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滅びの国の魔女紀行 カクコンVerを公開します m(_ _)m

みなさま、いつも多大なる応援、ありがとうございます!
おかげでなんとか連載できております。


さてこのたび、以前完結した「滅びの国の魔女紀行」について、リライトしたものをカクコンバージョンとして、公開させていただこうと思います!

本編はこちら!
https://kakuyomu.jp/works/16818093089601697918

内容としては旧作と大きくは変わりませんが、文章や構成を直して、アップ書き足りない箇所を補強したものとなります。
(アップしながらも少し直してしまう・・)

既読の方はスキップでも・・でもあらためて、白花冥幻譚と比較いただけると、共鳴するところがあると思います! 詳細後述・・。

まずは、紹介文そのままとなりますが、紹介となります!


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▼滅びの国の魔女紀行 -灰と灯りのふたり旅-
『氷の年』で滅びた世界を巡る切なくも美しいハイファンタジー

【全12万文字、完結保証、ライト文芸、ほっこり+感動】
灯りの魔法使い「メイナ」&灰の魔法使い「リティ」のふたりが、『氷の年』に滅んだ世界で北の聖地を目指す、文芸タッチのハイファンタジーです。
オムニバス形式でゆるく進行しながら、少しずつ見えてくる世界の真相に挑みます。
クライマックスは感動のどんでん返しを約束します★
一見児童文学やYA文学ぽいですが、『大人向けの童話』的に、深いテーマや哲学を差し込んであります。

なお、本作は同名作品をカクヨムコンテスト10用に改稿したものです。内容は大きく変わらないものとなるためご了承ください。


▼見どころ
・不器用で内気なリティは旅の中で自分の力を受け入れていきます
・緻密で美しい神話が世界を彩ります
・最高のハッピーエンドが待っています
・ライトな冒険物語でありながら、繊細で哲学的な雰囲気も味わえます


▼キャラクター
◇メイナ
灯りをともす魔法を使える、赤髪の脳天気な少女。
口癖は「レガーダ」(彼女が崇拝する筋肉の神様らしい)

◇リティ
触れた物を灰にする魔法を使える、銀髪の寡黙な少女。灰の魔法は体の負担が大きく多用不可。自分の力を嫌っている。

◇アズナイ
ふたりの師匠で結晶の魔法使い。ふたりを『氷の年』から守るために結晶に閉じ込めた。


▼舞台
◇レイゴルム王国
ミュートの祝福により大地を預かったとされる、レイゴルム王家が支配する王国。
氷の年によってすべてが凍てついて滅びた。

◇北の聖地ファナス
北のはてにあるミュートを祀る聖地とされる。
詳細はレイゴルム王家のみが知る。


▼神話
◇女神ミュート
原初の氷より万物を生み出したとされる女神。
『氷星』のシンボルによって象徴される。

◇太陽神アルガーダ
ミュートの弟であり、太陽などの天体や豊穣を司る。
『黄金の円』のシンボルによって象徴される。

◇戦神レガーダ
アルガーダの弟であり、勇気と冒険と戦争を司る。
『斧』のシンボルによって象徴される。

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本作は白花冥幻譚を書く直前に書いた作品でして、実はかなり似ているところがあります。
(白花冥幻譚は、本作を大人向けに書く意図で構想したものでもあります。シンボルの扱いや、神の属性なども似ています)

本作の表層は児童文学ぽいのですが、実は寓話っぽい構造をしていまして、重く陰鬱なところが結構あります。というか、かなり抉ってくると思います。

例えば『魔法の発現』についてですが、本作ではひとりにつき、ひとつも魔法を発現するのですが、その多くが幼いころのトラウマに根ざしています。
灰の魔法使いリティは、幼いころに野犬に襲われた恐怖から、『灰の魔法を発現させ、野犬の頭を灰にしてしまう』という経験をします。
せっかく強力な灰の魔法ですが、なかなかこの力を受け入れることができません。
これが本作の底流のテーマです・・。

しかし・・エンディングではすべてが覆る、最高なハッピーエンドになります。
(中身的にはユング心理学的な、シャドウや心の統合の観点がだいぶ入っています。やはりこれは寓話って感じかも・・)


本編はこちら!
https://kakuyomu.jp/works/16818093089601697918


未読の方・興味のある方は、読んでいただけると幸いです!

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