こんにちは。今日もここを覗いてくださってありがとうございます。GWですね。お出かけしたり、あるいは家にこもったりして普段できないことをするのもいいですよね。小説をまとめて読むのもいいですよね。DVDもいいですね。私の憧れは海外のリゾートホテルのプールサイドでデッキチェアに寝転んで本を読むことです。トロピカルドリンクなんてオーダーして……。ベタかしら? 実は以前にしたことがあるのですけれど、あまりの心地よさに眠ってしまいました(笑)。
さて、数日前から2作目『空から綴る物語』を投稿しています。前作『月に願うこと ~ wish upon a moon ~ 』のアナザーストーリーです。『月願』で表現できなかった別視点からのエピソードや『月願』の少し先のエピソードです。
そして、悩みがひとつ。
それは視点の問題。『月願』を書くときから、どの視点からの物語にするのかは悩みました。月視点のみで淡々と綴っていけばいいのか、主人公ふたり視点で心情をよりリアルに表現するのがいいのか......。
結局どちらかに決めることができず、両方採用しました。章によって、月視点とふたりの一人称視点にしました。書いている本人にしてみると、あれもこれもと欲張ってしまいました。
これは読んでくださる皆様にとっては混乱させることになったのでしょうか。それでもレビューで褒めて(認めて)くださったのには涙がこぼれました。
そして、『月願』で美和視点だったエピソードを月視点から書いてみたり、裕人視点だったエピソードを美和視点で描いてみたのが、本作『空から綴る物語』です。
それならば、片方の物語を月視点にして、もう片方をふたり視点で構成すればいいのではないのか、とも思いました。そうすればよかったのかしら? ただどちらの視点にも長所短所があり、ひとつに決められませんでした。もっと勉強が必要なんだと思います。
そんな拙い作品ですが、『空から綴る物語』も両視点から語ります。本編は月視点です。その本編を補足するエピソード集を美和と裕人のどちらかが語ります。
毎日の更新で月か美和か裕人いずれかの視点でのエピソードとなります。ふたりのラブストーリーを本人たち目線や月という第三者視点からお愉しみいただければと思います。
アドバイスやご感想など、もしあればお知らせいただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
2016.5.2 up 桜井今日子