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『転生林黛玉の憂鬱』について

皆様、いつも応援していただきありがとうございます。

① タイトル変更について
この度、作品のタイトルを
『私、いきなり薄幸美少女になった?!えええ、それってもうすぐ死ぬフラグ?!』から
『転生林黛玉の憂鬱:死ぬ運命は変えられる?』に変更いたしました。

実は、私はタイトルを考えるのがあまり得意ではなく、執筆自体は楽しく進められるのですが、どうしてもタイトルだけは何度も迷ってしまいます。以前のタイトルは確かに目を引くものでしたが、少し俗っぽさを感じてしまい、私の本来の意図とは少しズレているのではないかと思いました。今回のタイトル変更が、作品の雰囲気や伝えたいテーマをより適切に表現できていることを願っています。

② この物語を書いた理由
本作は単なるコメディではなく、「どんな困難に直面しても、前向きに生き抜く女性の姿」 を描くことを大切にしています。たとえ運命に抗うことが難しくても、それでも諦めずに進み続ける――そんな主人公像を目指しています。

『紅楼夢』に登場する女性たちは、皆それぞれ魅力的で聡明ですが、時代の制約の中で翻弄され、悲劇的な結末を迎えることが多いのが現実です。曹雪芹は当時としては非常に先進的な視点を持ち、優れた女性像を描こうとしましたが、時代の枠を超えることはできませんでした。彼女たちの運命を思うと、やはり胸が痛みます。

確かに、悲劇には悲劇の美しさがあります。しかし、もし物語の中で彼女たちに違う選択肢があったら? 運命に抗うことで、より良い未来を手に入れることができたら? そんな想いから、私はこの作品を書いています。

③ 今後の展開について
そのため、少しだけ予告させていただくと、今後の展開では「キャラクターの死の運命を覆す」ことが物語の重要なテーマのひとつとなります。

例えば、書き上げたばかりの第八話・第九話は、初めて「運命を変える」ことに焦点を当てたエピソードとなります。

私がこの物語を通じて伝えたいのは、
「どの時代に生まれたとしても、どんな環境に置かれたとしても、自分の運命を変えようとする勇気を持つことの大切さ」 です。
それは性別や好み、価値観に関係なく、すべての人に共通するものだと思います。

この作品が、少しでも皆様の心に届き、前を向く力になれば幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!

共に頑張りましょう。

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