ワタシのエッセイが残ってしまったコンテストですが、ワタシが読んで感動したエッセイも残っております。
もう、こちらは残って当然というか、うんうん、ワタシの見る目もなかなかよね、とちょっぴり思ってしまいます。もちろんね、皆様の実力がスゴイのです。ワタシひとりのフォローやレビューには大した影響力がないのは百も承知ですが、応援している作品が残るのは「よっしゃ~」と拳を握りしめてしまいますね。
ワタシがレビューさせていただいた作品はこちらです。
☆6人姉弟のハチャメチャな日常 楠秋生さま
ハチャメチャとは言うけれど、宝物のような日常を綴られています。
☆入唐見聞録 中島龍太郎(龍範)さま
中国のお寺での体験をもとに日本と中国の文化や思想の違いなど優しくお話してくださいます。決して偉そうでなく、土が水を吸うように心が満たされます。
☆黄砂吹き荒れる街にて 唐瀬大さま
こちらも中国での体験をもとにされたエッセイです。実はワタシも少しだけ中国に住んでいたことがあるので、『中国あるある』は「そう! そうなの!」と何度画面を指さしたことか。しかも30年以上前だなんて、偉大すぎます。
☆シューティングデイズ ~旅と撮影の日々 三上夏一郎さま
某テレビ番組の制作過程のお話です。その番組の大ファンとしては、あの壮大で美しい映像の裏にこれほどのご苦労があるのかと感服してしまいます。
☆二〇一〇年のダッカで僕がしたこと、しなかったこと うでパスタさま
ランキング上位でしたよね。どなたかのレビューで「この作品が選考から漏れるようなら運営を疑う」とありましたが、私もまったくの同意見でした。知るべき世界の現実だと思います。
みなさまのエッセイ、書籍化されるといいなぁ。もし本屋さんに並んだらそれこそ自慢してまわりたいです。楽しみです。
エッセイってこんなに多岐にわたるものなんだな、世界は広いなと痛感したこの機会でした。皆様の素敵な作品に触れつつ、また自分でも書いてみようかな、と思わせていただきました。
2016.7.29 up 桜井今日子