『アッシュと11人の家族』今週は、
175話 激突・遊戯の魔導士パルメ①
176話 激突・遊戯の魔導士パルメ②
177話 激突・遊戯の魔導士パルメ③
178話 激突・遊戯の魔導士パルメ④
179話 心のままに解き放つ
180話 召喚・ウンディーネ
181話 参戦・固定主砲ルカニド
上記の通り投稿しております。
少しでも楽しんでもらえましたらうれしいです。
今回は私の物語との出会いから小説執筆するようになるまでを、つらつらと語っていきます。
影響を受けた作品も踏まえて紹介していきますので、おつき合い頂けたら幸いです。
私が覚えている限りで、物語と出会ったのは四歳の頃。ルース・スタイルス・ガネット著『エルマーのぼうけん』(福音館書店)です。
これに激ハマりしました。
「読めば読むほど目が覚めて、なかなか寝てくれなくて大変だった」と、両親からことあるごとに何度も言われます。
私も当時の興奮をうっすら覚えていて、ロリポップキャンディや歯ブラシなど、日常にあるもので次々と動物たちをやり過ごす描写がとにかくおもしろかったんですよね。
そのハマりようは、5歳の時、演劇で率先して“りゅう”役をやったほどです(笑)
そして小学生時代。
この頃はゲームにハマりました。ポケモン赤緑黄、FF7にFF9。動物好きとファンタジー好きは間違いなく、ここで定着したと思います。
特に魔法描写や幻想的な世界観は、今もFFをイメージすることが多いです。
が。ゲームと並んで私に強烈な物語を植えつけたものが、もうひとつ。それが映画です。
この頃、毎週金土日にテレビで映画を放送してたんですよ。
これを私は毎週観てました。おもしろいとかつまらないとか関係なく、物語ならなんでもいい!という勢いで。
ぶっちゃけどこまでストーリーを理解してたかわかりません。『ベートーベン』から『エイリアン』まで本当に無差別でしたから。
なんなら学校の授業でさえ、一種の物語として楽しんでました。とにかく“語って聞かせること”に関心があったのです。
それとレンタルビデオ屋さんで(懐かしい。今はもう配信で観ますよね)主にアニメ映画を借りまくって、浴びるほど視聴しました。
浴びるほどって言うが、具体的にどんな作品を観ていたのか? 今も強烈な印象が残っている、当時の名作映画を二つご紹介します。
『ネバーエンディング・ストーリー』1984年
フォルフガング・ペーターゼン監督/原作ミヒャエル・エンデ
→これは今も主題歌がCMで使われるくらい有名です。特にファルコンの影響で、私の中でドラゴンはやわらかくて暖かいというイメージが離れません。
『ジュラシック・パーク』1990年
スティーブン・スピルバーグ監督/原作マイケル・クライトン
→スピルバーグ監督作品に間違いなし。こちらも音楽が素晴らしく、恐竜と初遭遇するシーンは圧巻。恐怖演出、間の取り方、メッセージ性。すべて完璧です。
『エルマーのぼうけん』と数多の映画が、私の物語の原点と言って過言ではないでしょう。
映画は今も観ます。大人になったので映画館で。
しかしこの時点ではまだ、執筆していません。せいぜい就寝前に妄想するくらいでした。
転機は中学二年生で訪れます。
中学時代。
私は転校生の女の子と親しくなりました。バドミントン部に入って、ダブルスを組んで、平日も休日もいつもいっしょに過ごすほどの仲です。
そして二年生になったある日、その女の子が前の学校の友だちと書いたリレー小説を見せてくれました。
内容は、覚えてません……笑。
それよりも私は“物語を書くこと”のほうへ関心を寄せてしまったので……。
「じゃあ私も書くー!」と。めちゃくちゃ軽い感じではじめて今日までウン十年――。
まさかここまで書きつづけてるなんて私も思ってなかったよ。
これが私と物語の馴れ初めです。
実は、私に物語を書く楽しさを教えてくれたあの子は、このあと理系に進んだのですよ。
軽い気持ちではじめた私がこんなに沼ってるというのに、まったく、人生とはなにが起こるかわからないものです。
今回はかなり長くなってしまいました。ここまでおつき合い頂きありがとうございます。
最後に、この近況ノートの更新は今後、隔週に変更させて頂きます。
調子乗って書いてたら、早々に話のネタが尽きてきたので……(笑)
ですので次の近況ノート更新は《3月15日》です!
小説のほうは毎日更新を続けていきます。
それでは良い週末を!