この時期は戦争に思いを馳せます。
我が国だけで数百万人もの死者を生んだクソとんでもない戦争。
ただその戦争をアレルギー的に拒否するのではなく、なぜそうなったのかとか、どうしてそこまでいってしまったのかとか。そういうところもしっかり検証しなきゃ、理解しなきゃと思うのです。戦争という経験をしたからこそ語れる真の平和があるはず。お題目のように戦争反対をさけぶだけじゃなく。
残念ながら世界はいまだに戦争まみれです。簡単に善悪二元論では語れない。
ただ私の主張は一貫しているのですが、子どもが犠牲になる行為はすべからく断罪されるべきだと。おしなべて悪だと。どんな理由があったとしても、すべてが、です。なぜこれがわからないのだろうな。
私は短編含め戦争をテーマにしたものをたくさん書くのだけれども、戦争が好きだから書いてるわけじゃない。戦争を肯定しているから殺し合いを書くわけじゃない。むしろ逆です。
戦争は、いえ、子どもが苦しむような行いには断固反対です。そんな世界に救いはないんです。