やはり、三日間で一作を仕上げるのは、相当な覚悟がいりますね。
それでもどうにか新作が出来上がりました。
ゲームの悪役令嬢に転生するも、シナリオが『どんでん返し地獄』だった件
(
https://kakuyomu.jp/works/16818622170744442671)
久しぶりの異世界ファンタジー作品です。もともとネタとしては持っていたので、「あこがれ」とリンクさせられると思い、今回急遽書き上げました。
ですが、色々と「仕込み」をやっていたせいでまた文字数が多くなり、再びの9000字超。
KACで作品がたくさん上がってきて、いっぱい読まなきゃならない状況でこの文字数。申し訳ない気持ちになります。
本作はタイトルのように「悪役令嬢」モノを扱っています。それに対しての「ツッコミ」をやりつつ、色々な技巧をぶち込んだ作品に仕上げました。
ゲームの悪役令嬢に転生してしまった主人公。彼女はアニメやラノベで「よくある感じ」に「自分が周りに優しくしていれば、自然とハッピーエンドにできるでしょ」と高をくくり、ゲームのヒロインである「アンジェ」に優しくしてしまいます。
しかし、彼女が転生した悪役令嬢ヴァージニアやこの世界には様々な秘密があり、それらが「どんでん返し」として次々と襲い掛かってくることに。
結局何をすればハッピーエンドに向かい、何をすれば裏目に出るのか。そういう事実がまったくわからないまま激しい葛藤を強いられることになる。
……という話です。
どんでん返しとかギミック的なことをやりまくっているので、実質的には「ミステリー」として楽しんでいただけるように仕上がっています。
「無双できる余地がない」、「転生者が多すぎる」に続く、「こんなはずじゃなかった異世界転生」なシリーズに該当します。
今回のKACは「あこがれ」だったので、自分としてもかなり「あこがれていた作品」へのリスペクトをふんだんに詰め込みました。
◇「ルートダブル -Before Crime * After Days-」
◇「パラノマサイト file23 本所七不思議」
◇「かまいたちの夜」
など、ノベル形式のゲームが大好きで、それらの「どんでん返し」な展開や思わぬメタ演出などに強い憧れを持っています。
今回はゲームネタなので、それらでに通ずるネタを自分なりに考え出していくつか実行してみた次第です。
少々長めになってしまいましたが、是非ともお読み頂ければ幸いです!
よろしくお願いいたします!