第一部が完結し、主人公の綾人は知っていた世界があまりにも小さかったことを知る。妖狐の玲子と出会ったことで怪異の存在を知り、そんな怪異が生活する裏社会の脅威は想像を凌駕していたのだ。それでも、綾人には逃げられない理由があった。
孤独な妖狐は一緒に生きる仲間を求めていた。普通の人間と妖狐という関係が二人に溝を作る中、玲子が二度と絶望して命を捨てようとしないためにも綾人には玲子の仲間探しをする必要があったからである。
綾人の次なる目標はいかにして玲子の仲間を見つけ出すかを模索すること。しかし、裏社会はそんな二人を常に邪魔するだけでなく、困難に直面させるのだった。
第2部は年内から投稿を始められたらと考えています。ただ、多少前後するかもしれません。
これからもよろしくお願いします。