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今、ある物を大事にしないとね

前の近況ノートではお騒がせしました(汗)
読み返すと中々にどんよりモードな内容で……

午後から丁度弟とランチだったので、その話したら早速読み始めて、みるみる眉間にシワ寄って……怒られました。

「こう言うネガティブなの書く時は数時間置いて読み直せって言ったよな! ホント懲りないな。この内容ウザい」

と怒られました……とほ。

「よくこんな構ってちゃんに相手してくれた人居ると思うよ。アドバイスとか。俺だったら絶対無視して距離置くわ。お前、本当に感謝しないと」とも言われて。
皆様本当に有難うございます。
私は幸せ者ですm(_ _)m

で、それから一緒に色々話してみて、考えたのは「当分新作を書かずに今の作品を大切に進めていこう」と言うもの。

弟曰く「前から思ってたけど、いい機会だからハッキリ言うわ。今の『衝動に任せて新しいの連発!』って長い目で見ると絶対自分の首絞めてると思う」と。

それから彼が言うには……

1・新作乱発は折角読んでくれてる人を混乱させる。ちょっと離れると「京野薫」が何書いてるのか訳分からなくなる。

2・アドバイスしてくれる中にあった「作品の選択肢がどんどん減る」がそのうち「何書いても駄目だ」にリアルに変わるぞ、と。
「お前、ちょっとアイデア出るからって調子乗りすぎと思ってた。あれそのうち書くこと無くなるぞ。絶対」と。

「それで、その時になったらまた狼狽えてノートに泣き事書くんだろ(笑)」と(汗)

いや、調子には乗ってないよ……とおずおず言ったら「どっちともいい」と一蹴(汗)

3・「これ一番言いたいけど、おまえ口では『読んでくれてる人を大事に』って言いながらちっとも大事にしてない。俺だったら気に入った作品あって、作者がホイホイ一ヶ月も放置して他の新しいの乱発してたら普通にムカつく」と(汗)

「そうなんだ……」

「そう。お前実はめちゃくちゃ恵まれてる。前から思ってたけど、あんな放置の山!とかフザけた事しまくってて、よくあれだけ読まれてるな……ってビックリしてたっつうの。普通閑古鳥だけどな」

「あれは……マズいかもとは思ってたけど」

「いや、かもじゃなく普通に駄目でしょ。皆さんがつきあって下さるから目立たなかっただけ」

ああ……言われてみると不義理な事を……本当にすいません。
この場を借りて皆様にお詫びを……

で、今後の事を考えて……かと言って一本に絞るのは性格上無理なので、今後新作を控えてアイデアはネタ帳にストック。
それで、今の連載中の作品の中から書きたいものを丹念に書いていく。
どのくらいの期間にするかは未定ですが、その方向で行くことにしました。

「新作書きたきゃ短い読み切り書け。焦ってるつもりは無いだろうけど、何にこんな焦ってんだ? って見える」

「そうかな……そんなつもりはないけど」

「大体、絶えず最高傑作!だの、殻を破った作風!だの毎月毎月毎回毎回出せる訳ねえだろ。どんな化け物なんだよ。そんな奴ならとっくにベストセラー作家だっつうの! 言っとくけどお前はそんな化け物じゃないからな」

「それは自覚してるよ……」

「どうだか。小説に関しては鳥頭(三歩歩くと忘れる)だから。大体、自分の書いたの放置してるのって、過去の京野薫をバカにしてると思わねえの? 実を言うとそれが一番ムカつく。俺の考えが絶対正しいかは分からん。でもいい機会だからぶっちゃけさせてもらった」

