紫月音湖＊竜騎士さま～コミカライズ配信中

【KAC2022】 第五回　お題　「88歳」 めでたく88歳の誕生日を迎えた吸血鬼。 その夜の晩餐は……？ サラリと読めます。

KAC2022 5回目　お題『88歳』 再婚相手は何かを隠してる。だから、私が絶対に暴いてやるんだ！

八十八歳のお祝いの話から拗れに拗れて、高校の音楽教師に鴉天狗が逆プロポーズされる話です。 KACお題「88歳」の参加作品であり、あやかしぴあののスピンオフ作品です。 本編はこち…

これは少し変わった、滑稽な。 赤錆びた中で生まれたボーイミーツガール……かもしれない。 KAC20225　お題 : 88歳 © 2021 Sukima Sangyo C…

cirrostratus=巻層雲 　曖昧でぼんやりとした色々。 　高校の新聞部、小池芽衣子と稲葉朔也。二人は幼馴染。 KAC2022 5回目お題『88歳』 (C)Copyr…

【KAC2022参加作】お題：88歳 人類と果てしない争いを続ける魔王軍。 その全てが機能を停止する日がある。 そう、それは魔王に仕える者の義務である。

KAC2022の第五回お題　「88歳」で作りました。 88歳の誕生日を迎えた祖父が孫娘と色々語り合う。 二千文字未満のショートショートなのでどうぞお気楽に。

だいたい七十五年に一度地球に近付く「ハレー彗星」。前回地球に近付いたのは一九八五年から一九八六年にかけて。その頃、私は小学六年生でした。 ハレー彗星に興味を持った私は、星が好きな…

　多田ユウは高校一年の平凡な少年。目立つ事もなくほどよく周囲に馴染んでいて、これこそが幸福だと思っていたのだが、ある日現れた謎の生物ポイラッテとの契約により、魔法少女ならぬ魔法少…

日本人の平均寿命が八十八歳となった社会。俺はじいちゃんの米寿祝いで、登山に付き合うことになった。

私の師匠は十代後半の見かけをしている。仮眠をとる前に何気なく口にされた彼の小さな後悔の話。 KAC20225　お題「88歳」

　私、何歳だ、と思う。 　という彼女の問いに、僕が八歳と答えた結果が、さきほどの言葉だ。つまりその言葉が確かならば、彼女は八十八歳、という年齢になる。八十八。その数字の、奇妙な符…

世界を巻き込んだ大戦から数十年後── 不老化技術により老衰する事が失くなった世界において、古い拳銃を返却する女性がいた。 これはどこにでもいる……かもしれない名も無き老婆からの…

見てしまったら呪われる、憑き殺される。 助かりたくば～人以上に拡散しなさい。 そんな文言のオカルト話に乗ってしまった残念なとある男のお話です。

KAC2022 4回目　お題『お笑い/コメディ』 笑い者になるのは、僕だけでいいんだ。 ※レイティングにご注意ください。

Lenticularis=レンズ雲 　とある人が健康診断に行った。それだけの話である。 KAC2022 4回目お題『お笑い／コメディ』 (C)Copyrights 2022…

　端正な顔立ちの彼が楽しそうに話す姿を見ながら、このひとの楽しげな言葉に、彼女が笑っている顔を想像して、胸が、ちくり、と痛み、無性に悔しくなった。その痛みや悔しさの理由を、あの頃…

解散した中堅お笑いコンビのツッコミが書いた手紙を覗きます。 ある熱烈なファンからのファンレターへの返信です。

【KAC2022】 第4回お題「お笑い・コメディ」 フィクションとノンフィクションを混ぜたエッセイスタイルのショートショートです 二千文字未満なのでサラリと読めます

人外の者たちが暮らす不思議な街で、小さな床屋をはじめた『私』。 早くも閑古鳥の鳴きはじめたその店に、ようやく待望のお客様が訪れる。 素敵な燕尾服に、よく通る深いバリトンボイス。…

次元転移装置の実験が失敗し、博士と助手は爆死エンドのループに入り込んでしまう。

はじまりは、一人のコメディアンの死だった……。 KAC20224 お題 : お笑い/コメディ © 2022 Sukima Sangyo Corporation. Al…

　襲撃に遭い死にかけていた魔族のシャイルは、逃げた先で、翼族の少女と人間の青年に拾われた。二人はシャイルを「シロ」と判断し、拠点へと連れ帰る。 　大陸は、戦乱の時代。他種族を喰…

【カクヨムコン8短編賞参加作品】 ま、あらすじなんか見んと本編見ぃや。 ネタのネタバレなんてしたら面白さ半減すんやろ！

KAC企画「お笑い・コメディ」短編。 あやかしぴあののスピンオフ短編となっております。 本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/1681670042…

