なんもわからずに書き始めた小説。
一話って大事なんですね。つかみに一話から資格スキルを登場させた方が、物語の主題が早くわかってもらえるんですね。
現状は、このままでいきますが、もし完結後加筆するならこういう修正案を持っています。
トモが異世界転移後ハイドロたちのパーティと会うシーン
【修正前】
「お前も参加者か? どっちのパーティだ?」
いかにも戦士っぽい、中世ヨーロッパ風の甲冑《かっちゅう》に身を包み大剣を持つ男性、杖を持ちマントをまとった、いかにも魔法使いっぽい女性。
(おお! RPGの世界みたい。助けてくれたし、いわゆる勇者一行? 言葉も通じるみたいだ。とりあえず、敵意はないことを見せておこう)
【修正後】
「jもvを#じょvj?」
RPGの世界のように、いかにも戦士っぽい中世ヨーロッパ風の甲冑《かっちゅう》に身を包み、大剣を持つ男性が声をかけてきたが、男は言葉を聞き取れなかった。
(なんて言ってるんだ? せめて話し言葉がわかれば……)
『条件に合う資格が見つかりました。スキルとして発動します。』
「スキル:シカク日本語学習検定!!」
「おい、聞いてんのか? お前も参加者か? どっちのパーティだ?」
(お、言葉がわかるようになった。異世界物でよくある『なんか知らんけど言葉が通じる現象』か? 助けてくれたし、戦士の隣には杖とマントのいかにも魔法使いっぽい女性もいる。いわゆる勇者一行? 言葉も通じるなら、とりあえず敵意はないことを見せておこう)