「有り難う。過去の……って下り、嬉しかった。他のもだけど」

「ならいいけど。ちょっと言い過ぎたかもだけど、自分で数少ない取り柄を潰すなって(笑)」

そう言ってお互いケーキを食べてたら、弟は私をジロリと見て……

「あ、思い出した。もう一つ。お前、前Xに『一か八か夜更かしして小説書こうかな』とかフザケた事書いてたな。あれ読んでたぞ」

「へ?……読んでたんだ(汗)」

「たまたま。お前の好きな『天網恢恢疎にして漏らさず』だな。マジでそんなにパソコン取り上げられたいんだね」

それからその事でもチクチク言われました……とほ。

7件のコメント

  • 相変わらず姉想いの弟さん(w

    前のノートの話題にもなりますが、形はどうあれ『書き続ける』ことが出来るか出来ないかでいえば、おそらく『できなくなることはない』と思います。
    それは誰でも。
    ただ、読んでもらえるかはわかりませんが。
    書かなければならないという事態になったら別でしょうが……。
    私は20歳あたりからそもそも誰にも読んでもらう予定なく書き始めて(まだインターネットがまともになかった)、その後自サイトで公開しましたが、結婚後15年くらいほとんど書いてなくて、最近(2年くらい前)に再開したクチです。
    極論『文章(日本語)を書く』ことは日本人なら大抵の人は出来ますから、あまり構えずに気楽にやるのもいいかと思ってます。
    まあ私はこんな適当だからずるずると書いていられるのかもですが(自爆)

    あと、カクヨムコンテストで特別賞を受賞した自分自身にはもう少し自信を持ちましょう(w
  •  弟くん、本当にお姉ちゃんのことが心配で、お姉ちゃんのためを思って厳しいことを言ってくれてる感じですね。

     でも今の時期、焦りが出るのは仕方ない感じではありますね。自分も早いとこ新作の長編をあげなきゃ、という気持ちは強くあるので。

     あと、「書き上げた作品が高く評価される(受賞とか最終候補とか)となると、どうしてもその作品を意識しすぎちゃう」という現象がやっぱり起こるんですよね。

     自分も初めて最終候補に作品が選ばれた後は、その作品の「引力」から中々逃れられなくて困ったのあります。

     いわゆる「二作目トラップ」みたいなのってある感じで、「前の作品みたいにうまく書くにはどうするか」って、頭で考え過ぎて先に進めなくなるんですね。

     一作目は手探りながらも楽しくやれていたんだけど、次は頭で考え過ぎて、技術とか理論みたいなものばかりに頭が行ってしまうというか。

     受賞のプレッシャーもあると思うから、やっぱりこういう心理になっちゃうのは仕方ないと思います。「一足飛びにいい作品を書けるような技術やイメージを得られないか」とか。

     でもやっぱり、「とにかく一作一作丁寧に取り組むしかない」というのが一番の近道なのかもしれません。

     あとは、「目標にしたくなるようなインプット」と出会うこととか。自分の作品に囚われ過ぎる状態から脱却したいなら、それを吹き飛ばしてくれるような魅力ある作品に触れて、「価値観をぶっ壊してもらう」というのも役に立つかと思います。
  • わかります。
    私は京野さんほどのベテランではないですが次々と思い浮かぶと書いてしまうことがありました。
    男女恋愛もBLも百合も書くと呟いたら、化け物のように言われたことがあり、自分はおかしいのかなと思ってたら時に、多くのジャンルを丁寧に書かれている京野さんを見つけて「自分はこのままでいいんだ」と思えました。
    なので、たくさん書けるのは純粋にすごいことだと思います。

    最近は無理せずに1作品ずつ書くように(ネタはメモ)しました。自分のやりやすい方法でいいのかなと思います。

    あと弟さんが優しくてユーモアもあっていいですね。お姉さんの呟きとかチェックされててほっこりしました。
  • 和泉将樹@猫部様
    コメント本当に有り難う御座います✨

    本当にいつも何だかんだ憎まれ口を言いつつ、親身になってくれてる、有り難い奴です……
    そして、暖かい御言葉重ねて感謝致しますm(_ _)m

    うん!確かにですね✨
    何らかの形で、自分の中の何かを表現することは出来るはずだし、それは文章を書くことが出来る限りは決して失われる事は無いですもんね!

    そして……そうですよね。
    和泉様も豊富な知識を蓄えつつ行使しつつ、それを活かした凄い作品を着実に積み上げて来られてきたんですもんね✨
    そんな和泉様のお言葉は凄く励みになります!

