こんにちは、T.Tです。
7777pvを突破することができました!
読者の皆様、誠に感謝申し上げます!
☆や💖やコメントも非常に嬉しいです!
完結まで書き切るので、何卒これからもよろしくお願いします!
話が急に変わりますが、最近、戦闘シーンばかりを書いているのですが……。
SSを書きたい!!!!!っとふと思ったのです!(ガッツポーズ!!!)。
そこで今回は物語に出てきた「悪神アンリマユ」のSSを書きました!
突っ込みどころが満載な悪神アンリマユのSSをご覧ください!
ストライクーーーピーーー!!!いや、そっちかーい!
・・・すみません。
……
タイトル:SS日記1 エチチ大好き「悪神アンリマユ」:きっかけ編
これは千年前の話……悪神アンリマユの物語である。
悪神アンリマユとは、世界を混沌に陥れた存在……。
そんな彼女が今、何をしているかというと——
タッ! タッ! タッ! タッ!
買い物に来ていた!
「今日は推し絵師のエチチ(ピンク)本の新刊発売日!何がなんでも手に入れねばなりません!」
説明しよう!彼女はエチチ本大好きオタクなのであった!
その始まりは半年前——。
彼女が蜘蛛の女王「アラクネ」の巣を訪れたときのこと。
偶然手にした一冊の本。それが運命を変えた。
それは、エチチ(ピンク)本。
元から人間の文化に興味を持っていたアンリマユは、表紙に描かれた謎の構図に思わず目を奪われた。
「……なぜ、水着の巨乳女性が、金髪の男に後ろから抱きつかれているのです?」
長命な彼女は人間の文字も理解していたし、エチチの知識も多少はあった。
だが、この絵の意味は――強烈だった。
周囲をチラリチラリと確認しつつ、アンリマユはそっとページをめくる。
ペラッ ペラッ ペラッ
「部活、幼馴染……ヒャッ!いきなりですか!? ……ふんふん……ふんふん」
ペラッ ペラッ ペラッ
「金髪男が現れました。デッ、デカい……え、えぇぇぇー!?女の子さん!?女の子さん!? ……キャーーー!!」
ペラペラペラペラぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺ……
「ヒャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
三部作だった薄い本を、一気に読破してしまったアンリマユ。想像のはるか斜め上をいく結末に、思わず絶叫。
内容が……NTピーだった。
「こっ、これが……エチチ本……」
「どうされましたか!アンリマユ様!」
「ヒャイッ!!!」
突然駆けつけたのは、魔界に住まう異形たち。主であるアンリマユのヒャ―という悲鳴を聞いてやってきた。
心配そうな彼らを前に、アンリマユは動揺を隠しきれない。
彼女は慌ててゲートを展開し、エチチ本を自らの玉座の下へ転送する。
「なっ、何でもないですよぉ~」
頬を赤く染めたまま、ぎこちない笑みを浮かべて異形たちに手を振る。
「そ、そうですか……」
異形たちは困惑しつつも、何事もなかったかのように散っていった。
「……ふぅ~っ」
一人残されたアンリマユは、ようやく息をつく。
「続き……気になります……」
この日を境に、アンリマユは人間の文化(オタク)により深く魅了されていった。
そして現在。
彼女は美しい人間の容姿。整った顔立ちに、見る者を惹きつける紫の瞳。白く透き通る肌、そして――大きなおっぱい。
その容姿に合わせ、服装にも抜かりはない。
アラクネに選んでもらったのは、白のワンピースに白い鞄、白いハイヒール。
全身白コーデで、清楚系お姉さん(中身はエチチ)の完成である。
本来は艶やかな黒髪だったが、今は白髪へと変化させている。
人間社会により自然に溶け込むための工夫だ。
――そう、すべては……エチチ(ピンク)本を買うためである!
「イキ……じゃなくて行きます!」
続く……。