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逃げればひとつ、進めば二つ

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こんにちは。

「単眼のワカ」第二十六話「斥候と守護」を更新しました。

敵を知り、己を知れば、百戦危うからずとはよくいったもので、ゲームなんかでも敵の能力と、パーティメンバーがそれぞれ何ができるか・備わっているかを把握していないと、あっという間に負けてしまいます。


(FF10にて、ラストダンジョンで何度も全滅くらいました。死因は状態異常による自滅。おのれ、モルボル……)


若い頃はがむしゃらにゴリ押ししていましたが、歳をとるにつれ、「それでは勝てない」と思うようになりました。勝てる時もありますが、それは運がよかっただけ。そして「逃げたら負けだ」と思い込んでしまうタチで、ザコ相手でもいちいち戦っていたから時間かかるかかる……

アイテムとかMP(マジックポイント)とかを使いまくるから、底を尽きるのも速くなってしまう。短期戦ならいいのですが、ダンジョンをくぐり抜けた先にボスがいるというような長期戦になると、温存することも考えないといけない。



敵はどのような能力を有しているか。

どこで力を発揮し、どの程度温存するか。

攻め方はどうするか。一気に? 少しずつ? 攻撃役、補助役、回復役と分ける必要はあるか?



とまぁほとんどゲームの話なんですけれど、ある程度経験を積んでいると、ゲームオーバーにならない(時間の無駄にならない)ようにするためには上記のように頭を働かせ、気を使わないと厳しいです。

例え攻略本(戦闘の手引き)があったとしても、負ける時は負けます。運も絡んでくるので。

そのために準備……備えは肝心であると、何度も全滅させられた身から得た教訓でございます。



あと、そうですね。時には「逃げる」ことも大切ですね。

ザコ相手に何度もHPとMPとアイテムとを浪費していたら、戦うべき時に戦えないし、時間の無駄にもつながりかねない。

私事ではありますが、「逃げる」ことは恥ずかしいことだと思っていました。ゲームの中でも、リアルでも。

「戦略的撤退」という言葉がありますけれど、まだ若い頃にはそれの重要性がわからなかったのです。敵に背中を見せるなんてカッコ悪いじゃないかと、まぁ、イキがってました。


そのため沢山、傷ついてしまいました。


だから今はこれ以上傷が広がらないように、状況に応じて「逃げる」コマンドを押しています。

戦(いくさ)もそうですね。戦を効率的に攻略するために、味方側に被害が広がらないように、そういった選択を採ることも大切なんだと、今ではその重要性を実感しています。



「単眼のワカ」でそういうのをしっかり描けるかはわかりませんが、上のように書いたことを念頭に置いてやっていきます。

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