【KAC2022参加作】お題：お笑い・コメディ 笑ってさえいればそれでいい。 何を失っても笑っていればいい。 笑いさえすれば、幸せなのだから。

俺は勇者カリム。ギャグ漫画の主人公だ。俺の目的は、魔王に拐われたミレイユ姫を救い出すこと。だが、最近作者が面倒くさくなったのか、コメディ漫画でありがちな爆発オチで物語を強制終了さ…

自分を魔王だと言い張る科学者の、世界征服への地道な（？）日常。 KAC2022　お題「お笑い／コメディ」 【自称】転生（してきた）魔王の世界征服計画（仮） https://k…

第六感。 それは何を視せ、何を想わせるのか。

私は山中浩二。ただの探偵だ。だが、私は他の人と違う点がある。それは、第六感で犯人も凶器も動機もなんとなくわかってしまうことだ。　 事件は解決できる。だが、それを証明する術が私には…

KAC2022 3回目お題『第六感』。 成人式の日、なんとなく呼ばれた気がして車を走らせた。 ◆◆◆ 『スマホ、ところにより、二眼レフ（KAC2022 1回目お題『二刀流』）…

小さな頃から幽霊が視えるボクは、ある日、不思議なお兄さんに出会った。

わたしには蝶が見える。それはわたしにだけ見える「虫の知らせ」だ。見えるだけで何が起こるのかはわからないから、なんの役にも立たないけど。 その小さい黄色い蝶は、高校入学の日から見か…

【KAC2022参加作】お題：第六感 第六感とは、集合知の組み合わせだ。 あらゆるフラグは、これにより回避が可能となる。 これは、積み重ねた集合知でラブコメ展開を回避する男の…

この世界を作った創造主は、六人の王を生み出した。 五感を司る王達は、それぞれの民を統治し国を治め、世界は栄えてゆくが、六つめの王には何ひとつの感覚が与えられなかったという——。 …

　その映画は、ブルース・ウィリス主演の『シックス・センス』だった。観たことはないが、内容はなんとなく知っている。タイトルを彼女が告げた時、僕の第六感が頭の中で警告音を発した。彼女…

小説を書いている皆様へ 徒然と書き綴ってみました 千文字未満のお気楽エッセイです

　ハドニオーネ王国の治安維持を担う『守護隊』の新米隊員エラ•ジェラルドの、お仕事異世界ファンタジー。 　能動的で感覚派、時折妄想癖ありな新米×言動が粗暴な隻眼無精髭男の凸凹バデ…

　王国の一人娘、美しいお姫さまが迷宮の悪魔に連れ去られてしまいました。 　お姫様を助けるために騎士も戦士も勇者も果敢に挑んだけれど、誰も王女を救う事ができずにいます。 　国王は…

鴉天狗の父娘が仕事で疲れ切ったアラサー女教師を甘やかすお話です。 KAC短編「第六感」の参加作品。 あやかしぴあののスピンオフ短編です。 本編はこちらです↓ https://…

６sense部隊の設立は来たるときに向けての準備、なのか？ SFショートショート。 KAC2022　お題「第六感」

　僕は、平凡、という言葉が死ぬほど嫌いだ。平凡の基準なんて曖昧で、ひとそれぞれ違うから、本当の意味で、平凡、と呼べる容姿もなければ、人生もないはずだ。そうに決まっている。相手によ…

parhelic circle=幻日環 　仕事帰り、駅前で路上ライブをする二人組が気になる。 　私の推しは右側でギターをつま弾く彼だった。 KAC2022 2回目お題『推し活…

大学の友達が皆何かしらの「推し」を持っていたことに劣等感を抱いて、夏休みの間に絶対に自分の推しを見つける！と決意した大学生一年生のすみれ。 地元の幼馴染の耀に推し探しに協力してく…

クラスメートの押原さんはなぜかわからないけど俺を「推し」ているらしい。 でも俺が押原さんに話しかけるのは「解釈違い」で駄目らしい。 俺はただの地味な図書委員で彼女に推される心当た…

推しのライブへ向かう途中で大型トラックに轢かれて命を落とした私は、推しの部屋の壁に転生させてもらうことになった。

喫茶店で時間潰しをしていたら、背後から女性二人の会話が聞こえてきた。 どうやら何かの熱狂ファンみたいだ。 ちょっと興味が湧いたので、耳を澄ませてみた。 二千文字未満のショート…

【KAC2022参加作】お題：推し活 私はチャーハンが大好きな高2女子。 美味しいチャーハンを作るあの人を見るために、私はあの店に通う。

推し活。それは自分の大好きなアイドルやキャラクターを応援する活動のこと。 手を伸ばしても届かない場所にいる「推し」を身近に感じるための活動だが、ではもし自分の「推し」が自分の前に…

「B級だっていいじゃない！」というブログ記事の書き手、ののの日常。 KAC2022　お題「推し活」 「おばけ居酒屋の裏メニュー」の番外編に当たります。特に本編を知らなくとも大…