    「継続は力なり」
    私のだいすきな言葉ですが、和泉様のお言葉を伺っているうちに、あらためてその重みを実感しました。

    そして……カクコン。そうですよね✨
    それはもっと誇りに思っても良いかもですね✨
    お言葉頂き、その重みと有難みを支えにして行けるのかも、と感じました。
    本当に有り難う御座いますm(_ _)m
  • 黒澤 主計様
    コメント本当に有り難う御座います✨
    そして、心の籠もった励ましも重ねて感謝致しますm(_ _)m

    弟はいつも憎まれ役もいとわずに、ビシッと言ってくれる大切な存在です……
    彼にどれだけ支えられたか……

    そして、有り難い体験談も本当に感謝致します(涙)
    そうか……黒澤様もその様な事があったのですね……
    黒澤様程の方がそんな事があるなら、ましてや私なんて当然ですよね(汗)
    その事実だけでも救われます。

    黒澤様のお言葉を拝見して「あ!まさに仰られるまんまだ(汗)」とうんうん頷きまくりでした!

    お言葉頂き自覚できたんですが、やはり私焦ってたんですよね(汗)
    プレッシャーもあったみたいだし。

    そうなんですよ、私の中で「さよなら、悪魔」を過剰に意識してしまい「あの作品を超えないと……」「もっと違う形の新作を書かないと」があったな……と感じてました(汗)

    まさに技術や智識をもっとつけたら変わるかな……とか、何か足りないのかな?
    何を増やすべき?とか考えたり……

    そして、そのうち小説にうっすらプレッシャーも感じ始めて怖くなっちゃって……
    それであんな書き込みをしてしまいました(汗)

    なので「新作を当分書かない!」とノートに書いてから……凄く気持ちが軽くなったんです✨
    ああ……こうしてもいいんだ、私。みたいな。

    なので、今年のカクコンも出さないと思うし、コンテストも出すつもりも無いですが、それに対してもホッとしてる自分もいたりして……

    まずは過去作品と向き合って行きつつ、密かに新作のネタを蓄える。
    そして「さよなら、悪魔」は越える超えないじゃなく、宝物な作品として大事にする。
    それだけ。
    それが本当の意味で出来そうです✨

    そして、黒澤様の言われる「自分の価値観を破壊する程のインプット」にも出会えるように、楽しんで進めたいな、と。

    色々とご助言いつもいつも……有り難う御座います(涙)
  • 紅夜チャンプル様
    コメント本当に有り難う御座います✨
    そして、嬉しいお言葉重ねて感謝致しますm(_ _)m

    いえいえ!全然ベテランなんかじゃ無いので恐縮です(汗)
    そして、色々なジャンルを書くことについて、そこまで有難いことにお言葉で肯定頂き嬉しいです✨
    紅夜様も本当に幅広いジャンルを書かれるので、そんな方からそう言って頂くと勇気づけられますm(_ _)m

    「化物みたい」なんて(汗)
    とんでも無いですよ✨
    私、紅夜チャンプル様のは場広さとクオリティの高さは尊敬しています。
    幅広く、どれも紅夜チャンプル様の個性がしっかり出ていて凄いな……と。

    紅夜チャンプル様もしっかりと自らに合った方法を確立されていて凄いな……
    私も新作をお休みすることにして、やっと今の身の丈に合った形の取っ掛かりを見つけられるかもです✨

    そして、弟!
    はい、結構口悪いけど(笑)ユーモアがあってよく笑わせてくれるんですよ!
    彼も真っ直ぐな性格で独特の魅力もあり✨
    本当に彼には感謝してるんです。
  • 紅夜チャンプル様
    追記になります。

    わたしなんかのスタイルを見て「このままでいいんだ」と思ってくださり、嬉しいです✨
    はい!
    紅夜チャンプル様はぜひそのままの形で良いと思います!!

    紅夜チャンプル様は私よりも遥かに丁寧に一作を書かれていますし、ご自分の芯も持たれてますので、ご自分の才能を十二分に発揮と切るスタイルをお持ちかと✨

    なので、ぜひぜひ胸を張りその誤字るんの信じる形を継続頂ければと……m(_ _)m
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