双町マチノスケ

舞台は愛媛県松山市沿岸部に位置する三津浜商店街。 その三津浜は古来から愛媛の海の玄関口として栄え、また近代俳句の祖である俳人正岡子規やバルチック艦隊撃破の名参謀として名を馳せた秋…

施錠したはずの玄関を開け、男が押し入る。 追い詰められて、助けが来なくて、私は―― という夢だったのさ！ ＊＊＊ この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するもので…

砂丘を登る間、男は春を思った。 ここに季節はないからこそ、桜を思い出す。 第一回　さいかわ卯月賞　テーマは「春」 https://kakuyomu.jp/user_events…

東京の片隅にあるカフェ「モルグ街の猫」を舞台にしたストーリー。異なる背景を持つ人物たちが集まり、特別なコーヒーを飲んだ後、意識を失い、狂気のゲームに巻き込まれる...。

　百物語の四十六話目、二回生の波多野は語り出す。「いちおう、私が体験したことなんですけど……■■圏の田舎にある、変な医院さんのお話です」

　たまにすれ違う「アイツ」と、今日も遭遇してしまった「私」。「私」が、あなたではありませんように。

　実話を基にしたフィクションです。 　オチらしいオチはありませんが、お楽しみいただければ幸いです。

ある辺境の村には古くから言い伝えがあった。 踏み入ってはならぬ守り神の山。遊び、友情、非行、三人の中学生が異なる目的からそこを登って行く。想像を絶する超常と出遭うなどとは知らず。…

17歳のアイドル。 彼女はＳＮＳにしばらくの間、休養していたことを謝罪するメッセージを書いた。 そして、その数時間後に…… 本作品は、クロノヒョウさんの自主企画 第52回「20…

ある日、引越して来た俺は、おばあさんから 「この家はやめといたほうがいい」 と言われる。どうやら事故物件らしい。 俺はそれを気にせず、家に入った。 俺は、やめといた方が良かったと…

子ども向け教育番組『顔見知りのおじさんといっしょ』に出演している体操のお兄さんが、人間では不可能な動きを子ども達に強要し始める…

どうして人というのは、欲しくてたまらなかったものを得た瞬間に冷めていくのだろう？

さて、私が、何気なく、ユーチューブを検索していたら、『私は、遂に、我が子を食べました！』との、とんでも無い題名の投稿画面に遭遇してしまった。 　その、動画を再生してみると、何…

下記の二つの自主企画への書き下ろし。 ◆柴田恭太朗さんの三題噺♯59お題：「マット」「ショート」「背後」 ---------------------------- （概要）この…

昏い山の端が逼る『お祖母様の家』を訪ったのは、 母の通夜の事でした。 鯨幕、櫻岾、邪悪な環状世界を巡る、謎と呪の原点が ここに…。 …斃れそうになり、何故か自分の首を…

授業概要： 本演習では、みなさんの身の回りにある怖い話を集めて、みんなで怖くします。 最後にはその怖い話を試験にするので、解いてもらいます。ぜんぶ授業でやるので、出席していればわ…

小さな町に突如現れた謎の眼鏡をかけた男。町の人々は彼が持つ不気味な魅力に惹かれながらも、何故か彼を直視することができない。 眼鏡男の登場以降、町では説明のつかない不可解な事件が…

今まで、一緒に居たのに。 妻がいない。 娘と二人のリビングがやけに広く感じたんだ――。

　主人公の『俺』が色を失うまでの話。

『ユキナが選ぶ、おとふ賞2024お題イラスト』に参加するために書き下ろした作品になります。イラストには、「女の子は何か悲しいことがあり、堪えている」「犬は女の子をそっと慰めている…

このお話は筆者の実体験です。 怪談話が苦手な方はお気をつけ下さい。

【虫】にまつわる怖い話の短編集。虫が嫌いな方にはオススメしたくないのですが、嫌いな方だからこそゾッとなれる矛盾を抱えた作品たちです。 ※実話とフィクション両方ともあります。ご判…

この作品はフィクションです。 実在の人物や団体、思想などとは関係ありません。

魔獣の森には人食いの化け物が居るが、タブーを犯さなければ食べられることはない。 そうタブーを犯さなければ。

裏山で変な声がする。 それを聞いた僕は早速裏山に行くことにした。 裏山で白い鳥を助けたら、昔話のように屋敷に案内されて歓迎されて。 昔話のお約束を考えれば大丈夫なはず？

自己責任です。

夜のチルタイムにかかってくる電話。 聞こえたのはフラれたという君からの泣き声であった。 私は君の恋人にはなれない。 親友としての自分と恋人になりたい自分。 私はどちらを選ぶのだろ…

金色のダンベルは俺に、いや俺の筋肉に訴えかける。 決して手放すなと。 KAC20245 はなさないで に参加した作品です。

※注意！　間接的なグロ表現を含みます。 生活に張りを求める一人の女。 彼女は苛立ちを感じながらも日常を過ごす。 第一回　さいかわ卯月賞　テーマは「春」 https://kak…

第一回さいかわ卯月賞の開催、誠におめでとうございます。記念すべき第一回に花を添えたかったのですが、私にはおじさんを添えることしかできませんでした。 （縦組みを意識して書いておりま…

ある春の日。 私は屋敷のお庭にある蔵の下で、雪さんと言う綺麗な人と出逢った。 まるで私の大好きな桜の花びらのように汚れなくて、暖かくて美しい。 これってきっと運命の出会いなんだ。…

・・・てください・・・てください・・・てください・・・てください・・・てください

　主人公・美咲は日常のストレスから心のささくれを抱えており、それが次第に肉体的な痛みとして現れ始める。 　美咲は心の痛みを証明しようとするが、周囲には理解されず、孤独感が増す。 …

東京23区内で最寄り駅まで徒歩5分。築浅、鉄筋、ペット可で家賃2,000円という破格の物件を見つけた大学生・二俣 伸太（ふたまた のびた）。しかし家賃が2,000円になるほど桁外…

イカの由来は色々あるらしく、「いかめしい(怖い様子)」などがあるそうです。 また、烏賊(イカ)は、死んだフリをして鳥を海に引きずりこんだ様子が由来なのだとか。 呼子のイカが有…

小山遼子は、大学の公開講座で1人の男に出会う。 不思議なことを言う彼に、遼子は戸惑いながらも惹かれていく。 クロノヒョウ様のお題企画「天使の化石」に参加しました。 ※この物語…

満席のカフェに1つしかない個室トイレを長時間使っていた男。扉が外から激しくノックされ、中学3年生が部活の後輩を恫喝するときのような怒声が男に浴びせられるが…

パソコン好きのヒグラシ少年は、むかし昔、画面に表示される色の数が『８色』だけ、という制約に悩み苦しみました。その後お小遣いを貯めて『６万色』表示できる革新的な機種を手に入れ、ひと…

作家を目指す私の短編です。 古参になってみませんか？

男の子と影法師の物語。

隙間に入り込んでくるものたち。 それぞれの登場人物の「隙間」を垣間見る。 短編小説集です。

ある家族の話。