしいでしょうか?
    お手数をおかけしますが、もしお答えいただけると幸いです<(_ _)>

  • 岩井さん

    執筆開始おめでとうございます。
    私も時間ができた時に見に行きますね。

    作品権利等につきましては作品説明にありますとおり、最初に報告頂いた時点でお譲りしておりますので。そういった明記は必要ありませんよ。その小説は執筆している岩井さんのものですから。

  • >まじりモコ様

    了解致しました。ありがとうございます!
    最近調子が悪かったのですが、思い切って3000文字書かせていただいたら復旧しました(笑)

    では、どうぞお暇な時にご高覧いただければと<(_ _)>

  • 通りすがりですが、妙に共感してしまいました。

    わたしも似たような理由で現代ファンタジーを書くんです。それもやっぱりダークになってしまう。しまうんだけど、それはわたしなりのロマンなんです。現実と地続きであればこそのロマン。まあ、実作はそう多くないですけど。現実が嫌いであればこそ、というのもとてもうなずけます。

    ところで、自主企画「なんだか奇妙な短編」って全体の文字数が10,000字くらいじゃないとダメなんでしょうか。たとえば、わたしの作品で20,000字くらいの短編集(4話収録)があるんですけど、その場合はどうなるのかなあと。

  • 戸松さん。
    コメントありがとうございます。共感してくれる方がいるのは嬉しいです。

    自主企画は、「一話一万字」が目安というだけで、全体の文字数は特に規定していません。自由にご参加ください。

  • >>まじりモコさん

    お答えいただきありがとうございます。

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