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賞レース用の作品を書いてみる。

 こんばんは。これから私のメイン作でもある『ダメな巫女娘に悪魔の加護を。』の更新があるのでそちらをご覧下さいという宣伝ともうひとつ、お話しておきたいことがあります。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330659401866720
 『ダメな巫女娘に悪魔の加護を。』

 まずは事の経緯をお話しておきたいと思います。

 はじめに、私にとって執筆とは仕事や学業の合間の「趣味」でしかなかったため、あまり売れるための作品というものを意識してきませんでした。
 ですが、私の作品をフォローしてくださっている方や私自身のフォロワーを見ると、ほとんどの方が何かしらの賞のための「物語」を紡いでいることがとても驚きました。
 私を含めて、我々は「小説家」ではなく、まだ何者にも成れない「書く人」であり、そんな彼らの喜びと挫折をこのようなノートを通して感じていました。そのたびに、自信を無くす方やいっそ辞めてしまう人、そして病めてしまう人をずっと見てきました。
 決してコメントやイイネのような形でフォロワーさんとは積極的に意思疎通をしようとはしません(できません)でしたが、その喜怒哀楽は痛いほどに伝わってきました。

 だから私も同じ土俵に立つことにしました。

 私もあの「痛み」を知らないときっと何者にも成れないままだと、ひどく感じました。無論、自分のやりたいことをやるという気持ちは帰るつもりはありません。ですが、やりたいことではなく自分しかやれないことをやる、そしてそれを真っ向から否定される、あるいは肯定される時の心臓が潰れそうになる思いをしないまま「書き手」を続けることはしたくないと強く思いました。

 正直なところ、気持ちの問題です。

 自主イベント用に出した作品のリンクにすら、手を伸ばしてくれないような私がどこまでやれるのかを測ることはいずれ必要だと思っていました。

 ですが、もしこれで深い傷を負えば、小説を書くこと自体を辞めてしまうのではと思い、とても怖いのです。

 自分の好きなものを否定されることほど、恐ろしいものはありません。楽しいものが年を重ねる度に一つ一つの減っていくことに怯えて暮らしたくはありません。

 ですが、否定されること、恐怖に萎縮せずに書き続ける英雄たちと同じ生き方をしていきたいのです。

 長くなりましたが、言いたいことはこれだけです。

 応援してください。それだけです。

 売れるも流行るも知らないですが、私は好きなことで好きなだけ好きにやりたい。それを細々とでいいので応援してほしいのです。

 目指す賞は「世界を変える運命の恋」です。異世界のお話は書いたことがありません。ラブコメを書いていますが、純粋な恋愛小説も書いたことがありません。ですが、私の中に構想と世界観と人物が生まれてしまった以上は、目の前のダッシュボードに向かわねばなりません。
 それでも、それが売れるのかなんてわからないんです、皆が好きだと言ってくれる自信すらもありません。ただの自分のエゴで終わるだろうとも思っています。
 情けないことにそれが何よりも恐ろしいのです。

 何度も申し上げますが、どうか私のひとつの新たな挑戦を見守っていただければと思い、このノートは締めさせていただきます。

 それでは。

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