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百の想いとちょっぴり私の想い

こんにちは。桜井です。
早いものでもう7月ですね。夏ももうすぐやってきますね。

百人一首、ゴールが見えてきました。
百も想いを綴れるか心配しましたが、それぞれの歌の世界観が異なるので、ああだ、こうだと独断と偏見に満ちた私の雑感も百通り書けそうです。
とはいってもね、似た感じのトーンもあるし、ネタ元が漫画が多いし、俗っぽくしすぎちゃったかなぁ。
いやいや、高尚な学術本はもともと目指していませんけどね。

もう少し頑張ります。
とはいっても、とても楽しい執筆でした。
書きながら自分でも笑ってみたり。
でも本当に美しい三十一文字《みそひともじ》です。
31*100で3100文字、100人の想いです。



ここからはちょっと私の想い。

3月から始めた「カクヨム生活」。
最初は自分の書いた小説を、少しでも読んでいただけたらな、どんなかな、何かしらの反応がいただけるかな、なんて気持ちで投稿しました。

幾千幾万とある膨大な作品の中から、何かしらのご縁で拙作を見つけ出してくださった方。
ありがとうございます。

目を通してくださった方。
ちらっと覗いてくださった方。
どうもありがとうございます。

読んでくださった方。
本当にどうもありがとうございます。

それから……、
もったいなくも★やレビューまで下さった方へ。
もうね、どうやってお礼を言ったらいいのかわかりません。
何かしらの反応がいただけたらな、なんて上で書きましたけれど、かくも美しいレビューを寄せていただけるとは夢にも思っていませんでした。

お礼をね、どうしたらいいかと考えておりました。今まで。
個別にお礼を述べている方もいらっしゃる。
相互にレビューをしあっている方もいらっしゃる。
近況のノートを使用してお礼を伝えている方もいらっしゃる。
それからもちろん、形としては何もない方も。

いろいろ考えたのですが、私も近況のノートを利用させていただきます。
近況ノートって不特定多数の方にむけての「私のぼやき」だと思っていたので、私信に使うのをやめようかとも思ったのですが、お礼を伝えるにはこれも方法かなって。

いつも、たらたらとぼやいていてすみません。
次号でお礼書かせていただきます。

2016.7.1 up 桜井今日子

13件のコメント

  • 百人一首、最新エピソードまで拝読いたしました。古典が大の苦手だった私が、ろくな思い出のない百人一首を今になって楽しむことになろうとは…。こんな古典音痴なので、こちらでこっそりレビューさせてくださいませm(_ _)m

    「雑感」を読んでからもう一度オリジナルの歌に戻ると、また違った印象になるのが味わい深かったです。教科書にある「意訳」では、全く心に響かなかった歌の内容が、桜井さまの「トーク」を通じて、不思議と身近に感じられました。古典が大好き、という高校時代の友人たちは、皆、こんな柔らかいセンスで作品に接していたんだろうなあ、と、懐かしい気持ちになってしまいました。

    それにしても、本当に恋の歌がものすごく多いんですね。ほのかに匂わせる程度のものから、ストレートに感情表現をしたものまで。昔の方もそれぞれに個性的だったんですね^^

    あと、三十首ほどですね!応援申し上げます!


  • 耀さま(いいかしら? こんな風に呼んじゃって)

    遊びに来てくださって、ありがとうございます。
    ★ありがとうございます。
    おまけにここにまで書き込んでくださってありがとう。

    70首全部読んでくださったの? 
    タイヘンだったでしょ? (なぜか他人事……)

    そんな風に思っていただけて、よかったです。
    ワタシだって知らないことだらけでした。
    耀さまのおっしゃるように【意訳】を読んでもふーん、程度でした。
    でも詠んだ人の相関図とかそのころの背景とかを読むと、世界が広がったんですよね。その広がりをおすそわけできたらなって思って書いたのがコレでした。

    そう、恋の歌ばかり。それに反して親子の愛情を詠った歌がない。
    うっすら親が子を想った歌が1首あった程度。
    お父さん、お母さんのことを想って歌った歌はゼロ。
    まぁね、高貴な方々ほど別々に暮らしていましたからねぇ。
    それにしても、本当はお母さんと暮らしたい。お父さんに相談がしたい、とか思わなかったんでしょうかねぇ。
    皆様恋愛ゲームで忙しかった? のかしら?

    ワタシの大好きな恋の歌はこれから登場予定。
    ふたつあるんですけどね。
    想い入れ格差があってごめんなさいね。

    どうもありがとう。
    ★もコメントもとっても嬉しかったです。
    耀さまのエッセイも読んでますよぉ。
    ワタシ、お酒強くないので羨ましいです。
    でもお酒を飲む場は好き。
    お酒のみながらするトークはもっと好き。
    耀さまのエッセイ読みながら、酔った気分を楽しませていただいています。
    またそちらのノートにも遊びに行かせていただきますね。

    今日子
  • 耀です。私のほうも、「今日子さま」って呼ばせてくださいませ~m(*^^*)m

    「意訳」を読んだ後、歌が詠まれた背景まで調べるところに至るか否かが、古典の得意不得意の分かれ道だったのかもしれませんね。やはり、歌の背後にある事情を知っているほうが、親近感が湧きますもんね。マメな性格ではなかった自分を、今になって嘆いてます(_ _;)

    これから登場予定の今日子さまのお気に入りの歌、何なのか楽しみです。私のお気に入り(というか、たった一つきちんと覚えていたもの)は、阿倍仲麿さんの「あまのはら…」です。夜にふと遠くに住む旧友を思った時に、高校時代に彼女と一緒に習ったこの歌を思い出します。あ、やっぱり、月はポイント高いですね!
  • 耀さま

