新作公開はじめました!
序章2話分公開しました🌼
書き出しがなかなかビシッと決まらず、呻いてました。。
🧙♀️ 白花ノ剣 -三毒の魔女と蒼き欲望-⚔️
https://kakuyomu.jp/works/16818093089537503676以下作品紹介と同じですが、、!
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剣と魔性の織りなす和風ダークファンタジー。
太陽に妖しげな翳りが見えはじめたとき。
瘴魔退治を生業とする銀狼衆に所属する少女、縫衣(ぬい)は、左手に魔性の力を秘めた剣士。縫衣はある日突然、魔性たちから追われるようになった。
熟練の侍、蓮二の導きの中、真実への道を切り開いてゆく。
対する〈三毒の魔女〉は、人間の悪徳たる三毒、すなわち、貪-欲望、瞋-怒り、痴-無知や蒙昧、を象徴する。
▼登場人物
→縫衣(ぬい)
銀狼衆に所属する少女剣士で、白柄の刀を使う。幼き日の『盟約』により、左手に女の魔性が宿る。
亡き実父母の思い出の詰まった、白花糖という干菓子に憧れている。
親族を盥回しにされる中で、自我と『欲望』を捨てた。
→蓮二(れんじ)
かつて銀狼衆に所属していた熟練の侍。
蓬髪に黒い着流しの無頼。
→蒼玉(そうぎょく)
三毒の長女で、欲望の魔女。見た目はすらりとしたおとなしい女性だが、実はおそろしく欲深い。しばらく姿を消しているとされる。
→紅華(こうか)
三毒の次女で、怒りの魔女。蓬髪豊満な怪女。長虫(蛇)が眷属。
人間が怒り争い憎しみ合うのを見るのがなによりの娯楽。呪われた大炎を使う。
→白蘭(はくらん)
三毒の三女で、愚昧の魔女。おかっぱのあどけない童女。
人間がおどろいて混乱するのを見るのが大好き。人間を幻惑し狂わせる呪いを発する。
▼組織
→夜久爾(やくに)
遥か昔のある大陸。
→馬稚国(まちこく)
夜久爾の中心国のひとつの武家国家。
→白ノ宮(しろのみや)
馬稚国南部に位置する、大巫女が支配する強大な巫女組織。白木の宮が立ち並び、さまざまな呪力を持った巫女が所属する。
→丹綺国(にきこく)
馬稚国の北に位置する、謎に包まれた大国。
炎を操る女王が支配し、魔性を使役するとされる。
▼補足
本作は『白花冥幻譚』と同じ世界の物語であり、少し後の時代を描いています。
とはいえ、『白花冥幻譚』を読まれてなくても、まったく問題なくお楽しみいただけます。
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と、このようなお話になっております。
白花冥幻譚ではかなり重厚な文体でしたが、今回は、重厚さを残しつつ、ドライブ重視の文体にしています!
どういう読み口になっていくのか……
キャラや文体は、キャッチー方向に寄せてはいます!
(冥幻譚はだいぶストイックだったので! あれはあれで好きですが💦 だいぶ変えてしまってすみません、というのはあります🙇)
その分、ドラマのエモさはアップしてくると思います。
ぬいさんの、哀しくもひたむきな物語に、お付き合いいただけると幸いです。
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ひとつお菓子を あげましょか
鬼さんこちら 手の鳴るほうへ
もひとつお菓子を あげましょか
みなに差し上げ そうらえば
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こちらが本作の鍵でもある、童謡です。
小さな温かい、白花糖というお菓子につながる家族の思い出……
この思いが、細い希望に繋がってゆくお話になると思います。
希望に至るまでがまた、重く長い道かもしれませんが、、
今回も、感動と驚きを仕込んでいるつもりです。
これは、白花冥幻譚と同様に、ハイファンタジーのつもりなのです!
(ダークファンタジーの顔をした……)
🧙♀️引き続き宜しくお願いします⚔️