    調べるなんて大げさなことじゃないんですよ。最近出会った本に作者の恋愛関係とか相関図が載っていただけです。
    それに実は超訳のきっかけは子供です。学校で百人一首暗記しなくてはいけないんだけど、31文字の羅列を100個覚えるのは苦行でした。そこでトイレに貼ってみたのです。1句ずつタイトルをつけて。
    「ちょ、富士山マジキレーじゃね? 」って。そしたら覚える手助けになるかなって。

    それももう何年か前のことなんですけれど、息子の部屋からその懐かしい紙が出てきたので、まとめてみようかな、と。ついでに本も読んでみようかなと。

    そんなワケでした。
    「あまのはら〜」キレイな歌ですよね。唯一異国で詠まれた歌。とっても切ない歌。不思議なんですよね。自分が見上げている月の下には外国があるって。同じあの月を世界中の人が眺めているって。

    もう、耀さまのエッセイ楽しすぎる。夜に飲みに(気分だけ)伺いま〜す🎶

    今日子
  • お子様の国語のお勉強から生まれたエッセイだったんですね!

    確かに、百人一首をすべて暗記しろなんて、「苦行」そのものですね(私にとっては今でも苦行)。まだ、恋の歌を読んでも共感できるか微妙な年頃ですし、許されぬ恋はますます理解不能でしょうし、そもそも恋のスタイルが今とは全然違いますし……。

    それを、楽しみに変えるなんて、今日子さまだけがお持ちになる魔法ですね(*´▽`*)

  • そうなんですよ。あんまり詳しく訳せないんです。子供相手に。

    やんわりと
    「いろいろあって、告れなかったってことよ」
    とか言ってみたりね。

    一晩過ごしたあとの朝の歌なんて、全部スルーですよ(笑)。
    季節とか景色を愛でた歌はよかったんですけどね。

    ただ、面白かったです。言い換えていて。
    きっとあの頃の人達もそんな風に思っていたんだろうなぁって。

    魔法だなんて嬉しいことをおっしゃってくださるわ。
    私にしてみたら耀さまのエッセイのほうが、よほど楽しく酔える魔法の本ですよ。ホントのお酒だと気持ち悪くなってしまう私にとっては、ほろ酔いが楽しめるお酒みたいなご本です。
  • 確かに!身分違いの恋の話ならともかく、夜明けの歌と×倫の歌の解説は、細かく解説するわけにもいかないですね0_o;;;でも、叶わない恋を切なく思う心を教えてもらうだけでも、お子様たちはいろんな意味で勉強になったと思います。

    無粋な私は、高校時代、手の届かない人を想う気持ちを詠んだ歌の感想を求められ、「手頃な人のほうに目を向けたらいいのにと思います」と答えて、先生をドン引きさせてしまったことがあります(しかも、この先生は駆け落ち結婚した過去があり、少々禍根を残しました)。無粋な者は、どなたかのお導きがないと古文を学ぶことはできませんです。

    いやもう、酒ネタエッセイのほうは、実際にお酒を飲み飲み書いていることがあるので、文もほろ酔いになっていて、ひたすら恐縮でございますm(_ _)m

  • 耀さま

    何度もごめんなさい。
    どんどん話が派生する(笑)。

    百人一首にしたって、しっかりと調べて読み込めば、高校生の授業の題材としてはビミョーな歌も多いですよね。
    高校の古典の授業なんて、他の科目の受験勉強していたり、お昼寝タイムと化していたかもしれないけれど、つきつめればえらい艶めかしい内容だったかもしれないですよね。源氏物語なんてねぇ、あんなの思春期の若いお坊ちゃん、お嬢ちゃんに教える教材ではないですよねぇ。いや、古典でなく保健? (笑)。
    「どうして男子は複数の女子とつきあってもいいんですか?」
    「どうして女子は自分から好きだって言っちゃいけないんですか?」ってね。共学の学校なら激論がかわされそう。男子校、女子高ならそれはそれで盛り上がりそう。

    高校生の耀さまの答え、ナイスです。正しいですよ。間違っていません。

    今日子
  • こちらこそたびたびお邪魔してすみません。

    「酔迷人」のほうにレビューありがとうございます!身に余るカッコいいお言葉をいただいて、すっかり恐縮して照れております。嬉しいです~m(≧▽≦)m


    私は女子高に通っていたのですが、古典好きの友人たちは、「源氏物語はハーレムの話だよ!ハーレムの話を読んで、勉強してるって褒められるんだよ!お得だよ!」と私を煽ってくれました。私自身は、「どうせ読むなら一人の女性の回りに美形の殿方がぞろぞろいるようなハーレムがいいなあ」とイマイチ盛り上がれなかったのですが…^^;;

    私の即物的な感想に肯定的なお言葉を下さるのは、今日子さまだけですよ~m(^_^)m
  • そうですねぇ。乙ゲ―のような、花男のような古典なかったかしら? (笑)
    あ、かぐや姫?? 
    源氏物語の章の中にも大勢の男の人が文をよこすモテモテの女性のお話もありましたけどねぇ、一部だし(玉鬘)。

    源氏物語はきっと男子校向き? (笑)。
  • 源氏物語の中にも、女の人が殿方(正確には殿方からの文)に囲まれるお話あったんですね!やはり勉強はしておくものですね^^;;;
  • 今日子さん、弦巻 耀さん(はじめまして)、お二人の会話を覗かして頂いて一人でうけまくりました(笑)
    うん、うん、と頷いてみたり。
    楽しませていただきました~(^^♪

  • わぁ、秋生さん😍
    お久しぶりです。お元気でしたか?
    秋生さんのページにも覗きに行ったりしてたんだけど、お忙しそうだなぁと思ってました。

    楽しいです〜🎶こんなやりとりができて。
    秋生さんも是非どうぞ(^_−)−☆
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